重賞ウイナーレポート

2007年09月02日 小倉2歳S Jpn3

2007年09月02日 小倉競馬場 小雨 良 芝 1200m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:マルブツイースター

プロフィール

生年月日
2005年04月04日 02歳
性別/毛色
牡/鹿毛
戦績
国内:3戦2勝
総収得賞金
87,435,000円
サクラバクシンオー
母 (母父)
ミスイースター by ウォーニング(GB)
馬主
大澤 毅
生産者
ガーベラパークスタツド (浦河)
調教師
中尾 正
騎手
和田 竜二
  • 早速届いた優勝肩掛けを間に本巣社長と長男の拓哉さん
    早速届いた優勝肩掛けを間に本巣社長と長男の拓哉さん
  • 母ミスイースター、当歳と本巣社長、スタッフの黒須さん
    母ミスイースター、当歳と本巣社長、スタッフの黒須さん
  • 半妹の当歳(父フジキセキ)
    半妹の当歳(父フジキセキ)
  • 分場は海の見える丘の上にある
    分場は海の見える丘の上にある
 生産牧場のガーベラパークスタッド(浦河町西幌別)にとって重賞初制覇となった本馬の快挙に牧場は喜びに包まれている。
 先代の本巣進務(のぶちか)さんから牧場を引き継いだ現社長の俊光さんにとっては、活躍馬を出しながらも中央重賞優勝までは一歩届かず、歯がゆい思いを続けていたようだ。
 その1頭で、現在活躍中の生産馬スーパーホーネット(牡 4歳、朝日杯FS 2着、皐月賞・日本ダービーにも参戦)には重賞初制覇の期待を掛けながらも惜敗を続けていただけに、本馬の優勝にはホッとした表情も伺える。
 同牧場の本場は、西幌別の天馬街道沿いにあり、同町月寒には太平洋を雄大に臨める分場を持つ。30ヘクタール程の牧場で本巣俊光・龍子さん夫妻と長男の拓哉・朋美さん夫妻、従業員の黒須さんが10頭の繁殖牝馬を飼養している。

 レースの日、小倉競馬場に行きオーナーの大澤毅氏と応援していた本巣さんは「栗東の坂路で51秒台の走りを見せ、レース前から期待されていた馬です。パドックでも、トモや胸前の筋肉の張りがよく状態は良さそうでしたよ。折り合いがついて4角から状態の良い外のコースにスッと入って、レールに乗ったように抜け出た時には‘いける’と思い、オーナーと一緒に立って叫びました。和田騎手は素晴らしいレース展開を見せてくれましたね。重賞は、すべてに恵まれて勝てるものなのでしょうね。ようやくの重賞制覇で嬉しいです。」と満面の笑みを浮かべる。

 本馬は「究極の短距離馬をつくりたいと臨んだ血統配合」と語る本巣さん。
 母ミスイースターはウォーニング(産駒に短距離のスペシャリスト、スプリンターズSのカルストンライトオ、高松宮記念のサニングデールなど)が肌に入り、兄にトウカイパルサー(父トウカイテイオー 愛知杯)を持つ本巣さんがお気に入りの繁殖牝馬。そこに馬力抜群のサクラバクシンオーを配合したという。
 本馬は2番仔だが、幼駒の時から人の言う事を理解する頭の良い仔だったそうだ。
 半姉の現役馬ダイメイザバリヤル(3歳 父ダンスインザダーク)も中央で1勝を上げており、半妹の当歳(父 フジキセキ)は思いどおりの巾のある仔が生まれ本巣さんの期待を膨らましている。今年は、ダーレージャパンのスターホース、ファンタスティックライトを配合したそうで、クラシックディスタンスへの挑戦も伺える。

 物腰が優しく明るい本巣さんは、長年、地域の軽種馬振興会会長を勤め今年は日高軽種馬農協の役員に就任し、本馬の活躍で、自らリーダーとしての規範を示したことになる。
 生産者としては「仔が生まれて2~3週間で、人の手の内に入れることが大事ですね。人と馬とのコミュニケーションを大事にしています。」と語る本巣さん、牧場の雰囲気は大変明るい。

 ここで、是非紹介したいのが長男拓哉さんの奥さん(朋美さん)が発信しているガーベラパークスタッドのホームページだ。本州の大学を卒業して嫁いで来た朋美さんの牧場や馬を愛する心が温かく伝わり、しっかりとした構成の中で、牧場の写真を入れたブログ「牧場わかばだより」など心の癒されるものだ。
 もちろん、本馬の出走に掛ける期待や、優勝時の様子なども紹介されている。
 是非ご覧下さい。

ガーベラパークスタッドのホームページはこちら
ガーベラパークスタッド