2010年03月13日 中京記念 G3
優勝馬:シャドウゲイト
プロフィール
- 生年月日
- 2002年03月23日 08歳
- 性別/毛色
- 牡/黒鹿毛
- 戦績
- 国内:35戦6勝
- 総収得賞金
- 279,332,000円
- 母 (母父)
- ファビラスターン by サンデーサイレンス(USA)
- 馬主
- 飯塚 知一
- 生産者
- 社台ファーム (千歳)
- 調教師
- 加藤 征弘
- 騎手
- 田中 勝春
天皇賞(春)(G1)を勝利したイングランディーレ、菊花賞馬となったアサクサキングス、そして昨年の夏に重賞を連勝したシンゲンと、社台ファームの生産馬にはホワイトマズル産駒の活躍馬が多い。
「このアサクサキングスとシンゲンもそうですが、シャドウゲイトも母父サンデーサイレンスとホワイトマズルの配合馬になります。この配合馬に共通しているのは、レースを使うごとに進化しているような成長力と、レースではまったときの破壊力ですかね」と事務局の長浜卓也さん。今回、シャドウゲイトが見せた、早めに抜け出してそのままゴールまで押し切ってしまう走りは、初のG1制覇となったシンガポール航空国際C(G1)と同じ。まさに父ホワイトマズル×母父サンデーサイレンスの配合馬ならではの、自力が勝ったとも言える。
長浜さんとの取材でほぼ出てくる「山元トレセン」こと山元トレーニングセンターでの調整だが、シャドウゲイトは11月の福島記念(G3)から休むことなく、月1回のペースでコンスタントにレースに使われてきた。それはシャドウゲイトの特性を加藤征弘厩舎が掴んでいたことも関係している。
「シャドウゲイトは外に出ると気持ちが緩んでしまうので、やや仕上げに時間がかかることがあります。加藤先生はその性質を掴んでいただけでなく、出走メンバーと馬場を吟味して、このレースを使ってくれました。まさに「厩舎力」が発揮された素晴らしい勝利だったと思います」(長浜さん)
前走の中山記念は(G2)2番人気の支持を集めるも、発走直後にバランスを崩し、追い込むも6着に敗れている。だが、レース後のダメージが無かったことが不幸中の幸いだった。
「連戦となりますが、本当にタフで勇敢な馬だと思うのと同時に、しっかりと馬の状態を把握できる加藤厩舎スタッフの存在がその活躍を支えていると思います」(長浜さん)
この勝利はシンガポール航空国際C(G1)以来となったが、能力に衰えは感じられないのは、重賞戦線における活躍が証明済み。一度波に乗り始めたら手が付けられないホワイトマズル産駒ということからも、次走も楽しみになってくる。
「今年で8歳となりましたが、この馬のように一線級で長く働ける馬を、もっと沢山送り出していくことが、今後の大きな目標となりそうです。勿論、シャドウゲイトにもこれからのさらなる進化を期待しています」(長浜さん)
「このアサクサキングスとシンゲンもそうですが、シャドウゲイトも母父サンデーサイレンスとホワイトマズルの配合馬になります。この配合馬に共通しているのは、レースを使うごとに進化しているような成長力と、レースではまったときの破壊力ですかね」と事務局の長浜卓也さん。今回、シャドウゲイトが見せた、早めに抜け出してそのままゴールまで押し切ってしまう走りは、初のG1制覇となったシンガポール航空国際C(G1)と同じ。まさに父ホワイトマズル×母父サンデーサイレンスの配合馬ならではの、自力が勝ったとも言える。
長浜さんとの取材でほぼ出てくる「山元トレセン」こと山元トレーニングセンターでの調整だが、シャドウゲイトは11月の福島記念(G3)から休むことなく、月1回のペースでコンスタントにレースに使われてきた。それはシャドウゲイトの特性を加藤征弘厩舎が掴んでいたことも関係している。
「シャドウゲイトは外に出ると気持ちが緩んでしまうので、やや仕上げに時間がかかることがあります。加藤先生はその性質を掴んでいただけでなく、出走メンバーと馬場を吟味して、このレースを使ってくれました。まさに「厩舎力」が発揮された素晴らしい勝利だったと思います」(長浜さん)
前走の中山記念は(G2)2番人気の支持を集めるも、発走直後にバランスを崩し、追い込むも6着に敗れている。だが、レース後のダメージが無かったことが不幸中の幸いだった。
「連戦となりますが、本当にタフで勇敢な馬だと思うのと同時に、しっかりと馬の状態を把握できる加藤厩舎スタッフの存在がその活躍を支えていると思います」(長浜さん)
この勝利はシンガポール航空国際C(G1)以来となったが、能力に衰えは感じられないのは、重賞戦線における活躍が証明済み。一度波に乗り始めたら手が付けられないホワイトマズル産駒ということからも、次走も楽しみになってくる。
「今年で8歳となりましたが、この馬のように一線級で長く働ける馬を、もっと沢山送り出していくことが、今後の大きな目標となりそうです。勿論、シャドウゲイトにもこれからのさらなる進化を期待しています」(長浜さん)