2011年06月12日 CBC賞 G3
優勝馬:ダッシャーゴーゴー
プロフィール
- 生年月日
- 2007年03月22日 04歳
- 性別/毛色
- 牡/鹿毛
- 戦績
- 国内:15戦5勝
- 総収得賞金
- 324,445,000円
- 母 (母父)
- ネガノ(CAN) by Miswaki(USA)
- 馬主
- 芦田 信
- 生産者
- 下河辺牧場 (門別)
- 調教師
- 安田 隆行
- 騎手
- 川田 将雅
阪神競馬場で行われた第47回CBC賞(G3)は、58.5キロのトップハンデをものともせず、ダッシャーゴーゴーが逃げ粘る昨年の勝ち馬ヘッドライナー以下を差しきり優勝。1番人気に応え、重賞3勝目を飾った。
「元々大人しい馬なのに、前走(高松宮記念(G1)4位入線、11着降着)はパドックの段階で気合いが入りすぎていて、馬体はこれ以上ないくらいに仕上がっていたけど気負いすぎていたと思います。今回は良い意味で力が抜けていい感じに見えましたよ」と競馬場で応援していた下河辺行雄さんの目にはいつも通り、好調を維持しているダッシャーゴーゴーの姿が映っていた。
そして直線「4コーナーをまわってうまく抜け出せれば勝てる」と信じ、声援を送っていた行雄さんの目の前で、次々と他馬を抜き去り先頭でゴール。「終わってみれば理想的な展開でしたね。あの斤量を背負って、最後きっちり差しきる。強い勝ち方をしてくれました」と喜びを噛みしめた。
ダッシャーゴーゴーの母ネガノは今年、全妹になる父サクラバクシンオーの牝馬を出産。
兄の当歳時によく似ているという。「ネガノは種牡馬の特長を引き出す傾向にあり、どの産駒も外見は父似に出ますが、内面は物怖じせず、いつもドンと構えている母の性格を受け継いでいます。ダッシャーゴーゴーも例に漏れず、外見的には大きく目立ってましたが、全く手のかからない子馬でしたし、今年の当歳も同じ雰囲気を持っているので成長が楽しみなんです」。
サマースプリントシリーズには参戦せず放牧へ。秋の大目標は昨年2位入線後4着降着となったスプリンターズS(G1)。昨年の雪辱を果たし、堂々と真の王者に輝いてほしい。