2017年05月13日 京王杯スプリングC G2
優勝馬:レッドファルクス
プロフィール
- 生年月日
- 2011年04月12日 06歳
- 性別/毛色
- 牡/芦毛
- 戦績
- 国内:20戦9勝
- 総収得賞金
- 469,240,000円
- 母 (母父)
- ベルモット by サンデーサイレンス(USA)
- 馬主
- (株) 東京ホースレーシング
- 生産者
- 社台ファーム (千歳)
- 調教師
- 尾関 知人
- 騎手
- M.デムーロ
スプリントG1の秋春制覇こそ果たせなかったレッドファルクスであるが、それでも昨年末の香港スプリント(G1)以来となるレースで、0秒3差の3着と自力の高さを証明。その事実を勝利という結果でも証明したのが、京王杯スプリングカップ(G2)となった。
「高松宮記念(G1)の後は、1か月程こちらで調整しました。筋肉疲労こそ見られましたが、深刻なダメージはなく、スムーズに立ち上げることができました」とは社台ファーム山元トレーニングセンターの上水司調教主任。芝、ダートの双方でオープン勝ちと、「二刀流」の活躍を見せるレッドファルクスだけに、前走の後はかしわ記念(Jpn1)に使うプランもあったというが、京王杯スプリングカップ(G2)から安田記念(G1)へと向かうローテーションを選択する。
「京王杯スプリングカップ(G2)では58㎏の斤量を背負わされることになりましたが、それでも、今のレッドファルクスならいいレースを見せてくれると思っていましたし、状態も良く送り出すことができたので期待を持っていました」
ただ、馬場には雨が降り続き、前走の高松宮記念(G1)での走りからして、決して芝の重馬場が向いているとは言えないレッドファルクスではあったが、メンバー中上がり最速となる3ハロン33秒7の末脚で一気に突き抜けてみせる。
「馬場が渋ったときには厳しい戦いになると覚悟をしていましたが、胸のすくようなラストの伸び脚でしたね」
距離が1ハロン伸びた安田記念(G1)でも3着に入着。この後は連覇をかけたスプリンターズS(G1)への出走を目指していくが、「二刀流」の万能さに加えて、安定感も備えた今のレッドファルクスなら、連覇の可能性は十二分にあると言えるだろう。