重賞ウィナーレポート

2007年11月11日 エリザベス女王杯 G1

2007年11月11日 京都競馬場 晴 良 芝 2200m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:ダイワスカーレット

プロフィール

生年月日
2004年05月13日 03歳
性別/毛色
牝/栗毛
戦績
国内:8戦6勝
総収得賞金
786,685,000円
アグネスタキオン
母 (母父)
スカーレットブーケ  by  ノーザンテースト(CAN)
馬主
大城 敬三
生産者
社台ファーム (千歳)
調教師
松田 国英
騎手
安藤 勝己
 一番人気に押されていたウオッカが、レース当日の朝に出走回避。押し出されるような形で一番人気となったダイワスカーレットではあったが、そのレースぶりはむしろ圧倒的な一番人気に支持されなくてはいけないような完勝を果たしてみせた。

 「TVの実況でもアナウンサーの方が話していたように、ライバルでもあるウオッカの分まで負けられない一戦だと思っていました。それにしても強い勝ち方でしたね」と社台ファームの長浜卓也さんも、この勝利には感動すら通り越した、驚嘆の表情を浮かべる。
 確かに3/4馬身差という着差以上の勝利であり、しかも改めて「強い3歳牝馬」を自らの勝利でアピールした結果とも言えた。

 「この馬の強さを色々と聞かれますが、何よりも強いと思うのは人間が決めたローテーションどおりの競馬ができて、そして最高の結果を出してくれるところではないのでしょうか」と長浜さん。
 今年に入ってからはオークスの回避こそあったものの、それ以外は王道のローテーションを歩みながらデビュー以来となる100%の連対率をキープし続けている。

 母のスカーレットブーケもこのたび、ディープインパクトの受胎を確認。半兄のダイワメジャーもGⅠ4勝、そして近親のヴァーミリアンも先日行われたJBCクラシックを優勝と、今の日本競馬で最も活力のあるファミリーだけに、来年の産駒誕生が今から待ち遠しい。

 これでダイワスカーレットは今年のJpnⅠ・GⅠレースを3勝。年度代表馬争いから一歩抜け出す形となったが、名実ともに今年の最強馬を決めるレースである年末の大一番、有馬記念への出走をオーナーサイドが表明。
 GⅠ・JpnⅠ4勝牝馬となった時には年度代表馬だけでなく、「歴史的な名牝」との言葉もダイワスカーレットに付け加えられることだろう。