重賞ウィナーレポート

2007年11月25日 ジャパンC G1

2007年11月25日 東京競馬場 晴 良 芝 2400m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:アドマイヤムーン

プロフィール

生年月日
2003年02月23日 04歳
性別/毛色
牡/鹿毛
戦績
国内:14戦9勝
総収得賞金
740,462,000円
エンドスウィープ(USA)
母 (母父)
マイケイティーズ  by  サンデーサイレンス(USA)
馬主
ダーレー・ジャパン・ファーム (有)
生産者
ノーザンファーム (早来)
調教師
松田 博資
騎手
岩田 康誠
 前日のヴァーミリアンから続く、連日のGⅠ制覇。しかもワンツーフィニッシュと、今年のジャパンカップウィークは「ノーザンファームウィーク」ともなった。
 「このジャパンカップには7頭の生産馬が出走していましたが、優勝したアドマイヤムーン、そして2着のポップロックだけでなく、5着にはデルタブルースが入ってくれました。しかも3着馬と4着馬はダービー馬であることを考えると、非常に高いレベルにおいて能力が拮抗した中で、これだけの素晴らしい成績を残せたことは嬉しい限りです」
 とノーザンファーム事務局の中尾義信さんの声も、嬉しさからかどことなく弾んで聞こえる。優勝したアドマイヤムーンは中尾さんが鑑定人を務めたセレクトセールの出身であり、幼少の頃から成長を見守ってきたことも、この喜びを増幅させているように思える。
 「ジャパンカップダートを制したアロンダイトもそうですが、アドマイヤムーンも母父にサンデーサイレンスの名前があります。種牡馬としては勿論、種牡馬の父としても日本競馬に多大な功績を残していますが、母父としての優秀さにも改めて驚かされるばかりです」(中尾氏)
 
 夏場はノーザンファーム早来で調整され、必勝を喫して望んだ天皇賞・秋だったが、不利もあって6着に敗れている。このジャパンカップではその時より400Mという距離延長が嫌われたのか、5番人気の評価に留まっていた。
「天皇賞・秋も素晴らしい状態でしたが、ジャパンカップにおけるパドックでの姿を見た時には、陣営のなみなみならぬ気持ちが、究極とも言える馬の仕上げにも現れていた印象を受けました。改めて調教師や、厩舎スタッフの方に感謝するだけです」(中尾さん)
 これでG1レースを3勝。2400Mという距離も克服したことで、有馬記念への出走も期待されたが、レースの後でオーナーサイドが発表したように、このジャパンカップがラストランとなった。
「これだけの活躍をしてくれた馬ですし、種牡馬となってからも必ずや素晴らしい産駒を残してくれることでしょう」(中尾さん)
 アドマイヤムーンはレースの疲れが取れ次第、繋養先となる日高町のダーレースタリオンコンプレックスに入厩。世界を制した産駒の誕生は再来年の春となる。