2006年11月05日 AR共和国杯 G2
優勝馬:トウショウナイト
プロフィール
- 生年月日
- 2001年05月29日 05歳
- 性別/毛色
- 牡/栗毛
- 戦績
- 国内:27戦6勝
- 総収得賞金
- 355,364,000円
- 母 (母父)
- ミッドナイトオアシス(USA) by Java Gold(USA)
- 馬主
- 藤田 衛成
- 生産者
- トウショウ産業株式会社トウショウ牧場 (静内)
- 調教師
- 保田 一隆
- 騎手
- 武士沢 友治
トウショウ牧場では、現在、スイープトウショウ、シーイズトウショウと牝馬の産駒がビッグレースを賑わしているが、牡馬の重賞制覇は8年前のトウショウオリオン(北九州記念 父トウショウボーイ 母コーニストウショウ)以来となる。
同牧場の志村場長は「牡馬が勝ってくれたのも嬉しいけど、本馬は昨年の天皇賞・春(スズカマンボの4着)など惜敗が続いていただけに、馬が可哀そうでしたから本当に良かったと思いますよ。良いレースをしてくれましたね。」と本馬の重賞挑戦12度目の殊勲を賞賛する。
「デビューしてから、短い距離でダメだったので、調教師(保田一隆師)の勧めもあって東京の2300mに出したら強い勝ち方をして、それから3連勝と距離の適性が見えてから頑張っていますね。昨年の宝塚記念後バテバテに疲れた体を牧場で立て直し、戻ってから今回の結果を出してくれました。メンバー的にも恵まれていたので、まだこれからでしょう。」と厩舎サイドの努力に感謝しながらも、ジャパンカップ、有馬記念へと盛り上がる中、慎重な姿勢を見せる。
本馬の母はミッドナイトオアシス(母の父 Java Gold USA)、フランスで1勝した後に第1仔を出産、1999年のキーンランド・ノベンバーセールで受胎馬(父Zafonic USA)として同牧場に輸入された期待馬だ。
せり名簿を見ると国内での近親の名が見当たらない外国産馬だが、志村場長は「(ミッドナイトオアシスの)母はNorthernette (祖母の父Northern Dancer 米国3勝 トップライトH GⅠなど)でカナダの年度代表馬にもなった活躍馬です。せりのカタログの血統を検討して購入したのですが、エージェントに依頼していたため実馬を見たのは牧場に来てからです。最初は華奢な体で見栄えも悪くてビックリしましたよ。でも、出てくる仔は実に良く種馬の良いところを出してくれています。本馬も父ティンバーカントリーそっくりの雄大な馬格を持っていますよ。日本の競馬にも合う血統だと証明されたわけですから嬉しいですね。」と笑顔を見せる。
その持込馬として来た日本での第1仔がユーロトウショウ、既に同牧場で後継馬として繁殖生活に入り、その産駒は土曜日のレースで2着と健闘して志村場長を喜ばせている。半弟に4歳のトウショウアタック(父トワイニング 中央2勝)、3歳トウショウオアシスが現役で活躍中。今年は父内国産となるダンスインザダークの仔が生まれ、父親そっくりだと期待されている。
重賞戦線を賑わしているトウショウ牧場産馬勢だが、志村場長は「大きなレースに毎週のように出てくれて、どうなっているのでしょうかね。オーナーブリーダーとしては理想の展開だけど、走らなくて辛い時を知っているのでね・・・」と喜びの中にも慎重な姿勢を崩さない。
ジャジャ馬娘スイープトウショウをGⅠ馬に育て上げ、今週はエリザベス女王杯に、シーイズトウショウは、選出されれば香港スプリントに挑戦するという。そして本馬は、第2の名牝ソシアルバターフライ(トウショウボーイの母)と期待の膨らむ輸入繁殖牝馬の成功を証明してGⅠの大一番への挑戦が始まる。
名門トウショウ牧場は、苦労の末に掴んだ第2、第3の黄金時代へ走り続けているようだ。
同牧場の志村場長は「牡馬が勝ってくれたのも嬉しいけど、本馬は昨年の天皇賞・春(スズカマンボの4着)など惜敗が続いていただけに、馬が可哀そうでしたから本当に良かったと思いますよ。良いレースをしてくれましたね。」と本馬の重賞挑戦12度目の殊勲を賞賛する。
「デビューしてから、短い距離でダメだったので、調教師(保田一隆師)の勧めもあって東京の2300mに出したら強い勝ち方をして、それから3連勝と距離の適性が見えてから頑張っていますね。昨年の宝塚記念後バテバテに疲れた体を牧場で立て直し、戻ってから今回の結果を出してくれました。メンバー的にも恵まれていたので、まだこれからでしょう。」と厩舎サイドの努力に感謝しながらも、ジャパンカップ、有馬記念へと盛り上がる中、慎重な姿勢を見せる。
本馬の母はミッドナイトオアシス(母の父 Java Gold USA)、フランスで1勝した後に第1仔を出産、1999年のキーンランド・ノベンバーセールで受胎馬(父Zafonic USA)として同牧場に輸入された期待馬だ。
せり名簿を見ると国内での近親の名が見当たらない外国産馬だが、志村場長は「(ミッドナイトオアシスの)母はNorthernette (祖母の父Northern Dancer 米国3勝 トップライトH GⅠなど)でカナダの年度代表馬にもなった活躍馬です。せりのカタログの血統を検討して購入したのですが、エージェントに依頼していたため実馬を見たのは牧場に来てからです。最初は華奢な体で見栄えも悪くてビックリしましたよ。でも、出てくる仔は実に良く種馬の良いところを出してくれています。本馬も父ティンバーカントリーそっくりの雄大な馬格を持っていますよ。日本の競馬にも合う血統だと証明されたわけですから嬉しいですね。」と笑顔を見せる。
その持込馬として来た日本での第1仔がユーロトウショウ、既に同牧場で後継馬として繁殖生活に入り、その産駒は土曜日のレースで2着と健闘して志村場長を喜ばせている。半弟に4歳のトウショウアタック(父トワイニング 中央2勝)、3歳トウショウオアシスが現役で活躍中。今年は父内国産となるダンスインザダークの仔が生まれ、父親そっくりだと期待されている。
重賞戦線を賑わしているトウショウ牧場産馬勢だが、志村場長は「大きなレースに毎週のように出てくれて、どうなっているのでしょうかね。オーナーブリーダーとしては理想の展開だけど、走らなくて辛い時を知っているのでね・・・」と喜びの中にも慎重な姿勢を崩さない。
ジャジャ馬娘スイープトウショウをGⅠ馬に育て上げ、今週はエリザベス女王杯に、シーイズトウショウは、選出されれば香港スプリントに挑戦するという。そして本馬は、第2の名牝ソシアルバターフライ(トウショウボーイの母)と期待の膨らむ輸入繁殖牝馬の成功を証明してGⅠの大一番への挑戦が始まる。
名門トウショウ牧場は、苦労の末に掴んだ第2、第3の黄金時代へ走り続けているようだ。