重賞ウィナーレポート

2013年01月19日 京都牝馬S G3

2013年01月19日 京都競馬場 晴 良 芝 1600m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:ハナズゴール

プロフィール

生年月日
2009年04月24日 04歳
性別/毛色
牝/栗毛
戦績
国内:12戦5勝
総収得賞金
145,267,000円
オレハマッテルゼ
母 (母父)
シャンハイジェル  by  シャンハイ(USA)
馬主
M.タバート
生産者
不二牧場 (荻伏)
調教師
加藤 和宏
騎手
浜中 俊

 ヴィクトリアマイル(G1)へのステップレース、第48回京都牝馬S(G3)は、圧倒的な1番人気になったハナズゴールが道中十分な手ごたえから直線はインコースを突いて抜け出して優勝。昨年のチューリップ賞(G3)に続いて2つめの重賞タイトルを手中にした。

 同馬を生産した不二牧場は昭和30年創業。名ジャンパーのフジノオーや南関東の強豪テツノカチドキ、日本ダービー(G1)3着馬フジノフウウンやそのフジノフウウンの仔で朝日杯3歳S(G1)3着のブリザードなどを送り出している。

 同牧場の藤井一雄社長は、自宅のテレビで観戦していたという。「期待し、応援に出向いた秋華賞(G1)が案外の結果でしたので、ゲン担ぎの意味も含めてテレビで応援していました。よい状態に仕上げてくれた調教師に感謝したいですし、浜中騎手も素晴らしい騎乗だったと思います。それにしても強い競馬でしたね」と感想を語ってくれた。

 「母親シャンハイジェルに何を配合しようかと考えていた時に、出会ったのがオレハマッテルゼでした。何度もイーストスタッドに足を運んで実馬を見せてもらいました。素晴らしい筋肉の持ち主で、ハナズゴールもそういったところを受け継いでいると思います」と牧場時代を思い出しながら「大きな馬ではなかったですが、とにかく元気で健康な馬でした。のびのび育てたいと思い、頭数を少なくし、広い放牧地に昼夜を問わずに放していたのですが、それがこうした結果に結びついたとしたら嬉しいです」と話している。

 「健康で丈夫な馬」。それは長年オーナーブリーダーとして競馬に携わってきた藤井社長が掲げる目標のひとつだ。「どんなに能力があっても、順調に競馬を使えない馬はその能力を生かすことができません。馬が勝ってくれるのはもちろん嬉しいのですが、競馬に使えるというのはオーナーとしては楽しいものです」と言い「オレハマッテルゼの仔ということもあって、早い時期には過度な負担を馬に与えないように育ててきたつもりです」と、その成長ぶりに目を細めている。

 「地味な血統に見えるかもしれませんが、母系は世界でも繁栄している名門ファミリーで、父はサンデーサイレンスのG1ウイナーです。これからは相手も強くなると思いますが、父親がそうだったように、まだまだ成長してくれる馬だと思いますので頑張ってほしいと思います」とエールを送っている。