重賞ウイナーレポート

2018年11月25日 京阪杯 G3

2018年11月25日 京都競馬場 晴 良 芝 1200m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:ダノンスマッシュ

プロフィール

生年月日
2015年03月06日 03歳
性別/毛色
牡/鹿毛
戦績
国内:10戦4勝
総収得賞金
165,756,000円
ロードカナロア
母 (母父)
スピニングワイルドキャット(USA) by ハードスパン(USA)
馬主
(株) ダノックス
生産者
ケイアイファーム (三石)
調教師
安田 隆行
騎手
北村 友一

 歴代勝ち馬にはロードカナロアやハクサンムーンも名を連ねる暮れの別定重量の短距離重賞「第63回京阪杯(G3)」は11月25日に京都競馬場で行われ、新ひだか町ケイアイファーム生産ダノンスマッシュが1番人気に応えて優勝。デビュー10戦目で初重賞タイトルを手中にした。ケイアイファーム生産馬の重賞勝利は3月の弥生賞(G2)(勝ち馬ダノンプレミアム)に続いて2勝目。距離が1200mに短縮された2006年以降、3歳馬による京阪杯(G3)優勝は12年のハクサンムーン以来となった。

 2400mで2分20秒6という衝撃的なレコードタイムが記録されたジャパンC(G1)から約30分後。同じロードカナロア産駒のダノンスマッシュが芝1200mの京阪杯(G3)で古馬を一蹴した。

 ロードカナロア、そしてダノンスマッシュの生産牧場であるケイアイファームの中村智幸ゼネラルマネージャーは「(ロードカナロアは)自身のスピードを産駒に伝えてくれるのですが、レース中に決してムキにならず、ジョッキーからのゴーサインを待てるのが最大の長所だと思っています。今回もインコースを狙ったジョッキーの指示に馬が上手に応えてくれました」と相好を崩している。

 ダノンスマッシュは、父ロードカナロア、母スピニングワイルドキャット(その父ハードスパン)。3歳3月に米・タンパベイダウンズ競馬場の芝8.5F戦で勝ち上がっている母スピニングワイルドキャットは、名種牡馬ウォーチャントの半妹であり、米3歳牝馬チャンピオンにもなったハリウッドワイルドキャットの愛娘という血統。

 同馬の育成も担当した同マネージャーは「馴致から育成へと進める中で、手がかかった記憶はほとんどありません。当時から背中の柔らかさや綺麗なフットワークなどに光るものがありましたが、乗り出した頃はまだちょっと頼りないというか、力強さに欠けるようなところもありました。

 それでも2歳9月にデビューした同馬は2戦目に芝1400m戦で初勝利。10月には同距離のオープン特別「もみじS」を快勝する。

 その後、朝日杯フューチュリティS(G1)からNHKマイルC(G1)までマイル路線を歩み、夏からはスプリント路線へと矛先を変えて素質を一気に開花させる。準オープン特別で古馬を一蹴すると、キーンランドC(G3)は2着。一息いれた京阪杯(G3)で並み居る強豪から顔色を奪った。

 「まだ成長途上の馬ですから、伸びしろはたっぷりあると思っています。このあとは一息入れることになると思いますが、どこまで強くなってくれるか本当に楽しみです」と期待に胸を膨らませている。