重賞ウィナーレポート

2010年06月13日 CBC賞 G3

2010年06月13日 京都競馬場 雨 稍重 芝 1200m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:ヘッドライナー

プロフィール

生年月日
2004年05月17日 06歳
性別/毛色
せん/鹿毛
戦績
国内:25戦7勝
総収得賞金
196,856,000円
サクラバクシンオー
母 (母父)
ヘバ(USA)  by  Nureyev(USA)
馬主
(有) 社台レースホース
生産者
(有)社台コーポレーション白老ファーム (白老)
調教師
西園 正都
騎手
幸 英明
 通算25戦目での、待望の重賞制覇。近親にトゥザヴィクトリー(エリザベス女王杯(G1))といった活躍馬の名前が並ぶブラックタイプに、ヘッドライナーが黒の太文字を刻み込んだ。

 「馬場が悪かったことも、前でレースを進めていくこのうまにとって見方してくれたのかな?という印象もありますね」とは石垣節雄繁殖主任。白老ファームを巣立った生産馬のほとんどを見てきた石垣さんではあるが、実はこのヘッドライナーだけは、あまり印象に残っていないのだという。

 「母ヘバの産駒はあまり携わったことがないんですよね。今、牧場にはヘッドライナーの兄弟となる、ヘバの産駒が牝馬となって多く血を残しているので、その馬たちの話はできるのですが」と石垣さんは苦笑いを浮かべる。

 それでもヘバという繁殖は、あまり接したことがないという石垣さんにとっても強く印象を残している馬らしい。「とにかく一癖も二癖もある馬でしたね。子供を産んだ後、乳搾りをするために近寄っていったことがあるのですが、近寄らせないどころか、体に触らせようともしなかったほどです」(石垣さん)

 現在、セン馬となっているヘッドライナーだが、それも母ヘバのエピソードを聞くと納得のいくところでもある。

 これまで重賞では高松宮記念(G1)の7着が最高着順。そう書いてしまうと、重賞の壁に幾度も阻まれてきた印象を持ってしまうが、石垣さんはこの高松宮記念(G1)で、重賞でもなんとかなるのかも知れないという手応えを掴むようになった。

 「着順こそ7着でしたが、途中まではひょっとしたらと思わせてくれました。あのメンバーを相手に、ゴール前まで善戦(1着馬とは0秒3差)したのですから、やはり力もついていたのでしょう」(石垣さん)

 オープン初勝利をあげた尾張S以降、逃げる脚質も定着。安定した走りを見せているところもまた、父サクラバクシンオーを彷彿とさせるようになってきた。

「現在の完成度や脚質など、また短距離の重賞でチャンスがありそうな気もしています」と石垣さん。

 また、ヘッドライナーについては、この取材で話を聞く機会も出てきそうだが、その時には当時を知るスタッフにご同行をお願いすることにしよう。