2007年09月09日 セントウルS G2
優勝馬:サンアディユ
プロフィール
- 生年月日
- 2002年03月26日 05歳
- 性別/毛色
- 牝/鹿毛
- 戦績
- 国内:15戦7勝
- 総収得賞金
- 242,124,000円
- 母 (母父)
- シェリーザ(IRE) by Caerleon(USA)
- 馬主
- 松岡 隆雄
- 生産者
- 下河辺牧場 (門別)
- 調教師
- 音無 秀孝
- 騎手
- 川田 将雅
サマースプリントシリーズ第2戦のアイビスサマーダッシュJpnⅢ(13人気 10pt)に勝ち生産牧場の下河辺行雄・隆行兄弟を驚かせた本馬は、第3戦北九州記念JpnⅢ(5人気 7着 1pt )に続き、今回のレースに再度優勝(11人気 12pt)して、2007年度のサマースプリントシリーズのチャンピオンになった。
アイビスSDの取材時に「幼駒の頃はデブでノロマだった」と語っていた行雄さんは「前回は悪口を言い過ぎましたね。」と苦笑い。最後の直線で強豪を相手に5馬身差をつけて圧勝したレースを振り返る。「またビックリさせられましたよ。強いレースをしましたね。前半は少しかかり気味に先行したので、馬には悪いけれど崩れてしまうと不安になりましが、直線で凄い脚を見せました。(優勝を)期待されるプレッシャーなども無かったので(11人気)素直に喜べましたが、何よりシリーズのチャンピオンになれたのが嬉しいですよ。2ヶ月程の夏の暑い期間に輸送を続けながら体調を維持して3戦とも成績を残してくれましたから相当なものだと思います。馬にも感謝したいし、厩舎サイドの大変な努力には敬意を表したいです。」と本馬や音無秀孝厩舎の活躍を賞賛する。
次走は、いよいよGⅠのスプリンターズSの予定だが、行雄さんは「今回は、次走へ向けてのレースで強豪馬たちの実力ではありません。本馬も、芝に変って3戦目で未知数の部分もあり、まだまだ胸を借りる形でしょう。でも、もう悪口は言えなくなりそうですね。」と笑う。
生産・育成・馴致・調教を行なう‘総合牧場’の下河辺牧場では、50名ほどのスタッフが、夫々の担当部門だけでなく他部門の作業にも連携して競走馬づくりをしており、スタッフ全員が送り出す馬に携わる。前日に行なわれた本馬の優勝祝勝会では、スタッフに印象の深く残る本馬の牧場時代の話に盛り上がったそうだ。
幼駒のころ‘デブでノロマ’だった本馬にスタッフの愛情のこもった(?)この表現は続きそうだが、そこには生産者の産駒を想う暖かさがある。
夏の24時間放牧を終えた母シェリーザ(母の父Caerleon)は、本場近くの放牧地にいて元気に青草を食んでいる。父にフレンチデピュティを受胎済みで来年の本馬の全兄弟誕生が楽しみとなった。
※同牧場の産駒で牝馬三冠馬となったスティルインラブは、同牧場に繁殖入りして、今年、第1仔(牡 父キングカメハメハ)を残し8月に死亡しましたが、この度、お墓が同牧場事務所横に造られました。
牧場の御厚意により、ファンの方のお墓参りをさせていただけるとの事です。ただし、馬や施設の見学は、従来どおり出来ませんので御迷惑のかからぬよう願いいたします。詳しくは当ホームページの案内をご利用下さい。
アイビスSDの取材時に「幼駒の頃はデブでノロマだった」と語っていた行雄さんは「前回は悪口を言い過ぎましたね。」と苦笑い。最後の直線で強豪を相手に5馬身差をつけて圧勝したレースを振り返る。「またビックリさせられましたよ。強いレースをしましたね。前半は少しかかり気味に先行したので、馬には悪いけれど崩れてしまうと不安になりましが、直線で凄い脚を見せました。(優勝を)期待されるプレッシャーなども無かったので(11人気)素直に喜べましたが、何よりシリーズのチャンピオンになれたのが嬉しいですよ。2ヶ月程の夏の暑い期間に輸送を続けながら体調を維持して3戦とも成績を残してくれましたから相当なものだと思います。馬にも感謝したいし、厩舎サイドの大変な努力には敬意を表したいです。」と本馬や音無秀孝厩舎の活躍を賞賛する。
次走は、いよいよGⅠのスプリンターズSの予定だが、行雄さんは「今回は、次走へ向けてのレースで強豪馬たちの実力ではありません。本馬も、芝に変って3戦目で未知数の部分もあり、まだまだ胸を借りる形でしょう。でも、もう悪口は言えなくなりそうですね。」と笑う。
生産・育成・馴致・調教を行なう‘総合牧場’の下河辺牧場では、50名ほどのスタッフが、夫々の担当部門だけでなく他部門の作業にも連携して競走馬づくりをしており、スタッフ全員が送り出す馬に携わる。前日に行なわれた本馬の優勝祝勝会では、スタッフに印象の深く残る本馬の牧場時代の話に盛り上がったそうだ。
幼駒のころ‘デブでノロマ’だった本馬にスタッフの愛情のこもった(?)この表現は続きそうだが、そこには生産者の産駒を想う暖かさがある。
夏の24時間放牧を終えた母シェリーザ(母の父Caerleon)は、本場近くの放牧地にいて元気に青草を食んでいる。父にフレンチデピュティを受胎済みで来年の本馬の全兄弟誕生が楽しみとなった。
※同牧場の産駒で牝馬三冠馬となったスティルインラブは、同牧場に繁殖入りして、今年、第1仔(牡 父キングカメハメハ)を残し8月に死亡しましたが、この度、お墓が同牧場事務所横に造られました。
牧場の御厚意により、ファンの方のお墓参りをさせていただけるとの事です。ただし、馬や施設の見学は、従来どおり出来ませんので御迷惑のかからぬよう願いいたします。詳しくは当ホームページの案内をご利用下さい。