2008年03月29日 日経賞 G2
優勝馬:マツリダゴッホ
プロフィール
- 生年月日
- 2003年03月15日 05歳
- 性別/毛色
- 牡/鹿毛
- 戦績
- 国内:17戦8勝
- 総収得賞金
- 650,139,000円
- 母 (母父)
- ペイパーレイン(USA) by Bel Bolide(USA)
- 馬主
- 高橋 文枝
- 生産者
- 岡田スタツド (静内)
- 調教師
- 国枝 栄
- 騎手
- 蛯名 正義
有馬記念を快勝したあとドバイ遠征を予定していた本馬だが、馬インフルエンザの影響を受け、この、日経賞に参戦して香港(クイーンエリザベスⅡ世C)へという路線に切り替わっていた。
有馬記念の優勝時に「一緒に走った馬たちの名誉の為にも、今後は恥ずかしくない大きなレースを目指して行きたい。」と語っていた岡田牧雄社長だが、それだけにステップレースとなる今回のレースは負けられない一戦だった。
日高案内所から車で5分程の所にある岡田スタッド本場にお伺いすると、岡田社長は何時ものにこやかな笑顔を見せていた。
「今回は中山まで応援に行ってきたよ。珍しくオーナー(高橋文枝氏)や国枝調教師と関係者全員集まった。絶対に負けられないレースだったので国枝調教師は、GⅠ級の仕上げをしてきましたね。強い勝ち方をしてくれてホッとしました。これで香港も楽しみになったし、香港でのレース次第では、ヨーロッパに行くことも考えている。キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSや凱旋門賞は、やはり競馬のルーツで夢ですからね。ディープインパクトやエルコンドルパサーには追いつけないけれど、チャンスがある限りサンデーサイレンスの最終世代として本馬に夢を託したい。」と岡田社長。
高橋オーナーから馬の管理を任されている岡田社長には、旧知の社台ファーム吉田照哉社長などサンデーサイレンス関係者の大きな期待も掛かる。
ナリタトップロードの半姉になる本馬の母ペイパーレイン(母の父 Bel Bolide)は、昨年ディープインパクトの配合が不受胎に終わり、1年間空胎だっただけに体調は万全のようだ。現在、アグネスタキオンを配合中だという。岡田社長からは「そろそろ後継馬も欲しい。」との言葉も。
本馬の兄弟だが、3歳の半妹キラリン(父シンボリクリスエス)は、昨年、中央デビューを果たしており、1歳半弟には、岡田社長の実兄、ビッグレッドファームG代表の岡田繁幸氏が強く推す種牡馬ロージズインメイの初年度産駒がいる。「兄(本馬)より、骨量も多くて馬格もあり楽しみな仔。」と既に周囲の期待は大きい。ラストクロップ、ファーストクロップと忙しいが、記憶に留めておきたい1頭だ。
昨年の1月、本馬がAJCCで重賞初制覇を果たした時に、「本馬は、まだまだ成長する馬。秋以降が楽しみ。」と語っていた岡田社長だが、今回のレース振りを見て「ひと皮剥けたようだね。でも、まだ子供っぽいところがある。精神的には、まだサンデーサイレンスの血が芽生える余地がありますよ。」と、世界を視野に入れた今後の本馬の活躍に楽しみな一言を残してくれた。
有馬記念の優勝時に「一緒に走った馬たちの名誉の為にも、今後は恥ずかしくない大きなレースを目指して行きたい。」と語っていた岡田牧雄社長だが、それだけにステップレースとなる今回のレースは負けられない一戦だった。
日高案内所から車で5分程の所にある岡田スタッド本場にお伺いすると、岡田社長は何時ものにこやかな笑顔を見せていた。
「今回は中山まで応援に行ってきたよ。珍しくオーナー(高橋文枝氏)や国枝調教師と関係者全員集まった。絶対に負けられないレースだったので国枝調教師は、GⅠ級の仕上げをしてきましたね。強い勝ち方をしてくれてホッとしました。これで香港も楽しみになったし、香港でのレース次第では、ヨーロッパに行くことも考えている。キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSや凱旋門賞は、やはり競馬のルーツで夢ですからね。ディープインパクトやエルコンドルパサーには追いつけないけれど、チャンスがある限りサンデーサイレンスの最終世代として本馬に夢を託したい。」と岡田社長。
高橋オーナーから馬の管理を任されている岡田社長には、旧知の社台ファーム吉田照哉社長などサンデーサイレンス関係者の大きな期待も掛かる。
ナリタトップロードの半姉になる本馬の母ペイパーレイン(母の父 Bel Bolide)は、昨年ディープインパクトの配合が不受胎に終わり、1年間空胎だっただけに体調は万全のようだ。現在、アグネスタキオンを配合中だという。岡田社長からは「そろそろ後継馬も欲しい。」との言葉も。
本馬の兄弟だが、3歳の半妹キラリン(父シンボリクリスエス)は、昨年、中央デビューを果たしており、1歳半弟には、岡田社長の実兄、ビッグレッドファームG代表の岡田繁幸氏が強く推す種牡馬ロージズインメイの初年度産駒がいる。「兄(本馬)より、骨量も多くて馬格もあり楽しみな仔。」と既に周囲の期待は大きい。ラストクロップ、ファーストクロップと忙しいが、記憶に留めておきたい1頭だ。
昨年の1月、本馬がAJCCで重賞初制覇を果たした時に、「本馬は、まだまだ成長する馬。秋以降が楽しみ。」と語っていた岡田社長だが、今回のレース振りを見て「ひと皮剥けたようだね。でも、まだ子供っぽいところがある。精神的には、まだサンデーサイレンスの血が芽生える余地がありますよ。」と、世界を視野に入れた今後の本馬の活躍に楽しみな一言を残してくれた。