2010年04月25日 フローラS G2
優勝馬:サンテミリオン
プロフィール
- 生年月日
- 2007年01月30日 03歳
- 性別/毛色
- 牝/黒鹿毛
- 戦績
- 国内:4戦3勝
- 総収得賞金
- 176,741,000円
- 父
- ゼンノロブロイ
- 母 (母父)
- モテック(FR) by ラストタイクーン(IRE)
- 馬主
- 吉田 照哉
- 生産者
- 社台ファーム (千歳)
- 調教師
- 古賀 慎明
- 騎手
- 横山 典弘
社台ファーム生産馬の勢いが止まらない。古馬の活躍も勿論のこと、皐月賞(G1)をヴィクトワールピサで制覇。しかもこのフローラS(G2)では、優勝したサンテミリオンだけでなく、生産馬のワンツースリーフィニッシュも果たして見せた。
「祖母Sudaka(クレオパトル賞(仏G3))、母モテック(フロール賞(仏G3))共に重賞勝ち馬であり、牧場でも非常に期待を寄せていた繁殖牝馬です。ただ、ここまで産駒成績が、母や祖母の残した競走成績に追いついておらず、悔しい思いを重ねてきました」と社台ファームの長浜卓也さん。それでもモテックに対しての期待感が何らそがれなかったことは、サンテミリオンの父となったゼンノロブロイを始めとして、これまでにサンデーサイレンスや、その系統を父に持つトップサイアーばかりを配合してきたことにも証明されている。
「幼少期から優等生で手がかかった記憶がありません。牧場時代はきつい調教を行っても全くへばった様子を見せたことがなく、いい意味で全く変わらない馬でした」(長浜さん)
山元トレーニングセンターに移ってからも、「具合がいい」と評価も高かったサンテミリオンだが、それは牧場へ頻繁に様子を見に来ていた古賀調教師からも「打たれ強いイメージがありますね」と長浜さんは聞いたことがあるという。
「牝馬は調教が進むに連れてカリカリしてきたり、馬体も細くなったりしがちですが、サンテミリオンは心身ともにドシンとしていました。メイクデビューから勝ちっぷりもよく、センスあるレース運びには、生産馬ながら見ていて唸らされます」(長浜さん)
それでも生産馬が横に並んだ最後の直線では、どの馬が勝つのかとゾクゾクしたというが、その後に長浜さんの感情には、感動が生まれてきた。「山元トレーニングセンター、そしてこれらの馬を管理してくださっている厩舎と、一貫して強くて丈夫な馬を作ってきた成果が少し出てきたかな? という気がしています。関係者の皆さんに感謝するだけですし、また、サンテミリオンを重賞へと導いてくれた古賀厩舎の皆さんには、心から感謝したいです」
この後、サンテミリオンを始めとする3頭は、23日に東京競馬場で行われるオークス(G1)への出走を目指すことになる。その最後の直線でも、3頭が横並びになるだけでなく、同じく社台ファーム生産馬が更に加わって、上位独占、という光景も、今の勢いなら十二分に考えられそうだ。
「祖母Sudaka(クレオパトル賞(仏G3))、母モテック(フロール賞(仏G3))共に重賞勝ち馬であり、牧場でも非常に期待を寄せていた繁殖牝馬です。ただ、ここまで産駒成績が、母や祖母の残した競走成績に追いついておらず、悔しい思いを重ねてきました」と社台ファームの長浜卓也さん。それでもモテックに対しての期待感が何らそがれなかったことは、サンテミリオンの父となったゼンノロブロイを始めとして、これまでにサンデーサイレンスや、その系統を父に持つトップサイアーばかりを配合してきたことにも証明されている。
「幼少期から優等生で手がかかった記憶がありません。牧場時代はきつい調教を行っても全くへばった様子を見せたことがなく、いい意味で全く変わらない馬でした」(長浜さん)
山元トレーニングセンターに移ってからも、「具合がいい」と評価も高かったサンテミリオンだが、それは牧場へ頻繁に様子を見に来ていた古賀調教師からも「打たれ強いイメージがありますね」と長浜さんは聞いたことがあるという。
「牝馬は調教が進むに連れてカリカリしてきたり、馬体も細くなったりしがちですが、サンテミリオンは心身ともにドシンとしていました。メイクデビューから勝ちっぷりもよく、センスあるレース運びには、生産馬ながら見ていて唸らされます」(長浜さん)
それでも生産馬が横に並んだ最後の直線では、どの馬が勝つのかとゾクゾクしたというが、その後に長浜さんの感情には、感動が生まれてきた。「山元トレーニングセンター、そしてこれらの馬を管理してくださっている厩舎と、一貫して強くて丈夫な馬を作ってきた成果が少し出てきたかな? という気がしています。関係者の皆さんに感謝するだけですし、また、サンテミリオンを重賞へと導いてくれた古賀厩舎の皆さんには、心から感謝したいです」
この後、サンテミリオンを始めとする3頭は、23日に東京競馬場で行われるオークス(G1)への出走を目指すことになる。その最後の直線でも、3頭が横並びになるだけでなく、同じく社台ファーム生産馬が更に加わって、上位独占、という光景も、今の勢いなら十二分に考えられそうだ。