重賞ウィナーレポート

2005年02月19日 クイーンC G3

2005年02月19日 東京競馬場 雨 重 芝 1600m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:ライラプス

プロフィール

生年月日
2002年02月19日 03歳
性別/毛色
牝/栗毛
戦績
国内:6戦2勝
総収得賞金
143,507,000円
馬主
(有) サンデーレーシング
生産者
ノーザンファーム (早来)
調教師
松田 国英
騎手
武 豊
【取材先:ライラプス号の生産者・ノーザンファーム(事務局)】


―――― 一番人気に応えての重賞初勝利おめでとうございます。レースを振り返っての感想をお聞かせ下さい。

(スタッフ)デビュー時より高い人気でレースをしてきた本馬ですが、牡馬の一線級とも内容のあるレースをしてきただけに、今回こそは本馬の力を示せる機会と思い応援していました。


―――― デビュー戦以来、ずっと重賞を使い続けて来ましたね。昨年の2歳牝馬チャンピオンも出走していましたが、牡馬も含め数々の強豪達と渡り合ってきた経験がここで活きましたね?

(スタッフ)実力は誰もが認めるところでしょうが、常に同世代の強いメンバーとの競い合いでもあり、今回は月1走のしっかりとしたロ-テーションで体調を維持できたことが結果に結びついた要因と思っています。


―――― 母は大活躍された馬ですので、本馬も生まれた時から非常に期待の大きな1頭だったことと思います。牧場時代の印象をお聞きしたいのですが、まず当歳時は如何でしたか?

(スタッフ)本馬は母の初仔でしたので、いくらかコンパクトな造りの馬でしたが、全体に節々のしっかりとした丈夫な当歳でした。


―――― 続いて育成時はどのような動きを見せていましたか?

(スタッフ)育成時も母の産駒らしい血統的な端整さを思わせる機敏な動きのする馬で、競馬の時と同様に早い時期からシャープな動きを披露していました。


―――― さて続いて、母フサイチエアデールについてお聞かせ下さい。普段はどんな母親ですか?

(スタッフ)サンデーサイレンス産駒特有の悍性を内に秘めるタイプで、母となってからも特に手を焼かせることのない賢母です。子育ても無難にこなし、幅こそでて繁殖牝馬らしい体型になりましたが、全体のサイズは現役時と変らず標準で健康そのものです。


―――― 今年のお産の予定を教えて下さい。

(スタッフ)今年は3月17日を予定日に同じフレンチデピュティを受胎しています。


―――― 次のレースはいよいよGI桜花賞になるかと思います。母はこのレース2着でしたので、その分も頑張って欲しいですね?

(スタッフ)今年の牝馬はそれなりにレベルの高い世代と思っていますので、丈夫さが身上の本馬にもきっとチャンスがあることと思います。


―――― ご協力ありがとうございました。これからも益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
3歳牝馬限定重賞・第40回クイーンCは、単勝1番人気の武豊騎乗のライラプスが直線で抜け出して重賞初制覇を飾り、桜花賞への切符を手中に収めた。