重賞ウィナーレポート

2007年04月08日 桜花賞 Jpn1

2007年04月08日 阪神競馬場 晴 良 芝 1600m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:ダイワスカーレット

プロフィール

生年月日
2004年05月13日 03歳
性別/毛色
牝/栗毛
戦績
国内:5戦3勝
総収得賞金
786,685,000円
アグネスタキオン
母 (母父)
スカーレットブーケ  by  ノーザンテースト(CAN)
馬主
大城 敬三
生産者
社台ファーム (千歳)
調教師
松田 国英
騎手
安藤 勝己
【取材先:ダイワスカーレット号の生産者・社台ファーム(事務局)】

 ―――― 前走のチューリップ賞で敗れた強敵を負かしての優勝おめでとうございます。どんなお気持ちでレースはご覧になられましたか?

スタッフ:ありがとうございます。生産馬が6頭も出走することができましたが、正直「ウオッカには敵わないかな・・・」という思いと、「どれでもいいからウオッカに勝って欲しい」という相反する思いでレースを見ていました。

 ―――― 本馬が見事その思いに応えてくれましたね。今年初めてのGⅠ勝利でもありますし、牧場の盛り上がりも最高であったと想像が出来ますが。

スタッフ:レースは、前にアストンマーチャン、後ろにはウオッカという難しい位置取りでしたが、終わってみれば完勝でしたね。文句なしの内容でしたし、場内全体盛り上がりました。

 ―――― 兄にダイワメジャー号などの活躍馬がいます。牧場の頃から注目される1頭であったことと思いますが、育成の頃の様子など聞かせて頂けますか?

スタッフ:当歳時から素晴らしい馬体をしていて、騎乗鍛錬開始以降もひときわ目立つ動きを見せていましたので、無事に競馬場へ送り出せば必ず大きな仕事をするのではないか、と手ごたえを感じていました。

 ―――― 母のスカーレットブーケはJRAの重賞を4勝し大活躍をされました。桜花賞では4着という結果でしたが、見事に母の雪辱を子が果たしてくれましたね。この血統に対する思い入れをお聞かせ下さい。

スタッフ:この牝系のどの枝葉からも活躍馬を輩出していますので、社台グループ全体を支える自慢の根幹牝系であると自負しています。

 ―――― 正に「名牝」と呼ぶに相応しいですね。現在の母の様子などを聞かせて下さい。

スタッフ:現在はネオユニヴァース産駒を受胎しています。順調に放牧を重ねていまして、健康状態も良好です。今月中には出産する予定です。

 ―――― 本馬の今後の走りが非常に気になりますが、どんな期待をしていますか?最後にお聞かせ下さい。

スタッフ:兄の活躍を見ていても、決して早稲ではないと思います。本格化はまだまだ先ではないでしょうか?それでいて、今の時期にこのパフォーマンスを見せてくれるのですから、今後ますますの活躍を期待せずにはいられませんね。

 ―――― 以上、御協力ありがとうございました。これから一層ご活躍されますようご祈念致します。

      【取材:胆振案内所(2007.4.9)】