2007年02月04日 シルクロードS G3
優勝馬:エムオーウイナー
プロフィール
- 生年月日
- 2001年05月27日 06歳
- 性別/毛色
- 牡/黒鹿毛
- 戦績
- 国内:27戦7勝
- 総収得賞金
- 178,038,000円
- 母 (母父)
- ミラクルムテキ by キャロルハウス(IRE)
- 馬主
- 大浅 貢
- 生産者
- 門別牧場 (門別)
- 調教師
- 服部 利之
- 騎手
- 小牧 太
「あんな感動は何度あっても良いよ。」門別牧場の門別修社長は産駒の中央重賞初制覇に感無量の様子。
日高町の門別幾千世の同牧場は、かつてはアラブで数々の活躍馬を輩出してきたがサラブレッドでは本馬が初めてだ。中央でアラブ種のレースが撤廃された時期、門別さんにとってサラブレッド系種への転換には長い道のりがあった。「生産だけでは難しいので、育成を手がけたりして、いろいろと苦労しながら牧場を造って来たからね。本馬の馬主さん(大浅貢氏)は昔から家族同様にしてくれて、お世話になっていただけに一緒に喜べたのが一番嬉しかった。少し恩返しが出来たと思います。」と語る。
門別さんは、この記念すべきレースを、その大浅オーナーと友達の4人で京都競馬場に応援に行っていた。「調教師さんも、食いも良く体調は絶好調だというので‘もしかしたら’と思っていたけれどね。良い脚色で直線に入って先に出た時はもう興奮して声を出しっぱなしで、残り200mのハロン棒からゴールまでが長いこと、長いこと、もう苦しかったですよ。」と重賞勝ち馬たちの猛追に心臓が破れんばかりの思いをしたようだ。大浅オーナーと歓喜の握手を交わした後、友達から「うるさかったぞ。」とからかわれたそうだ。
本馬の母はミラクルムテキ(母の父 キャロルハウス)。その母ノーザンフラワーは全姉がフラワーパーク(スプリンターズS他 ‘96最優秀スプリンター)で、実績のある快速血統を期待して同牧場に導入された繁殖牝馬だ。同牧場での最初の仔が本馬の半兄となるエムオーロイヤル(牡 父ロイヤルタッチ)で中央2勝、地方5勝と活躍した。4歳の半妹エムオーフラワー(父ヴィクトリースピーチ)は現在地方で1勝をあげ現役活躍中だが、将来はこの牝系の後継馬として期待される。3歳の半弟エムオーミラクルは昨年11月に未勝利戦を勝ち上がって今年の楽しみの一頭。2歳の半弟(父ティンバーカントリー)は現在、同牧場で育成中だという。今年は、3月にマヤノトップガンの仔が誕生予定でクラシックディスタンスへの挑戦も始まる。
「幼駒の頃は小さい馬だったのが大きく成長してくれた。爪が弱くて心配した時もあったけど問題はなさそうだし、身が入って馬が本格化して、まだ成長しているらしいね。厩舎の方には、本当に感謝しています。」と笑顔を見せる門別さん。既に、高松宮杯への夢を膨らませているようだった。
日高町の門別幾千世の同牧場は、かつてはアラブで数々の活躍馬を輩出してきたがサラブレッドでは本馬が初めてだ。中央でアラブ種のレースが撤廃された時期、門別さんにとってサラブレッド系種への転換には長い道のりがあった。「生産だけでは難しいので、育成を手がけたりして、いろいろと苦労しながら牧場を造って来たからね。本馬の馬主さん(大浅貢氏)は昔から家族同様にしてくれて、お世話になっていただけに一緒に喜べたのが一番嬉しかった。少し恩返しが出来たと思います。」と語る。
門別さんは、この記念すべきレースを、その大浅オーナーと友達の4人で京都競馬場に応援に行っていた。「調教師さんも、食いも良く体調は絶好調だというので‘もしかしたら’と思っていたけれどね。良い脚色で直線に入って先に出た時はもう興奮して声を出しっぱなしで、残り200mのハロン棒からゴールまでが長いこと、長いこと、もう苦しかったですよ。」と重賞勝ち馬たちの猛追に心臓が破れんばかりの思いをしたようだ。大浅オーナーと歓喜の握手を交わした後、友達から「うるさかったぞ。」とからかわれたそうだ。
本馬の母はミラクルムテキ(母の父 キャロルハウス)。その母ノーザンフラワーは全姉がフラワーパーク(スプリンターズS他 ‘96最優秀スプリンター)で、実績のある快速血統を期待して同牧場に導入された繁殖牝馬だ。同牧場での最初の仔が本馬の半兄となるエムオーロイヤル(牡 父ロイヤルタッチ)で中央2勝、地方5勝と活躍した。4歳の半妹エムオーフラワー(父ヴィクトリースピーチ)は現在地方で1勝をあげ現役活躍中だが、将来はこの牝系の後継馬として期待される。3歳の半弟エムオーミラクルは昨年11月に未勝利戦を勝ち上がって今年の楽しみの一頭。2歳の半弟(父ティンバーカントリー)は現在、同牧場で育成中だという。今年は、3月にマヤノトップガンの仔が誕生予定でクラシックディスタンスへの挑戦も始まる。
「幼駒の頃は小さい馬だったのが大きく成長してくれた。爪が弱くて心配した時もあったけど問題はなさそうだし、身が入って馬が本格化して、まだ成長しているらしいね。厩舎の方には、本当に感謝しています。」と笑顔を見せる門別さん。既に、高松宮杯への夢を膨らませているようだった。