重賞ウィナーレポート

2019年08月25日 キーンランドC G3

2019年08月25日 札幌競馬場 晴 稍重 芝 1200m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:ダノンスマッシュ

プロフィール

生年月日
2015年03月06日 04歳
性別/毛色
牡/鹿毛
戦績
国内:14戦6勝
総収得賞金
584,353,000円
ロードカナロア
母 (母父)
スピニングワイルドキャット(USA)  by  ハードスパン(USA)
馬主
(株) ダノックス
生産者
ケイアイファーム (三石)
調教師
安田 隆行
騎手
川田 将雅

 サマースプリントシリーズ第4戦「第14回キーンランドC(G3)」は新ひだか町ケイアイファーム生産ダノンスマッシュが最後の直線で力強く抜け出してスプリント重賞3勝目。昨年2着に泣いたキーンランドC(G3)の雪辱を果たすともにスプリンターズステークス(G1)へと力強い一歩を踏み出した。

 秋の大一番へむけてのスタートに選んだ函館スプリントS(G3)は、禁止薬物混入の余波を受けてまさかの競走除外。函館競馬場からケイアイファームに戻されて、再調整されることになった。

 「この馬自身にアクシデントがあったわけではないのが幸いでしたが、馬にしてみれば馬運車に乗って競馬場に行ったのに、なんでレースがないのだろうって思っていたと思いますよ」というのは同ファームの中村智幸ゼネラルマネージャーだ。

 「(帰厩後も)見た目には普段と変わりなく、イレ込んだり、逆に気が抜けるようなことはなかったですが、何しろ馬にとっては初めてのケース。本当の気持ちは馬に聞いてみないと分かりませんが、賢い馬ですから自分が置かれた状況を理解してくれたようです」と、当時の騒動を振り返ってくれた。ただし「ダノンスマッシュという馬は休み明けよりも、レースを使いながら調子をあげていくタイプ。そういう意味では今回は、当初の予定よりも長い休養明けの実戦になりましたので、夏競馬を使っている馬たちを相手にどんな競馬をしてくれるかと思っていました」。繊細なサラブレッドならではの難しさを話してくれた。

 そんな状況でもファンは1番人気に支持し、そして馬はその期待に応えてくれた。「勝ってくれたことは、本当に嬉しいです。今回はテンから激しいペースになって休み明けの馬には厳しい競馬。やはりレース間隔が空いた分、手応えの割には、少しだけ反応が鈍かったように見えましたが、川田騎手が落ち着いて対処してくれたと思います。そんな状況でも、こうして結果を出してくれたことに、この馬の可能性を感じました」と、しっかりと結果を出してくれた愛馬を心強く思っている。

 そして、いよいよこの秋はダノンスマッシュにとって2度目となるG1獲りへの挑戦がスタートする。「以前にも申し上げたと思いますが、この馬は3歳時よりも古馬になってからと期待していた馬です。今のダノンスマッシュでも、まだ完成形ではないと思っています。もちろん勝ってくれたら一番嬉しいのですが、とにかく先に繋がるようなレースをして欲しい」と期待している。