重賞ウィナーレポート

2017年03月18日 ファルコンS G3

2017年03月18日 中京競馬場 曇 良 芝 1400m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:コウソクストレート

プロフィール

生年月日
2014年02月27日 03歳
性別/毛色
牡/鹿毛
戦績
国内:5戦3勝
総収得賞金
61,484,000円
ヴィクトワールピサ
母 (母父)
メジロアリス  by  アドマイヤコジーン
馬主
野崎 昭夫
生産者
レイクヴィラファーム (洞爺湖)
調教師
中舘 英二
騎手
戸崎 圭太

   中京競馬場を舞台に行われる3歳馬によるスプリントレース「第31回中日スポーツ賞ファルコンステークス(G3)」は、洞爺湖町のレイクヴィラファーム生産で3番人気コウソクストレートが最後の直線で鋭く伸びて優勝。重賞初勝利を記録した。レイクヴィラファームにとっては2014年の青葉賞(G2)(勝ち馬ショウナンラグーン)以来の中央重賞勝利で通算2勝目。父ヴィクトワールピサにとっては昨年の桜花賞(G1)(勝ち馬ジュエラー)以来の勝利で通算2勝目。初年度産駒から2世代連続の重賞勝ち馬輩出となった。

   レイクヴィラファームは、2011年に閉鎖されたメジロ牧場を引き継ぐ形でスタートした、比較的新しい牧場だ。

   同牧場の岩崎義久さんは「中京競馬場で野崎オーナーと一緒に観戦することができました。シンザン記念(G3)も期待していたのですが、道悪競馬に大外枠と色々な不利が重なって力を発揮することができませんでしたので、今回は内心期するものがありました。中舘先生から調子は良いと聞いていましたが、ゴール前は力が入りました。この勝利は野崎オーナーにとっても初めての重賞勝利。その瞬間に立ち会うことができて、本当に嬉しいです」と会心の勝利に笑顔が弾けた。

   「母のメジロアリスという馬は2歳夏に新馬戦に勝って、新潟2歳S(Jpn3)やフェアリーS(Jpn3)に駒を進めた馬ではあるのですが、馬格に恵まれない馬でした。初仔も小柄だったために、しっかりした馬格を持つヴィクトワールピサを配合して生まれたのが本馬です。生まれたときから手応えは感じていたのですが、半兄が競馬で良い結果を残せなかったことも含め、やや自信を失いかけていた時期もありました」と牧場時代を振り返る。

   しかし、セレクトセールで野崎昭夫オーナーと巡り会い、ノーザンファーム空港牧場での育成で頭角を現してくる。新馬、特別戦を連勝。京王杯2歳S(G2)でも後方から鋭く追い込み4着。今回、乗り慣れた戸崎騎手に手綱が戻って重賞タイトルを手中にすることができた。

   「(同じレイクヴィラファームの生産馬で青葉賞(G2)に勝った)ショウナンラグーンも空港牧場の育成馬なんです。相性が良いのかもしれませんけれども、ショウナンラグーンはメジロドーベルの孫でした。コウソクストレートはメジロラモーヌの玄孫に当たります。古い、メジロ時代の血統ですが、こうして結果を出してくれることで牝系を繋いでいくことができる。それも嬉しい限りです。次はNHKマイルカップ(G1)と聞いています。G1の舞台でも頑張ってほしいと願っています」とエールを送っている。