重賞ウィナーレポート

2014年09月28日 神戸新聞杯 G2

2014年09月28日 阪神競馬場 晴 良 芝 2400m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:ワンアンドオンリー

プロフィール

生年月日
2011年02月23日 03歳
性別/毛色
牡/黒鹿毛
戦績
国内:10戦4勝
総収得賞金
372,681,000円
ハーツクライ
母 (母父)
ヴァーチュ  by  タイキシャトル(USA)
馬主
前田 幸治
生産者
株式会社 ノースヒルズ (新冠)
調教師
橋口 弘次郎
騎手
横山 典弘

 三冠クラシック最終戦「菊花賞(G1)」へ向かう重要なステップレース、第62回神戸新聞杯(G2)は新冠町ノースヒルズ生産のワンアンドオンリーが後方待機策からのロングスパート戦法で優勝。春の日本ダービー(G1)に続く重賞2連勝。ダービー馬の神戸新聞杯(G2)制覇は、2011年のオルフェーヴル以来3年ぶり5頭目。1番人気の優勝は11年のオルフェーヴル、12年のゴールドシップ、13年のエピファネイアに続く4年連続優勝となった。

 「夏の間は、大山ヒルズで秋に備えていました。ひとことで言うなら順調。脚元も含め、悪いところがまったくない状態での休養でしたし、ダービー(G1)のあと、また背が伸びたようにまだまだ成長途上の馬です。成長を妨げないように、そして疲れを残さないように秋を迎えるのがテーマでした。今回、ゴール前の激しい競り合いを制したのは、この馬の充実を示すものであると同時に、ダービー馬の意地だったような気がします」というのは、神戸新聞杯(G2)当日、阪神競馬場で愛馬に声援を送った大山ヒルズの齋藤慎マネージャーだ。後方待機策からのロングスパート。ワンアンドオンリーは、その名前のとおりどの馬よりも長い距離を走り、どの馬のよりも早く残り800mを駆け抜けのちに、壮絶なデッドヒートを制して先頭でゴールへと飛び込んだ。

 「休み明けの1戦でしたが、パドックでも落ち着いていて、とてもよい状態に見えました。鞍上も乗り慣れている横山騎手ですから、どんなレースをしてくれるのか楽しみにしていたのですが期待以上のレースでした。と喜んでいる。

 ワンアンドオンリーは父ハーツクライ、母ヴァーチュ(母の父タイキシャトル)という血統。皐月賞馬ノーリーズンや米2歳牝馬チャンピオンのアルゼア、JRA賞最優秀3歳牝馬ヤマニンパラダイスなどと同じ名門ファミリーだ。

 デビュー3戦目に初勝利をあげ2歳暮れのラジオNIKKEI杯2歳S(G3)で重賞初勝利。皐月賞(G1)は4着だったものの、好位を進んだ日本ダービー(G1)で世代の頂点にたった。

 「デビュー前から高い素質を感じさせる馬でしたが、良い意味でのゆるさを持ち合わせ、距離が伸びた方が良い馬だと思っていました。それから、競馬を使いながら調子をあげていくタイプ。大山ヒルズでの坂路調教での息遣いなどから距離に対する心配はほとんどないと考えていますので、菊花賞(G1)が楽しみですし、まだまだ先のある馬だと思いますのでどこまで成長してくれるのかも楽しみです」と声を弾ませている。