2006年06月11日 CBC賞 G3
優勝馬:シーイズトウショウ
プロフィール
- 生年月日
- 2000年04月02日 06歳
- 性別/毛色
- 牝/鹿毛
- 戦績
- 国内:32戦6勝
- 総収得賞金
- 504,499,000円
- 母 (母父)
- ジェーントウショウ by トウショウフリート
- 馬主
- トウショウ産業 (株)
- 生産者
- トウショウ牧場 (静内)
- 調教師
- 鶴留 明雄
- 騎手
- 池添 謙一
静内東別にある名門トウショウ牧場は山間にあり、周りの木々も初夏の装いを呈しています。
昨年7月の函館スプリントS以来、約1年ぶりの重賞制覇に同牧場の志村場長は「正直言って、天気も良くなかったし、57キロも背負っていたので心配でした。でも、ゴール前で一伸びしての完勝、強かったですよね。池添(騎手)君が上手く乗ってくれまた。」と頼もしそうに本馬を賞賛する。
さらに4度目の重賞制覇に「4年連続ですよね。女の仔では3頭目(過去にメジロドーベルとスティンガー)になるようですが良く頑張っています。これで賞金も4億1千万円稼いでくれて、本当にありがたい孝行馬です。これからは得意な平地のスピード馬場を選び、サマースプリントシリーズ(新設、ポイント制でボーナス5千万円)に向かう事になるでしょう。」とオーナーブリーダーとしての本音も伺える。
ブリーダーとしても今後、牧場の大切な血統後継馬として繁殖活動期待する志村場長は、「良い歳にもなったので、現役で頑張れるのも今年一杯だと思うな。牧場に戻ってくるのが楽しみです。」と、既に次代への期待を膨らます。
場長にとっては、本馬の血統は思い入れのあるものだ。母ジェーントウショウは名牝シラオキから継がれた同牧場の代表後継馬で、祖母コーニストウショウはシスタートウショウ(父トウショウボーイ、桜花賞)など活躍馬を輩出している。祖父はトウショウフリート(父トウショウペガサス)、血統配合のギャンブル(志村場長談)で名牝ソシアルバターフライのS3×M3の血量が入り、怪我で途中引退したがスピードのある馬で中央11戦7勝の活躍をしている。
志村場長は更に、トモの薄かった母にサクラバクシンオーを配合して、思い描いた仔(本馬)を誕生させたと、前回の取材時に語っていたのを思い出す。
母ジェーントウショウは、以前と同じく東別の分場に居ました。繁殖7年目を迎えた今、ひとまわり大きくなって益々元気な様子です。今年は、再びサクラバクシンオーを身ごもっているという。本馬は第1仔ですが、これまで唯一の半弟(父コロナドズクエスト)は一歳になり昼夜放牧に出されていました。ヤンチャな当歳時と比べて、がっしりとした馬格に大人びた雰囲気を放っており場長の期待も大きいようだ。
これからも楽しみなトウショウ牧場の活躍だが、気になるスイープトウショウの、その後を聞いてみました。
「すっかり回復して既に厩舎(栗東 都留調教師)で元気にしています。出来たら今度の宝塚記念でディープインパクトと走らせるのが私の夢だったのですが、ジャパンカップか有馬記念あたりで実現できるよう願いたいですね。」と、最後にオーナー側としての夢を語っていました。
昨年7月の函館スプリントS以来、約1年ぶりの重賞制覇に同牧場の志村場長は「正直言って、天気も良くなかったし、57キロも背負っていたので心配でした。でも、ゴール前で一伸びしての完勝、強かったですよね。池添(騎手)君が上手く乗ってくれまた。」と頼もしそうに本馬を賞賛する。
さらに4度目の重賞制覇に「4年連続ですよね。女の仔では3頭目(過去にメジロドーベルとスティンガー)になるようですが良く頑張っています。これで賞金も4億1千万円稼いでくれて、本当にありがたい孝行馬です。これからは得意な平地のスピード馬場を選び、サマースプリントシリーズ(新設、ポイント制でボーナス5千万円)に向かう事になるでしょう。」とオーナーブリーダーとしての本音も伺える。
ブリーダーとしても今後、牧場の大切な血統後継馬として繁殖活動期待する志村場長は、「良い歳にもなったので、現役で頑張れるのも今年一杯だと思うな。牧場に戻ってくるのが楽しみです。」と、既に次代への期待を膨らます。
場長にとっては、本馬の血統は思い入れのあるものだ。母ジェーントウショウは名牝シラオキから継がれた同牧場の代表後継馬で、祖母コーニストウショウはシスタートウショウ(父トウショウボーイ、桜花賞)など活躍馬を輩出している。祖父はトウショウフリート(父トウショウペガサス)、血統配合のギャンブル(志村場長談)で名牝ソシアルバターフライのS3×M3の血量が入り、怪我で途中引退したがスピードのある馬で中央11戦7勝の活躍をしている。
志村場長は更に、トモの薄かった母にサクラバクシンオーを配合して、思い描いた仔(本馬)を誕生させたと、前回の取材時に語っていたのを思い出す。
母ジェーントウショウは、以前と同じく東別の分場に居ました。繁殖7年目を迎えた今、ひとまわり大きくなって益々元気な様子です。今年は、再びサクラバクシンオーを身ごもっているという。本馬は第1仔ですが、これまで唯一の半弟(父コロナドズクエスト)は一歳になり昼夜放牧に出されていました。ヤンチャな当歳時と比べて、がっしりとした馬格に大人びた雰囲気を放っており場長の期待も大きいようだ。
これからも楽しみなトウショウ牧場の活躍だが、気になるスイープトウショウの、その後を聞いてみました。
「すっかり回復して既に厩舎(栗東 都留調教師)で元気にしています。出来たら今度の宝塚記念でディープインパクトと走らせるのが私の夢だったのですが、ジャパンカップか有馬記念あたりで実現できるよう願いたいですね。」と、最後にオーナー側としての夢を語っていました。