2010年03月14日 フィリーズレビュー G2
優勝馬:サウンドバリアー
プロフィール
- 生年月日
- 2007年04月03日 03歳
- 性別/毛色
- 牝/芦毛
- 戦績
- 国内:7戦2勝
- 総収得賞金
- 72,038,000円
- 母 (母父)
- スリーピングインシアトル(USA) by Seattle Slew(USA)
- 馬主
- 増田 雄一
- 生産者
- 笹地牧場 (浦河)
- 調教師
- 安達 昭夫
- 騎手
- 渡辺 薫彦
阪神競馬場で行われた桜花賞トライアル・フィリーズレビュー(G2)はサウンドバリアーが優勝した。生産は浦河町の笹地牧場。2007年、生産馬ディアチャンスによるマーメイドステークス(G3)優勝以来の重賞勝ちに、牧場は歓喜に包まれている。
レース当日は中山競馬場で生産馬マルカボルトが3歳500万下を勝ち上がり、立て続けの生産馬の勝利に牧場は一層沸いた。同牧場の笹地清幸さんはレースを振り返って、「最後の直線では脚色が良かったので、桜花賞(G1)の出走権が得られる3着までに入ってくれればいいなと思って見ていました。よく差し切ってくれましたね。人気はありませんでしたが、厩舎の皆さんや馬主さんは上位に来る可能性は十分あると期待していたようですね。」と、喜びを語った。
牧場には沢山のお祝いの花やお酒が届けられ、レース直後はお祝いの電話が鳴りやまなかったという。牧場に飾られた優勝馬の口取り写真に、また新たな記念の1枚が増えた。本馬の牧場の頃のお話を伺うと、「薄い感じでしたが、馬は良かったです。素軽い動きをしていました。」と、清幸さんは印象を語る。
本馬の血統表を見ていくと、国内外の活躍馬がズラリと並んでいる。母は米G1を11勝し、1986年の米国年度代表馬に輝いたレディーズシークレットの仔。曾祖母の血脈からはG1馬ビリーヴの名前も出てくる。導入に際しては高額の取引となったが、それに見合うだけの可能性を信じて、産駒を送り出し続けた。
清幸さんは、「母は名種牡馬シアトルスルーの肌で、その母もあのレディーズシークレットという魅力溢れる血統に魅かれて購入しました。産駒はすぐに結果を出せませんでしたが、簡単に手に入るような血統じゃないし、思い入れのある血統で今回重賞を勝てて本当に嬉しいです。」と、感慨深く栄冠を噛みしめていた。
母スリーピングインシアトルは今年ザールの仔を受胎しており、5月に出産予定日を迎える。孫世代にはアポロラムセスが葵ステークス(OP)2着を含め、安定した成績を残す活躍をみせるなど、発展を続けるこのファミリーから今後も目が離せない。
前哨戦で見せた強烈な末脚は、本番へ向けて期待を膨らませる。次走の桜花賞(G1)には、清幸さんも応援に駆けつける予定だそうだ。大舞台を制すには納得の世界の名血を引く本馬に、大いに注目が集まることだろう。
レース当日は中山競馬場で生産馬マルカボルトが3歳500万下を勝ち上がり、立て続けの生産馬の勝利に牧場は一層沸いた。同牧場の笹地清幸さんはレースを振り返って、「最後の直線では脚色が良かったので、桜花賞(G1)の出走権が得られる3着までに入ってくれればいいなと思って見ていました。よく差し切ってくれましたね。人気はありませんでしたが、厩舎の皆さんや馬主さんは上位に来る可能性は十分あると期待していたようですね。」と、喜びを語った。
牧場には沢山のお祝いの花やお酒が届けられ、レース直後はお祝いの電話が鳴りやまなかったという。牧場に飾られた優勝馬の口取り写真に、また新たな記念の1枚が増えた。本馬の牧場の頃のお話を伺うと、「薄い感じでしたが、馬は良かったです。素軽い動きをしていました。」と、清幸さんは印象を語る。
本馬の血統表を見ていくと、国内外の活躍馬がズラリと並んでいる。母は米G1を11勝し、1986年の米国年度代表馬に輝いたレディーズシークレットの仔。曾祖母の血脈からはG1馬ビリーヴの名前も出てくる。導入に際しては高額の取引となったが、それに見合うだけの可能性を信じて、産駒を送り出し続けた。
清幸さんは、「母は名種牡馬シアトルスルーの肌で、その母もあのレディーズシークレットという魅力溢れる血統に魅かれて購入しました。産駒はすぐに結果を出せませんでしたが、簡単に手に入るような血統じゃないし、思い入れのある血統で今回重賞を勝てて本当に嬉しいです。」と、感慨深く栄冠を噛みしめていた。
母スリーピングインシアトルは今年ザールの仔を受胎しており、5月に出産予定日を迎える。孫世代にはアポロラムセスが葵ステークス(OP)2着を含め、安定した成績を残す活躍をみせるなど、発展を続けるこのファミリーから今後も目が離せない。
前哨戦で見せた強烈な末脚は、本番へ向けて期待を膨らませる。次走の桜花賞(G1)には、清幸さんも応援に駆けつける予定だそうだ。大舞台を制すには納得の世界の名血を引く本馬に、大いに注目が集まることだろう。