2008年09月28日 オールカマー G2
優勝馬:マツリダゴッホ
プロフィール
- 生年月日
- 2003年03月15日 05歳
- 性別/毛色
- 牡/鹿毛
- 戦績
- 国内:19戦9勝
- 総収得賞金
- 650,139,000円
- 母 (母父)
- ペイパーレイン(USA) by Bel Bolide(USA)
- 馬主
- 高橋 文枝
- 生産者
- 岡田スタツド (静内)
- 調教師
- 国枝 栄
- 騎手
- 蛯名 正義
昨年の有馬記念を制したマツリダゴッホが、このレースを2連覇して大一番のGⅠ戦線へ向けて力強いスタートを切った。
グランプリ馬の貫禄を見せつけたレース振りだったが、岡田スタッドの岡田牧雄社長にとっても納得の出来たレース内容のようだ。
「香港(クイーンEC 6着)の後遺症もあって、夏の間、うちの牧場で休養と調整をしたのですが、体のハリを戻すのに大変苦労しました。札幌記念(タスカータソルテの2着)では不覚を取りましたが、今回は良かったですね。蛯名騎手も最後まで我慢して折り合いをつけながら抑えて思い通りのレースが出来たので喜んでいました。本馬もGⅠへ向けたレースを覚えたので楽しみです。しかし、今回の単勝1.4倍と言う人気には、さすがにプレッシャーがかかりましたよ。GⅠ馬でもあるしファンの期待に応えるように絶対負けられないレースでしたからね。」と安堵の表情を浮かべる岡田社長。
オーナーブリーダーとしても活躍する岡田社長だが、この10数年ほど前から育成にも力を入れて、生産・育成・馴致・調教と総合的な競走馬づくりに取り組んできた。繁殖牝馬も現在は80頭以上になり、育成馬は100頭を越える。
静内目名の本場(繁殖・中期育成・育成)の他にノルマンディーファーム(静内豊畑 中期育成・育成)、オカダスタッド(門別厚賀 繁殖・中期育成・育成 岡田将一代表)や各地域に中期育成用の放牧地を広めて、牧場の規模は日高でも有数のものとなっている。
「とにかく広い土地が、丈夫な馬を育てるね。スタッフも多くなったけれど、本馬の活躍が色々な意味で意識を高めているように思える。」と岡田社長はスタッフの成長を称える。
同牧場生産馬の中央重賞馬は本馬とマイネルレーニア(京王杯2歳S)の2頭だが、今年の勝鞍は既に47勝となり、生産馬の活躍は目ざましく増えている。
また、先月の新潟2歳Sで豪快に勝ちあがった筒井征文牧場産のセイウンワンダー(父グラスワンダー)の母セイウンクノイチ(母の父サンデーサイレンス)も同牧場の産駒、日高の繁殖後継馬としての活躍馬も出している。
これからの本馬にはさらに期待がかかるが、岡田社長は「先ずは、スタートの位置が本馬に向いているジャパンCに出走の予定です。その後、有馬記念となりそうですが、この2つのレースの状況次第では、また海外遠征も考えられますよ。国枝調教師と蛯名騎手が待ち望んでいますからね。恥ずかしいレースは見せたくありませんが、サンデーサイレンスの最終世代として出来るだけの挑戦を続けてもらいたいですね。精神的にまだ子供の所がありまて、これからサンデー(サイレンス)の血が本格的に開花するかもしれませんよ。」と頼もしいコメント。
岡田社長を悩ましているのが、ナリタトップロードの半姉に当たる本馬の母ペイパーレイン(母の父Bel Bolide)の事だ。相変わらずお産の難しい母親で、昨年のディープインパクトに続き、今年のアグネスタキオンの受胎に失敗している。幸い種付シーズン終盤にチャレンジしたトーセンダンス(父サンデーサイレンス 母ダンシングキイ)を受胎出来たそうだが、心配する日々はまだ続く。
今年、半妹のキラリン(3歳 牝 父シンボリクリスエス)を未勝利ながら早めに引退させて後継馬として確保したそうだが、岡田社長は、本馬の活躍にサンデーサイレンス系の後継馬を望んでいるようだ。
本馬の活躍を含め、今年の勝鞍をいくつまで延ばせるのか、岡田スタッドグループの期待は益々ふくらむ。
グランプリ馬の貫禄を見せつけたレース振りだったが、岡田スタッドの岡田牧雄社長にとっても納得の出来たレース内容のようだ。
「香港(クイーンEC 6着)の後遺症もあって、夏の間、うちの牧場で休養と調整をしたのですが、体のハリを戻すのに大変苦労しました。札幌記念(タスカータソルテの2着)では不覚を取りましたが、今回は良かったですね。蛯名騎手も最後まで我慢して折り合いをつけながら抑えて思い通りのレースが出来たので喜んでいました。本馬もGⅠへ向けたレースを覚えたので楽しみです。しかし、今回の単勝1.4倍と言う人気には、さすがにプレッシャーがかかりましたよ。GⅠ馬でもあるしファンの期待に応えるように絶対負けられないレースでしたからね。」と安堵の表情を浮かべる岡田社長。
オーナーブリーダーとしても活躍する岡田社長だが、この10数年ほど前から育成にも力を入れて、生産・育成・馴致・調教と総合的な競走馬づくりに取り組んできた。繁殖牝馬も現在は80頭以上になり、育成馬は100頭を越える。
静内目名の本場(繁殖・中期育成・育成)の他にノルマンディーファーム(静内豊畑 中期育成・育成)、オカダスタッド(門別厚賀 繁殖・中期育成・育成 岡田将一代表)や各地域に中期育成用の放牧地を広めて、牧場の規模は日高でも有数のものとなっている。
「とにかく広い土地が、丈夫な馬を育てるね。スタッフも多くなったけれど、本馬の活躍が色々な意味で意識を高めているように思える。」と岡田社長はスタッフの成長を称える。
同牧場生産馬の中央重賞馬は本馬とマイネルレーニア(京王杯2歳S)の2頭だが、今年の勝鞍は既に47勝となり、生産馬の活躍は目ざましく増えている。
また、先月の新潟2歳Sで豪快に勝ちあがった筒井征文牧場産のセイウンワンダー(父グラスワンダー)の母セイウンクノイチ(母の父サンデーサイレンス)も同牧場の産駒、日高の繁殖後継馬としての活躍馬も出している。
これからの本馬にはさらに期待がかかるが、岡田社長は「先ずは、スタートの位置が本馬に向いているジャパンCに出走の予定です。その後、有馬記念となりそうですが、この2つのレースの状況次第では、また海外遠征も考えられますよ。国枝調教師と蛯名騎手が待ち望んでいますからね。恥ずかしいレースは見せたくありませんが、サンデーサイレンスの最終世代として出来るだけの挑戦を続けてもらいたいですね。精神的にまだ子供の所がありまて、これからサンデー(サイレンス)の血が本格的に開花するかもしれませんよ。」と頼もしいコメント。
岡田社長を悩ましているのが、ナリタトップロードの半姉に当たる本馬の母ペイパーレイン(母の父Bel Bolide)の事だ。相変わらずお産の難しい母親で、昨年のディープインパクトに続き、今年のアグネスタキオンの受胎に失敗している。幸い種付シーズン終盤にチャレンジしたトーセンダンス(父サンデーサイレンス 母ダンシングキイ)を受胎出来たそうだが、心配する日々はまだ続く。
今年、半妹のキラリン(3歳 牝 父シンボリクリスエス)を未勝利ながら早めに引退させて後継馬として確保したそうだが、岡田社長は、本馬の活躍にサンデーサイレンス系の後継馬を望んでいるようだ。
本馬の活躍を含め、今年の勝鞍をいくつまで延ばせるのか、岡田スタッドグループの期待は益々ふくらむ。