重賞ウイナーレポート

2020年09月13日 セントウルS G2

2020年09月13日 中京競馬場 晴 良 芝 1200m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:ダノンスマッシュ

プロフィール

生年月日
2015年03月06日 05歳
性別/毛色
牡/鹿毛
戦績
国内:19戦9勝
総収得賞金
450,531,000円
ロードカナロア
母 (母父)
スピニングワイルドキャット(USA) by ハードスパン(USA)
馬主
(株) ダノックス
生産者
ケイアイファーム (三石)
調教師
安田 隆行
騎手
三浦 皇成

 サマースプリントシリーズの最終戦であると同時に、秋に中山競馬場で行われるスプリンターズS(G1)への優先出走権を賭けた「第34回産経賞セントウルS(G2)」が9月13日、中京競馬場芝1200mコースで行われ、三浦皇成騎手騎乗の1番人気ダノンスマッシュが早め先頭に立ちそのまま他馬に1度も並ばせることなく優勝。6つめの重賞タイトルに輝いた。

 ダノンスマッシュの生まれ故郷は、新ひだか町のケイアイファーム。1987年創業と比較的新しい牧場ではあるが、生産から育成、休養までを兼ねる総合牧場で、年度代表馬ロードカナロアや最優秀2歳牡馬ダノンプレミアム、ダノンバラードなど多くの活躍馬を送り出してきた。

 ダノンスマッシュにとって悲願ともいえるG1タイトルへと向かううえで、中村智幸マネージャーは「安田記念(G1)のあとは、牧場に戻してリフレッシュさせていました。この馬自身5歳秋を迎えて完成形に近づいていると思いますし、ケガとか故障があったわけではないので、調整に苦労したということはありませんでした。春シーズンの疲れを癒し、そして秋にむけて良い状態で送り出すことがテーマでしたから、そういう意味では良い夏休みを送ることができたと思っています」と、レースを終えてほっとしたような表情で話してくれた。

 レースについては「今までも休み明けで結果を出してくれる馬ですし、とくに心配していませんでした。ただ、昨年はキーンランドC(G3)からスプリンターズS(G1)というローテーションでしたが、今回は中2周となるセントウルS(G2)をステップレースに選びましたので、消耗の少ないレースであってほしいなと思っていました」。外枠16番からダッシュ良く飛び出して、好位を追走。最後は楽に抜け出して、力の差を見せつけるようなレース内容には満足そうだ。

 香港遠征後、スタートで後手を踏んでしまうケースもあったが、近走ではそれも解消され、この勝利で胸を張ってG1競走の舞台へと足を運ぶことになる。昨年は春の高松宮記念(G1)、秋のスプリンターズS(G1)ともに1番人気に支持されながらも4着、3着とあと一歩で涙を飲んだ。そればかりか、いつの間にかG1挑戦も8度目となった。

 「ロードカナロアのときも、G1競走というのは楽に勝てるものではないと思っていましたし、その思いは変わりません。でも、この馬ではとくにそれを思い知らされています。勝ってフロックと言われないだけの能力はあると思いますので、何とか悔いのないような競馬をして欲しいと思います」とエールを送っている。