2005年07月24日 函館記念 G3
優勝馬:エリモハリアー
プロフィール
- 生年月日
- 2000年03月21日 05歳
- 性別/毛色
- せん/鹿毛
- 戦績
- 国内:33戦7勝
- 総収得賞金
- 350,431,000円
- 父
- ジェネラス(IRE)
- 母 (母父)
- エリモハスラー by ブレイヴエストローマン(USA)
- 馬主
- 山本 敏晴
- 生産者
- えりも農場 (えりも)
- 調教師
- 田所 秀孝
- 騎手
- 北村 浩平
28日、日高地方は、心配された台風7号の被害も無く、台風一過、快晴となった。
本馬のふるさと、えりも町・歌別のえりも農場(現在エクセルマネジメントに社名変更)に向かう海沿いの国道は、海の波が少々荒いものの、青空が広がり台風の残した風が気持ち良い。海岸では海に出られない漁師が、流れ着く昆布を拾い集めていた。いよいよ日高は本格的な短い夏を迎えたようだ。
同牧場は、日高山脈の末端の高原状の高台に位置しており、それぞれに広い牧野を4箇所に別けて持つ。立地の状況を上手く利用して、繁殖から昼夜放牧を取り入れる中間育成まで手がける。また、苫小牧に近い厚真には90馬房を持つトレーニングセンターがあり、最終調教まで一貫して行う“総合”牧場だ。従来よりオーナーブリーダーの様相を持つが、マーケットブリーダーとしてもせり市場を賑わしている。生産馬もGⅠ馬エリモエクセル(‘98オークス)など活躍馬を多く輩出。
えりも地区は、牧場の数が7軒(協会登録分)と少ないが、重賞制覇は同牧場のエリモブライアン(‘01ステイヤーズS)以来4年振りとなり、本馬の快挙は、地域の生産者の喜びでもあったようだ。今回の取材時には、社長の山本将裕(まさひろ)氏が海外に長期出張中の為、本馬の詳細については次回となるが、スタッフの三好さんに喜びの声を頂いた。
重賞レースを好位につけ、直線鋭く抜け出た堂々たる勝ち方に、牧場事務所で仲間と観戦した三好さんは「4角のレース振りから行けそうだったので力が入り、みんなで叫びましたよ。前走の巴賞で勝ちながら人気薄(6番人気)でしたが、もともと良馬場でも走る馬ですからね。それと不思議に夏場に頑張ります。幼駒の頃は手が掛からなく目立たない仔でしたが、強い馬になりましたね」と嬉しそう。
本馬の母エリモハスラー(母の父ブレイベストローマン)は現在、門別の牧場に移動しているが、今年は4月にヘクタープロテクターの牡馬を産み、元気にしているという。
本馬の活躍に、これからは、改名したエクセルマネジメント産名の若駒のレース振りが楽しみになってきた。
取材した第四厩舎の放牧地には、エリモブライアンが戻ってきている。アドマイヤボサツ、タニノブーケ、ナルシスノワール、トウケイニセイ等も元気な姿を見せており、リタイヤ馬を大事にする同牧場の姿勢が伺える。
※牧場の場所が分かりにくい事もありますので、見学の際は当ホームページか、ふるさと案内所に見学条件等の確認のうえ、牧場に御迷惑がかからないようお願いいたします。芝中距離OPハンデ戦・函館記念(GIII)は、前哨戦巴賞の勝ち馬・エリモハリアー(せん5歳、父ジェネラス)が、ゴール前で逃げ粘るブルートルネード(2着)をキッチリ交わして優勝。鞍上の北村浩平騎手ともども重賞初制覇を果たした。
本馬のふるさと、えりも町・歌別のえりも農場(現在エクセルマネジメントに社名変更)に向かう海沿いの国道は、海の波が少々荒いものの、青空が広がり台風の残した風が気持ち良い。海岸では海に出られない漁師が、流れ着く昆布を拾い集めていた。いよいよ日高は本格的な短い夏を迎えたようだ。
同牧場は、日高山脈の末端の高原状の高台に位置しており、それぞれに広い牧野を4箇所に別けて持つ。立地の状況を上手く利用して、繁殖から昼夜放牧を取り入れる中間育成まで手がける。また、苫小牧に近い厚真には90馬房を持つトレーニングセンターがあり、最終調教まで一貫して行う“総合”牧場だ。従来よりオーナーブリーダーの様相を持つが、マーケットブリーダーとしてもせり市場を賑わしている。生産馬もGⅠ馬エリモエクセル(‘98オークス)など活躍馬を多く輩出。
えりも地区は、牧場の数が7軒(協会登録分)と少ないが、重賞制覇は同牧場のエリモブライアン(‘01ステイヤーズS)以来4年振りとなり、本馬の快挙は、地域の生産者の喜びでもあったようだ。今回の取材時には、社長の山本将裕(まさひろ)氏が海外に長期出張中の為、本馬の詳細については次回となるが、スタッフの三好さんに喜びの声を頂いた。
重賞レースを好位につけ、直線鋭く抜け出た堂々たる勝ち方に、牧場事務所で仲間と観戦した三好さんは「4角のレース振りから行けそうだったので力が入り、みんなで叫びましたよ。前走の巴賞で勝ちながら人気薄(6番人気)でしたが、もともと良馬場でも走る馬ですからね。それと不思議に夏場に頑張ります。幼駒の頃は手が掛からなく目立たない仔でしたが、強い馬になりましたね」と嬉しそう。
本馬の母エリモハスラー(母の父ブレイベストローマン)は現在、門別の牧場に移動しているが、今年は4月にヘクタープロテクターの牡馬を産み、元気にしているという。
本馬の活躍に、これからは、改名したエクセルマネジメント産名の若駒のレース振りが楽しみになってきた。
取材した第四厩舎の放牧地には、エリモブライアンが戻ってきている。アドマイヤボサツ、タニノブーケ、ナルシスノワール、トウケイニセイ等も元気な姿を見せており、リタイヤ馬を大事にする同牧場の姿勢が伺える。
※牧場の場所が分かりにくい事もありますので、見学の際は当ホームページか、ふるさと案内所に見学条件等の確認のうえ、牧場に御迷惑がかからないようお願いいたします。芝中距離OPハンデ戦・函館記念(GIII)は、前哨戦巴賞の勝ち馬・エリモハリアー(せん5歳、父ジェネラス)が、ゴール前で逃げ粘るブルートルネード(2着)をキッチリ交わして優勝。鞍上の北村浩平騎手ともども重賞初制覇を果たした。