2010年05月08日 京都新聞杯 G2
優勝馬:ゲシュタルト
プロフィール
- 生年月日
- 2007年02月25日 03歳
- 性別/毛色
- 牡/鹿毛
- 戦績
- 国内:6戦2勝
- 総収得賞金
- 209,891,000円
- 母 (母父)
- エンドレスウェルズ by エンドスウィープ(USA)
- 馬主
- 畑佐 博
- 生産者
- 細川農場 (新冠)
- 調教師
- 長浜 博之
- 騎手
- 池添 謙一
日本ダービー(G1) への出走権をかけたトライアルレース、京都新聞杯(G2)は、3番人気のゲシュタルトが先に抜け出したコスモファントムをゴール手前で捉え、重賞初制覇を飾った。
同馬を生産したのは新冠町の細川農場。現代表の細川博之さんで3代目を数える老舗牧場は、先代の功一さんが生産したドウカンヤシマ(京都金杯(G3)など重賞2勝)以来、23年振りの重賞制覇となった。
代が変わり12年。現在は博之さんと妻の賀代子さん、功一さん、賀代子さんの妹の典子さんの大人4人加え、娘の映里香さん(中3)、千恵さん(小6)、由妃さん(小4)、そして甥っ子で騎手を志し、牧場修行に来ている三津谷隼人くん(中2)の8人で、自己馬5頭と9頭の預託馬を切り盛りしている。
レース当日は朝から種付けに厩舎作業と世話しなく動いていた博之さん。ようやく座れたのはレース出走時間ギリギリ。すでに親戚など10人ほどが集まり、居間にスタンバイしていたそう。「レースがはじまったらもう座っていられなくて。直線グイグイ伸びて来た時は全員立ち上がって、叫んで実況が全く聞こえませんでしたよ。自分の代で重賞勝ち馬が出せたことは本当に嬉しいです」と満面の笑みを浮かべた。
ゲシュタルトの母、エンドレスウェルズは不出走のまま引退。2歳秋には繁殖牝馬として細川農場へやって来た。「血統だけで購入を決めたので、実際馬を見たら大柄だけど形のいい馬じゃなくて…。それで見栄えのする、線の奇麗な種牡馬と配合していきました」。そして誕生したのが見栄えのするマンハッタンカフェ産駒、ゲシュタルト。
「生まれ落ちも立派でしたし、牡馬だとわかったときはやった!と思いました。ヤンチャで悪さばかりする子馬でしたが、臆病なところもあって、とにかく気を遣って育てたことを覚えています」と博之さんは当時を振り返った。
「臆病が故に気性の問題でなかなか勝ち星に恵まれませんでしたが、スプリングS(G2)2着以降、馬が競馬を覚えたというか、上手になった印象を受けます。本番のダービーは競馬場へ応援に行きます!」と夢の大舞台に挑む生産馬の活躍に胸躍らせている。
同馬を生産したのは新冠町の細川農場。現代表の細川博之さんで3代目を数える老舗牧場は、先代の功一さんが生産したドウカンヤシマ(京都金杯(G3)など重賞2勝)以来、23年振りの重賞制覇となった。
代が変わり12年。現在は博之さんと妻の賀代子さん、功一さん、賀代子さんの妹の典子さんの大人4人加え、娘の映里香さん(中3)、千恵さん(小6)、由妃さん(小4)、そして甥っ子で騎手を志し、牧場修行に来ている三津谷隼人くん(中2)の8人で、自己馬5頭と9頭の預託馬を切り盛りしている。
レース当日は朝から種付けに厩舎作業と世話しなく動いていた博之さん。ようやく座れたのはレース出走時間ギリギリ。すでに親戚など10人ほどが集まり、居間にスタンバイしていたそう。「レースがはじまったらもう座っていられなくて。直線グイグイ伸びて来た時は全員立ち上がって、叫んで実況が全く聞こえませんでしたよ。自分の代で重賞勝ち馬が出せたことは本当に嬉しいです」と満面の笑みを浮かべた。
ゲシュタルトの母、エンドレスウェルズは不出走のまま引退。2歳秋には繁殖牝馬として細川農場へやって来た。「血統だけで購入を決めたので、実際馬を見たら大柄だけど形のいい馬じゃなくて…。それで見栄えのする、線の奇麗な種牡馬と配合していきました」。そして誕生したのが見栄えのするマンハッタンカフェ産駒、ゲシュタルト。
「生まれ落ちも立派でしたし、牡馬だとわかったときはやった!と思いました。ヤンチャで悪さばかりする子馬でしたが、臆病なところもあって、とにかく気を遣って育てたことを覚えています」と博之さんは当時を振り返った。
「臆病が故に気性の問題でなかなか勝ち星に恵まれませんでしたが、スプリングS(G2)2着以降、馬が競馬を覚えたというか、上手になった印象を受けます。本番のダービーは競馬場へ応援に行きます!」と夢の大舞台に挑む生産馬の活躍に胸躍らせている。