2008年04月12日 NZトロフィー Jpn2
優勝馬:サトノプログレス
プロフィール
- 生年月日
- 2005年03月02日 03歳
- 性別/毛色
- 牡/鹿毛
- 戦績
- 国内:7戦3勝
- 総収得賞金
- 76,876,000円
- 母 (母父)
- トウヨウロイヤル by ロイヤルアカデミー2(USA)
- 馬主
- 里見 治
- 生産者
- 高村 伸一 (様似)
- 調教師
- 国枝 栄
- 騎手
- 横山 典弘
本馬の故郷は、様似町岡田の高村伸一牧場。
様似町の市街地から様似川沿いに4キロほど入った丘の上にある。 隣には辻牧場の分場があり、様似川の上流に目をやるとアポイ岳や日高山脈の末端となる低い山々が連なっている。
高村伸一氏は、父秀司さんから引き継ぐ2代目で、常に繁殖牝馬7~8頭と少数頭を飼養する方針を変えずに家族経営を続けてきたが、既に4頭の重賞馬を輩出してきた。(インターグシケン・菊花賞他 イブキファイブワン・北九州記念 スターマン・鳴尾記念他 インターシュプール・新潟記念)
同牧場は、昭和45年に酪農から軽種馬生産に転業しているが、当初の苦労をインターグシケンの活躍で精神的、経済的に支えられたと高村社長は語る。現在も7頭の繁殖牝馬を洋子夫人と二人で飼養しているが、高村氏は現在、ひだか東農協理事、洋子夫人は様似町議会議員と地域のリーダーでもある。
本馬の重賞初制覇は、牧場にとっては14年ぶりの重賞優勝で夫妻は明るい笑顔を見せる。
高村氏は「テレビで見ていたのですが、人気もさほどないので勝ち負けは意識していませんでした。4コーナーで離されていたので追いつけないと思っていたら、ゴール前で交わしたのでビックリしました。前走(3歳500万下 1着)で折り合いのついた大人のレースは出来ていましたね。本馬は自信のあった産駒で、全兄で大人しかったマイケルバローズ(7歳 現役で活躍中)と対照的に元気の良すぎる仔でした。また、重賞を取らせて頂いて本当に有難いし、本馬がトレーニングセールに上場した時お世話になった育成牧場のチェスナットファーム、馬主さん(里見治氏)、そして国枝調教師に先ず御礼を言いたいです。」と陣営に感謝する。
本馬の母はトウヨウロイヤル(母の父 ロイヤルアカデミー2)。地道な経営をつづける夫妻が、良血の繁殖牝馬導入のため一大決心をして、タタソールのせりで購買した祖母の持ち込み馬オーミディア(祖母の父 Riverman)の仔だ。夫妻の期待を背負っての今回の殊勲に夫妻も優しく母トウヨウロイヤルに声をかけていた。
本馬の下の全弟の2歳は、父タイキシャトルとそっくりの仔だという。また、1歳の弟は父が話題のキングカメハメハで7月のセレクトセールに上場予定。今年は、注目の新種牡馬アドマイヤムーンを配合中ということで来年の出産も楽しみになる。
期待の繁殖牝馬の産駒に、これからも夫妻の夢が膨らむ同牧場。本馬は、いよいよ、GⅠに参戦する事になりそうだが、様似地区で初めてのGⅠ優勝を飾った産駒インターグシケンと同様に、様似に久し振りのGⅠ優勝という明るい話題を提供していただきたい。
様似町の市街地から様似川沿いに4キロほど入った丘の上にある。 隣には辻牧場の分場があり、様似川の上流に目をやるとアポイ岳や日高山脈の末端となる低い山々が連なっている。
高村伸一氏は、父秀司さんから引き継ぐ2代目で、常に繁殖牝馬7~8頭と少数頭を飼養する方針を変えずに家族経営を続けてきたが、既に4頭の重賞馬を輩出してきた。(インターグシケン・菊花賞他 イブキファイブワン・北九州記念 スターマン・鳴尾記念他 インターシュプール・新潟記念)
同牧場は、昭和45年に酪農から軽種馬生産に転業しているが、当初の苦労をインターグシケンの活躍で精神的、経済的に支えられたと高村社長は語る。現在も7頭の繁殖牝馬を洋子夫人と二人で飼養しているが、高村氏は現在、ひだか東農協理事、洋子夫人は様似町議会議員と地域のリーダーでもある。
本馬の重賞初制覇は、牧場にとっては14年ぶりの重賞優勝で夫妻は明るい笑顔を見せる。
高村氏は「テレビで見ていたのですが、人気もさほどないので勝ち負けは意識していませんでした。4コーナーで離されていたので追いつけないと思っていたら、ゴール前で交わしたのでビックリしました。前走(3歳500万下 1着)で折り合いのついた大人のレースは出来ていましたね。本馬は自信のあった産駒で、全兄で大人しかったマイケルバローズ(7歳 現役で活躍中)と対照的に元気の良すぎる仔でした。また、重賞を取らせて頂いて本当に有難いし、本馬がトレーニングセールに上場した時お世話になった育成牧場のチェスナットファーム、馬主さん(里見治氏)、そして国枝調教師に先ず御礼を言いたいです。」と陣営に感謝する。
本馬の母はトウヨウロイヤル(母の父 ロイヤルアカデミー2)。地道な経営をつづける夫妻が、良血の繁殖牝馬導入のため一大決心をして、タタソールのせりで購買した祖母の持ち込み馬オーミディア(祖母の父 Riverman)の仔だ。夫妻の期待を背負っての今回の殊勲に夫妻も優しく母トウヨウロイヤルに声をかけていた。
本馬の下の全弟の2歳は、父タイキシャトルとそっくりの仔だという。また、1歳の弟は父が話題のキングカメハメハで7月のセレクトセールに上場予定。今年は、注目の新種牡馬アドマイヤムーンを配合中ということで来年の出産も楽しみになる。
期待の繁殖牝馬の産駒に、これからも夫妻の夢が膨らむ同牧場。本馬は、いよいよ、GⅠに参戦する事になりそうだが、様似地区で初めてのGⅠ優勝を飾った産駒インターグシケンと同様に、様似に久し振りのGⅠ優勝という明るい話題を提供していただきたい。