2011年06月12日 エプソムC G3
優勝馬:ダークシャドウ
プロフィール
- 生年月日
- 2007年02月17日 04歳
- 性別/毛色
- 牡/栗毛
- 戦績
- 国内:8戦4勝
- 総収得賞金
- 375,267,000円
- 母 (母父)
- マチカネハツシマダ(USA) by Private Account(USA)
- 馬主
- 飯塚 知一
- 生産者
- 社台ファーム (千歳)
- 調教師
- 堀 宣行
- 騎手
- 福永 祐一
全3勝をこの舞台で上げている、まさに東京巧者。前走の産経大阪杯(G2)での2着からしても、1番人気も納得がいくダークシャドウではあったが、それにしても重賞馬たちを相手にしながら2着馬に2馬身半差を付けての勝利は、まさに完勝の一言だった。
「これまでの成績からしても、府中は走りますから楽しみにしていたのですが、こんなにあっさり勝ってくれるとは…」と驚きを隠さずに話してくれたのは、社台ファーム調教主任の東礼治郎さん。
デビューは3歳の4月と遅くなったダークシャドウではあるが、育成時の動きには、東さんをうならすだけのものがあった。
「育成期から父のダンスインザダークに似た背中の良さがあり、綺麗なキャンターをする馬でした」
デビュー戦の3歳未勝利、続く500万下を連勝と、いきなり能力の高さを証明したにも関わらず、4歳夏の時点でまだ8戦目と出走回数は少ない。
「3歳時のセントライト記念(G2)を敗れた後、思い切って休養に入ったことが今の躍進に繋がっている気がします。期待馬だからこそ、この敗戦のショックを払拭すべく、続戦したくなるところを、心身共の成長を見越してグッと我慢した、飯塚オーナーと堀調教師の采配に敬服するばかりです」
この後はリフレッシュのために、再度、休養へと入ったダークシャドウ。休養で蓄えた力をレースで発揮している印象もある中、復帰戦はどれほどパワーアップしているのかも非常に興味深い」
「自分としてもまだ、これからの馬だと思っているだけに、本格化した時にはどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。この秋が本当に楽しみです」