重賞ウィナーレポート

2009年10月11日 京都大賞典 G2

2009年10月11日 京都競馬場 晴 良 芝 2400m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:オウケンブルースリ

プロフィール

生年月日
2005年02月24日 04歳
性別/毛色
牡/栗毛
戦績
国内:10戦5勝
総収得賞金
503,863,000円
ジャングルポケット
母 (母父)
シルバージョイ(CAN)  by  Silver Deputy(CAN)
馬主
福井 明
生産者
ノーザンファーム (早来)
調教師
音無 秀孝
騎手
内田 博幸
 菊花賞(Jpn1)以来の勝利となったオウケンブルースリではあるが、またこの勝利は阪神大賞典(G2)以来6か月ぶりの出走でもあった。

 「阪神大賞典(G2)の後、グリーンウッドを挟んでここにはやってきたのですが、当初から秋競馬を目標としてきたので、この勝利は嬉しく思っています」とはノーザンファーム空港牧場の犬伏健太調教主任。入厩以来、約1年ぶりの再会となるオウケンブルースリの競走馬として立派に成長した姿を見て、感慨と共にいい状態で送り出したいという気持ちが芽生えてきたという。

 「元々奥手だと思っていた馬で、こちらを出たときには頼りない面もありました。でも、久しぶりに会ったときにはそんな事は微塵にも感じさせなかったですね」

 強豪たちと戦ってきたことによる疲れもあり、オーバーホールを目的とした調整だったが、疲れを取るだけでなく、日に日に成長も見えてきたオウケンブルースリ。それでも半年の休養明け、しかも初めてとなる59㎏の斤量を背負ったことに、勝利よりもまずいいレースを見せて欲しいという気持ちもあったと正直な気持ちも教えてくれる。

 「元々、目標は先に置いていた馬ですし、その意味では最高のステップを踏んでくれたなと思います。この後はG1となりますが、まだいいレースを見せて欲しいですね」

 ディープスカイの引退もあり、層が薄くなった印象もある牡馬4歳世代だが、ここは菊花賞ウイナーであるオウケンブルースリに、この世代のレベルの高さを証明してもらおう。