2011年07月24日 函館記念 G3
優勝馬:キングトップガン
プロフィール
- 生年月日
- 2003年04月24日 08歳
- 性別/毛色
- 牡/鹿毛
- 戦績
- 国内:36戦7勝
- 総収得賞金
- 196,417,000円
- 馬主
- 池田 豊治
- 生産者
- 北星村田牧場 (新冠)
- 調教師
- 鮫島 一歩
- 騎手
- 横山 典弘
夏の函館開催を代表する伝統の一戦、第47回函館記念(G3)は、4番人気のキングトップガンが先に抜け出したマヤノライジンをクビ差捉えて目黒記念に続く重賞連勝を飾った。
マヤノトップガン産駒のワンツー、8歳で重賞連勝を果たした“古豪”は未だ成長を続けていることを証明した。
キングトップガンの故郷は新冠町の北星村田牧場。目黒記念(G2)優勝時に北海道で走るのなら現地へ応援に行きたいと話していた村田さん親子だったが、父春末さんは怪我で入院中、病院のベッドの上でテレビ観戦。留守を守る息子の洋平さんもまた、牧場業務に追われ現地応援は叶わなかった。
「出産、種付けの繁忙期が終わっても、牧草の刈り取り、日々の馬の世話でなかなか手が離せなくて・・・函館に行くとなれば1日がかりになってしまいますからね」と残念そうな洋平さん。それでも「目黒記念(G2)の時より落ち着いてレースを見守ることができましたよ。周りから“連勝するなんてスゴイね”と祝福の言葉をいただきましたし、自分もそう思います」と生産馬を讃えた。
洋平さん曰く、悍性の強い母、グリタリングフラワは「牧場で一番キツい馬。毎日触って信頼関係を築いた人間しか寄せ付けないタイプです。母が強烈すぎて幼少時のキングトップガンの記憶はあまりないのですが、あの末脚を見ていると母から受け継いだ悍性の強さを勝負所で発揮するのかも知れませんね。2度の長期休養を辛抱してくれたオーナー、大事にしてくれている調教師の先生、人に恵まれて今の活躍があると思っています。これからも皆さんの期待に応えて頑張って欲しい」と話した。
次走は札幌記念(G2)への出走を表明しているキングトップガン。サマー2000シリーズの王者を目指す。