重賞ウィナーレポート

2005年10月16日 秋華賞 G1

2005年10月16日 京都競馬場 晴 良 芝 2000m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:エアメサイア

プロフィール

生年月日
2002年02月04日 03歳
性別/毛色
牝/鹿毛
戦績
国内:8戦4勝
総収得賞金
335,538,000円
サンデーサイレンス(USA)
母 (母父)
エアデジャヴー  by  ノーザンテースト(CAN)
馬主
(株) ラッキーフィールド
生産者
社台ファーム (千歳)
調教師
伊藤 雄二
騎手
武 豊
【取材先:エアメサイア号の生産者・社台ファーム(事務局)】


―――― 本馬にとって悲願のGI制覇、本当におめでとうございます。素晴らしい追い込みでしたが、ゴールした瞬間の喜びの様子をお聞かせ下さい。

(スタッフ) ありがとうございます。前走もそうでしたが、今回も「届かないかなぁ」と思いましたが良く差してくれたと思います。勝ったメサイアも凄いと思いましたが、敗れたラインクラフトも相当強いと痛感させられましたね。


―――― 夏の調整がスムーズだったと前回お聞きしましたが、春と比べどのような点が一番成長したと感じますか?

(スタッフ) 春から完成度の高かった馬ですよ。目に見えて成長したようなところは特にありませんが、無事にリフレッシュ出来た事が、夏休み最大の収穫でした。


―――― 牧場にとっては思い入れのある血統の馬でこのレースを制覇し、3歳限定GⅠレースの完全制覇も達成しました。土曜日のデイリー杯も併せて、最高の週末になりましたね。

(スタッフ) はいそうですね、最高の週末になりました。


―――― さて、こうなってくると当然次の目標はエリザベス女王杯になるかと思います。距離延長、古馬との初対決、ハイレベルな同世代馬の巻き返し・・・興味は尽きませんが、どのようなレースを期待しますか?

(スタッフ) ・・・まあ、昨日あの激しいレースをしたばかりですので、しばらくラクさせてあげてください(笑)


―――― ありがとうございました。今後益々のご活躍をお祈り致しております。牝馬3冠の最終関門・第10回秋華賞(GⅠ)は、中団から直線勝負に賭ける武豊騎乗のエアメサイア(父サンデーサイレンス)が、早め先頭から押し切りを図るラインクラフトをゴール前できっちりクビ差捕らえてゴール。母エアデジャヴーの果たせなかった悲願のGⅠタイトルをゲットした。