2007年03月25日 高松宮記念 G1
優勝馬:スズカフェニックス
プロフィール
- 生年月日
- 2002年03月29日 05歳
- 性別/毛色
- 牡/栗毛
- 戦績
- 国内:17戦7勝
- 総収得賞金
- 447,678,000円
- 母 (母父)
- ローズオブスズカ(IRE) by Fairy King(USA)
- 馬主
- 永井 啓弍
- 生産者
- 稲原牧場 (平取)
- 調教師
- 橋田 満
- 騎手
- 武 豊
平取町にある稲原牧場は、生産馬が過去に重賞を27勝上げている名門牧場。
本馬は、1月27日の東京新聞杯で重賞初制覇を上げ、前走から短い距離にチャレンジして2走目でのGⅠ・高松宮記念を豪快に制した。
同牧場にとってのGⅠはサイレンススズカ(‘98宝塚記念)以来で、高松宮記念は1995年のマチカネタンホイザ(父ノーザンテースト)と2度目の制覇となる。3年前に先代の父一美さんより牧場を引き継いだ稲原美彦さんの喜びも大きい。
稲原さんは、亡くなった父親と共に、現オーナーの永井啓弐氏とは、先代永一氏(スズカコバンなどの馬主)からの長いお付き合いがあるそうだ。
中京競馬場へ愛馬の晴れ舞台を応援に行った稲原さんは、当然のように永井オーナーと橋田調教師と一緒に応援していた。「パドックでは絶好調の様子だったので、天気が少し心配でしたけれど期待して見ていました。直線で外に出した時には、行けそうだと思いましたけれど本当に強い勝ち方をしてくれましたね。さすがに武ジョッキーです、感心しました。ゴールした時、永井オーナーが喜んでくれたのが嬉しかったですよ。大事な血統の母親(ローズオブスズカ)を預かって来ただけに、本馬が、このGⅠを勝ってくれてオーナーに責任を果せられ、ホッとしたという気持ちです。これからも無事に走り続けてもらいたいですね。」と、笑顔の中に安堵の表情も浮かぶ。
母ローズオブスズカには、24日に半弟となる幼駒が誕生していた。父親は永井オーナーの持ち馬ラスカルスズカ(父コマンダーインチーフ 母ワキア
サイレンススズカの半弟)で、幼駒はしっかりとした足腰で元気に走り回っていた。母馬は既に本年の配合の準備に入っているようだが、種牡馬は天皇賞馬のスズカマンボを予定しているそうで、本馬の今後の兄弟たちにも期待が膨らむ。
重賞戦線では惜敗が続き優勝馬を2年ほど出していなかった同牧場だが、昨年のマチカネオーラ(中京記念)に続き、本馬がGⅠ戦線のニューヒーローとなって産駒の活躍に勢いが出てきた。
「“良い血統を良い土地で育てる”というのが、父親から引き継いだ家訓です。」という稲原美彦社長。いよいよ、2代目稲原牧場が本格化しているようだ。
本馬は、1月27日の東京新聞杯で重賞初制覇を上げ、前走から短い距離にチャレンジして2走目でのGⅠ・高松宮記念を豪快に制した。
同牧場にとってのGⅠはサイレンススズカ(‘98宝塚記念)以来で、高松宮記念は1995年のマチカネタンホイザ(父ノーザンテースト)と2度目の制覇となる。3年前に先代の父一美さんより牧場を引き継いだ稲原美彦さんの喜びも大きい。
稲原さんは、亡くなった父親と共に、現オーナーの永井啓弐氏とは、先代永一氏(スズカコバンなどの馬主)からの長いお付き合いがあるそうだ。
中京競馬場へ愛馬の晴れ舞台を応援に行った稲原さんは、当然のように永井オーナーと橋田調教師と一緒に応援していた。「パドックでは絶好調の様子だったので、天気が少し心配でしたけれど期待して見ていました。直線で外に出した時には、行けそうだと思いましたけれど本当に強い勝ち方をしてくれましたね。さすがに武ジョッキーです、感心しました。ゴールした時、永井オーナーが喜んでくれたのが嬉しかったですよ。大事な血統の母親(ローズオブスズカ)を預かって来ただけに、本馬が、このGⅠを勝ってくれてオーナーに責任を果せられ、ホッとしたという気持ちです。これからも無事に走り続けてもらいたいですね。」と、笑顔の中に安堵の表情も浮かぶ。
母ローズオブスズカには、24日に半弟となる幼駒が誕生していた。父親は永井オーナーの持ち馬ラスカルスズカ(父コマンダーインチーフ 母ワキア
サイレンススズカの半弟)で、幼駒はしっかりとした足腰で元気に走り回っていた。母馬は既に本年の配合の準備に入っているようだが、種牡馬は天皇賞馬のスズカマンボを予定しているそうで、本馬の今後の兄弟たちにも期待が膨らむ。
重賞戦線では惜敗が続き優勝馬を2年ほど出していなかった同牧場だが、昨年のマチカネオーラ(中京記念)に続き、本馬がGⅠ戦線のニューヒーローとなって産駒の活躍に勢いが出てきた。
「“良い血統を良い土地で育てる”というのが、父親から引き継いだ家訓です。」という稲原美彦社長。いよいよ、2代目稲原牧場が本格化しているようだ。