重賞ウイナーレポート

2004年10月17日 府中牝馬S G3

2004年10月17日 東京競馬場 晴 良 芝 1800m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:オースミハルカ

プロフィール

生年月日
2000年04月02日 04歳
性別/毛色
牝/鹿毛
戦績
国内:15戦6勝
総収得賞金
300,232,000円
フサイチコンコルド
母 (母父)
ホッコーオウカ by リンドシェーバー(USA)
馬主
山路 秀則
生産者
鮫川 啓一 (荻伏)
調教師
安藤 正敏
騎手
川島 信二
  • 母ホッコーオウカ
    母ホッコーオウカ
  • 鮫川社長と当歳の全弟
    鮫川社長と当歳の全弟
 前走クイーンSに続く本馬の重賞連覇に鮫川啓一牧場(浦河町野深・当HPクイーンSで紹介)は喜びに沸き立つ。鮫川社長はレース当日、東京競馬場へ応援に駈け付けた。「レース前のパドックでの本馬は身が入っている様子で、体重も-2kgということで調子が良さそうでした」と期待を持って観戦したという。直線で2着馬メイショウバトラーとの凄まじい叩きあいを首差指しきった勝負根性には「彼女(本馬)は、ただひたすらに走る仔で、結果として首差での勝利になったのでしょう。このひたむきさが彼女の良い所です。今回は東京競馬場で勝ってくれたのが嬉しいですね。感激しましたよ」と讃える。前回の札幌では味わえることの出来なかった感動があったようだ。

 この本馬のひたむきな姿にファンも多く、東京競馬場には東京はもとより関西からもファンの方が応援に来てくれた。東京に居られる鮫川社長の姉夫婦の二家族も参加して、優勝確定がでるとみんなで大騒ぎになったようだが、鮫川社長は「ファンの人たちが喜んでくれる姿を見て、また嬉しくなりましたね。本当に有難いことです」と感謝する。

 本馬の母ホッコーオウカ(母の父リンドシェーバー)は健康で仔だしの良い逞しい母親、今も元気いっぱいだ。嬉しいことに本馬の半弟のオースミグラスワン2歳(父グラスワンダー)が同日の新馬戦を優勝で飾り喜びが重なる。また1歳の半弟(父エルコンドルパサー)は引き続き育成中で、当歳の全弟はまもなく離乳となる。

 スターリングモアから引き継がれる血統の、母ホッコーオウカのファミリーに生まれた本馬は、怪我から立ち上がり再び走り続ける。鮫川社長は「彼女(本馬)の姿には私自身も勇気付けられています。同じ想いでファンの方も応援してくれるのでしょう」と思いやる。鮫川一家、ホッコーオウカ親子、全国の本馬のファンがまとまり、大きなファミリーとなっている。 第52回府中牝馬S(GIII)は、フサイチコンコルド産駒のオースミハルカ(川島信二騎手)が、2番手追走からゴール前鮮やかに差し切って優勝。前走クイーンS(GIII)に続き重賞連覇を果たし、通算成績を15戦6勝(重賞4勝)とした。