2009年11月07日 武蔵野S G3
優勝馬:ワンダーアキュート
プロフィール
- 生年月日
- 2006年03月14日 03歳
- 性別/毛色
- 牡/鹿毛
- 戦績
- 国内:11戦6勝
- 総収得賞金
- 876,306,000円
- 母 (母父)
- ワンダーヘリテージ(USA) by Pleasant Tap(USA)
- 馬主
- 山本 信行
- 生産者
- フクダファーム (三石)
- 調教師
- 佐藤 正雄
- 騎手
- 安藤 勝己
重賞馬10頭が参戦し、豪華メンバーが集結した武蔵野S(G3)は3歳馬ワンダーアキュートが快勝。実力馬が多数ひしめき合う昨今のダート界に新星登場を思わせる鮮やかな勝ちっぷりで、重賞2連勝を飾った。
本馬の生産は新ひだか町三石のフクダファーム。過去には本馬の半兄であるワンダースピード(アンタレスS(G3)など重賞4勝)や昨年の武蔵野S(G3)を制したキクノサリーレを生産している。
同牧場の福田真一さんはレース当日ご自宅で観戦していたそうで、レースを振り返って、「メンバーが揃っていたので、掲示板に載ってくれれば良いなと思って見ていました。ダート1600mは初めてですし、馬体重も-14Kgだったので心配していましたが、早め先頭から力強く押し切ってくれましたね。最後の直線ではどこまで粘れるかなと見ていましたが、強敵相手に1着でゴールインしてくれたので、驚きました。」と、率直な気持ちを語ってくれた。
本馬の母ワンダーヘリテージは2戦して引退したが、3番仔ワンダースピードをはじめ、産駒の多くは中央で勝ち名乗りを挙げている。今年の1歳には父オペラハウスの牡馬、当歳には父ストラヴィンスキーの牡馬が続き、兄姉の活躍を受けて弟たちにも注目が集まりそうだ。
福田さんは、「1歳は上の兄姉とはタイプが違って、繋ぎのやわらかい馬です。父オペラハウスだし芝でもやれそうな気がします。当歳は大きい馬で、ゆくゆくは500kg台まで成長してくれそうです。大人しくて、素直な馬です。」と、紹介。ワンダーヘリテージは今年、JBBA(日本軽種馬協会)の新種牡馬アルデバランを受胎しており、来年の配合相手はチーフベアハートが候補だそうだ。
本馬の次走は12月のジャパンカップダート(G1)が予定されているという。今回のレースで更に賞金を上積みできたことで、大舞台出走のチャンスをたぐり寄せた。福田さんは、「昨年、生産馬のキクノサリーレが武蔵野S(G3)を勝てましたが、賞金不足でジャパンカップダート(G1)に出走できず、残念な思いをしました。ですから、今回ワンダーアキュートが重賞を連勝できたことは大きいですね。」と、出走するだけでも大変な今のダート重賞戦線を考慮して、胸をなでおろした。
ジャパンカップダート(G1)には本馬の半兄ワンダースピードも出走予定で、兄弟で国内外のトップクラスに立ち向かう。レース当日は福田さんも阪神競馬場へ応援に駆け付ける。「これだけ大きなレースにうちみたいな小さな牧場から2頭も出走できるなんて、それだけで本当にありがたいと思っています。かたや3歳の若馬で、かたや7歳の古馬で、一流馬たちと戦うことになりますが、とにかく無事に走ってきて欲しいです。」と、福田さんの胸の内は感謝の気持ちでいっぱいのご様子だ。
三石の自然あふれる小さな牧場で育った兄弟馬2頭が、世界の強豪相手にどんなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみにしたい。
本馬の生産は新ひだか町三石のフクダファーム。過去には本馬の半兄であるワンダースピード(アンタレスS(G3)など重賞4勝)や昨年の武蔵野S(G3)を制したキクノサリーレを生産している。
同牧場の福田真一さんはレース当日ご自宅で観戦していたそうで、レースを振り返って、「メンバーが揃っていたので、掲示板に載ってくれれば良いなと思って見ていました。ダート1600mは初めてですし、馬体重も-14Kgだったので心配していましたが、早め先頭から力強く押し切ってくれましたね。最後の直線ではどこまで粘れるかなと見ていましたが、強敵相手に1着でゴールインしてくれたので、驚きました。」と、率直な気持ちを語ってくれた。
本馬の母ワンダーヘリテージは2戦して引退したが、3番仔ワンダースピードをはじめ、産駒の多くは中央で勝ち名乗りを挙げている。今年の1歳には父オペラハウスの牡馬、当歳には父ストラヴィンスキーの牡馬が続き、兄姉の活躍を受けて弟たちにも注目が集まりそうだ。
福田さんは、「1歳は上の兄姉とはタイプが違って、繋ぎのやわらかい馬です。父オペラハウスだし芝でもやれそうな気がします。当歳は大きい馬で、ゆくゆくは500kg台まで成長してくれそうです。大人しくて、素直な馬です。」と、紹介。ワンダーヘリテージは今年、JBBA(日本軽種馬協会)の新種牡馬アルデバランを受胎しており、来年の配合相手はチーフベアハートが候補だそうだ。
本馬の次走は12月のジャパンカップダート(G1)が予定されているという。今回のレースで更に賞金を上積みできたことで、大舞台出走のチャンスをたぐり寄せた。福田さんは、「昨年、生産馬のキクノサリーレが武蔵野S(G3)を勝てましたが、賞金不足でジャパンカップダート(G1)に出走できず、残念な思いをしました。ですから、今回ワンダーアキュートが重賞を連勝できたことは大きいですね。」と、出走するだけでも大変な今のダート重賞戦線を考慮して、胸をなでおろした。
ジャパンカップダート(G1)には本馬の半兄ワンダースピードも出走予定で、兄弟で国内外のトップクラスに立ち向かう。レース当日は福田さんも阪神競馬場へ応援に駆け付ける。「これだけ大きなレースにうちみたいな小さな牧場から2頭も出走できるなんて、それだけで本当にありがたいと思っています。かたや3歳の若馬で、かたや7歳の古馬で、一流馬たちと戦うことになりますが、とにかく無事に走ってきて欲しいです。」と、福田さんの胸の内は感謝の気持ちでいっぱいのご様子だ。
三石の自然あふれる小さな牧場で育った兄弟馬2頭が、世界の強豪相手にどんなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみにしたい。