2008年07月13日 プロキオンS G3
優勝馬:ヴァンクルタテヤマ
プロフィール
- 生年月日
- 2002年05月15日 06歳
- 性別/毛色
- 牡/栗毛
- 戦績
- 国内:16戦6勝
- 総収得賞金
- 229,106,000円
- 母 (母父)
- フラワータテヤマ by ブライアンズタイム(USA)
- 馬主
- 辻 幸雄
- 生産者
- 藤沢牧場 (静内)
- 調教師
- 安田 伊佐夫
- 騎手
- 赤木 高太郎
3年前には、グランリーオで中日新聞杯を制している藤沢牧場は、新ひだか町東静内の市街地に隣接する本場と同町内の真歌に分場を持つ。
牧場の代表は2代目の藤沢哲雄さんだが、現在は専務の澄雄さんと雅子夫人の二人が中心となってスタッフ7名と牧場を営んでいる。生産牧場として15頭の繁殖牝馬を飼養するが、先駆者として取り組んだコンサイナー会社を平行して経営しており、馴致馬なども預託管理している。
重賞優勝を果たした生産馬は、他にホマレオーカン(愛知杯 父サクラユタカオー)、シロキタクロス(神戸新聞杯 父タマモクロス)、キソジゴールド(武蔵野S 父ワッスルタッチ)。
藤沢澄雄さんは、一方で北海道道議会議員として馬産地のリーダーとなり「道営競馬の存続問題」等、道や国政へのパイプ役のため日々奔走している。誰もが憎む事の出来ない笑顔の持ち主で、自ら「澄雄ちゃんと呼んでください。」というように日高の多くの人に親しまれている。その忙しい“澄雄ちゃん”を助けているのが奥さんの雅子さん、何時も明るくジーパン姿で本場と分場を行き来しながら牧場を切盛りしている。
本レース当日は、セレクトセールの事前下見の日で夫婦はコンサイナーとして預かり馬の上場に会場の苫小牧・ノーザンホースパークにいた。
雅子さんは「レースが見たくて、せりの事務所でテレビを見させて頂いたのですが、セレクトセールの出身馬も出ていたようで関係者の方が集まっていました。最初は遠慮しておとなしく見ていたのですが、安定したレースぶりに3・4コーナーあたりで勝つのではないかと、つい興奮して騒いでしまいました。みなさんからお祝いの言葉まで頂いて・・・。」と笑顔を見せる。
久し振りの重賞制覇で藤沢夫妻を喜ばせた本馬の母はフラワータテヤマ(母の父ブライアンズタイム)。本馬は初仔になるが、この母はプライドが高く気性の激しい馬で、本馬が産まれたときは我が仔を寄せ付けずに子育てを拒否するほどの母親だったという。「うちの担当スタッフが、本馬にミルクを与えながら母親として慣れるまで我慢強く世話していました。勝った時は泣いていたようですよ。」とスタッフを労う。
母は、馬主の辻幸雄氏の所有馬で現役時代は中央で6勝をあげ、同牧場に繁殖として預けられた。5仔を出産後、同町内の牧場に移動しているが、半妹の4歳シャトルタテヤマ(父タイキシャトル)も500万下(まりも特別)を勝ち上がり今後の活躍が期待されている。
藤沢澄雄さんの活躍は多岐に渡るが、中でもコンサイナーの取り組みは競走馬づくりに於いて、馴致・育成の重要なポストとして生産界に認知されている。2年前にはコンサイナー協会も設立され、若手メンバーが熱心な活動を行い周囲の評価は高い。
22日からは、北海道市場でセレクションセールが開催されるが、また、藤沢夫妻の活躍の様子が見られそうだ。
牧場の代表は2代目の藤沢哲雄さんだが、現在は専務の澄雄さんと雅子夫人の二人が中心となってスタッフ7名と牧場を営んでいる。生産牧場として15頭の繁殖牝馬を飼養するが、先駆者として取り組んだコンサイナー会社を平行して経営しており、馴致馬なども預託管理している。
重賞優勝を果たした生産馬は、他にホマレオーカン(愛知杯 父サクラユタカオー)、シロキタクロス(神戸新聞杯 父タマモクロス)、キソジゴールド(武蔵野S 父ワッスルタッチ)。
藤沢澄雄さんは、一方で北海道道議会議員として馬産地のリーダーとなり「道営競馬の存続問題」等、道や国政へのパイプ役のため日々奔走している。誰もが憎む事の出来ない笑顔の持ち主で、自ら「澄雄ちゃんと呼んでください。」というように日高の多くの人に親しまれている。その忙しい“澄雄ちゃん”を助けているのが奥さんの雅子さん、何時も明るくジーパン姿で本場と分場を行き来しながら牧場を切盛りしている。
本レース当日は、セレクトセールの事前下見の日で夫婦はコンサイナーとして預かり馬の上場に会場の苫小牧・ノーザンホースパークにいた。
雅子さんは「レースが見たくて、せりの事務所でテレビを見させて頂いたのですが、セレクトセールの出身馬も出ていたようで関係者の方が集まっていました。最初は遠慮しておとなしく見ていたのですが、安定したレースぶりに3・4コーナーあたりで勝つのではないかと、つい興奮して騒いでしまいました。みなさんからお祝いの言葉まで頂いて・・・。」と笑顔を見せる。
久し振りの重賞制覇で藤沢夫妻を喜ばせた本馬の母はフラワータテヤマ(母の父ブライアンズタイム)。本馬は初仔になるが、この母はプライドが高く気性の激しい馬で、本馬が産まれたときは我が仔を寄せ付けずに子育てを拒否するほどの母親だったという。「うちの担当スタッフが、本馬にミルクを与えながら母親として慣れるまで我慢強く世話していました。勝った時は泣いていたようですよ。」とスタッフを労う。
母は、馬主の辻幸雄氏の所有馬で現役時代は中央で6勝をあげ、同牧場に繁殖として預けられた。5仔を出産後、同町内の牧場に移動しているが、半妹の4歳シャトルタテヤマ(父タイキシャトル)も500万下(まりも特別)を勝ち上がり今後の活躍が期待されている。
藤沢澄雄さんの活躍は多岐に渡るが、中でもコンサイナーの取り組みは競走馬づくりに於いて、馴致・育成の重要なポストとして生産界に認知されている。2年前にはコンサイナー協会も設立され、若手メンバーが熱心な活動を行い周囲の評価は高い。
22日からは、北海道市場でセレクションセールが開催されるが、また、藤沢夫妻の活躍の様子が見られそうだ。