2006年12月17日 フェアリーS G3
優勝馬:アポロティアラ
プロフィール
- 生年月日
- 2004年04月14日 02歳
- 性別/毛色
- 牝/鹿毛
- 戦績
- 国内:5戦2勝
- 総収得賞金
- 41,145,000円
- 母 (母父)
- タイキフレグランス(USA) by Topsider(USA)
- 馬主
- アポロサラブレッドクラブ
- 生産者
- 山際牧場 (三石)
- 調教師
- 柴崎 勇
- 騎手
- 勝浦 正樹
単勝102倍という万馬券を演出した本馬の快走に山際牧場も驚きと喜びに満ちている。
同牧場は新ひだか町三石の国道に近く三石川の河川敷にあり、山際景路社長夫妻と先代の父芳勝さん夫妻で7頭の繁殖牝馬を飼養する家族経営の牧場。
農家としては、大変歴史があり6代先まで遡り、大正初期にはサラブレッドを導入しているが、「山際牧場」名での生産者の創業登録は昭和36年となるそうだ。芳勝さんの時代には、アングロアラブ種を主に扱い、カネヤマカザン(アラブダービー、アラブ王冠等)、ダイリンザン(ジュニアチャンピオン)、タカラシルキー(アラブ王冠等)など多くの活躍馬を輩出している。
今回の本馬の快挙は、サラブレッドの中央重賞初制覇だっただけに優勝の喜びは大きく、山際一家は満面の笑みを湛えている。
今年は期待を寄せていた生産馬のハロースピード(2歳 牝 父マヤノトップガン)が1人気でのファンタジーSで3着、阪神ジュべナイルFで6着と惜敗しているだけに、この日は一家揃って自宅での応援となった。
景路社長は「調子は良さそうでしたけれど人気も無く余り期待は出来ませんでしたからね。それが4角では良い位置に来て掲示板ぐらいはあるかと見ていたら、スッと抜け出して来たでしょ、後は3着があるのか、2着はあるのかと凄く興奮しました。勝った瞬間は“アアッ”という感じでしたね。ファンタジーSの時はハロースピードを応援に競馬場まで行ったのですけれど、そこで重賞の壁をつきつけられて、優勝の難しさを思い知らされていただけに本当に嬉しいですね。」と笑顔。横に居る奥さんも明るい笑顔で頷き、そこに来られた芳勝さんも両腕を前にかざし全身で喜びを表している。一家にとっては悲願の重賞初制覇となり、さらにクラシック戦線への夢が大きく膨む。
本馬の母タイキフレグランス(母の父Topsider 米国)の近親にはタイキフラッシュ(七夕賞)などいて、本馬は第5仔となるが父パラダイスクリークを受胎して同牧場に導入された。
撮影に案内していただいた奥さんは「馬体と血統を見て夫が買って来たのですが、本当に恵まれましたよね。母親は少し気難しい性格がありますが、あの仔(本馬)は手のかからない扱いやすい仔でしたね。」と振り返る。
半弟の一歳(父コロナドズクエスト)は、ビッグレッドファームに購入されて育成中、間もなく厳しいトレーニングが始まる。今年はゴールドアリュールが不受胎だったそうだが、来年はサクラバクシンオーの仔が生まれる予定で兄弟の活躍も期待される。
お父さんの芳勝さんは、日高軽種馬農協の理事を勤められた方で、長年、地域の生産活動に貢献されていた。今は、息子さんの景路さんに引き継がれているが、2代の親子夫妻は仲も良く楽しそうで本馬の活躍が、また絆を強くしているようだ。
同牧場は新ひだか町三石の国道に近く三石川の河川敷にあり、山際景路社長夫妻と先代の父芳勝さん夫妻で7頭の繁殖牝馬を飼養する家族経営の牧場。
農家としては、大変歴史があり6代先まで遡り、大正初期にはサラブレッドを導入しているが、「山際牧場」名での生産者の創業登録は昭和36年となるそうだ。芳勝さんの時代には、アングロアラブ種を主に扱い、カネヤマカザン(アラブダービー、アラブ王冠等)、ダイリンザン(ジュニアチャンピオン)、タカラシルキー(アラブ王冠等)など多くの活躍馬を輩出している。
今回の本馬の快挙は、サラブレッドの中央重賞初制覇だっただけに優勝の喜びは大きく、山際一家は満面の笑みを湛えている。
今年は期待を寄せていた生産馬のハロースピード(2歳 牝 父マヤノトップガン)が1人気でのファンタジーSで3着、阪神ジュべナイルFで6着と惜敗しているだけに、この日は一家揃って自宅での応援となった。
景路社長は「調子は良さそうでしたけれど人気も無く余り期待は出来ませんでしたからね。それが4角では良い位置に来て掲示板ぐらいはあるかと見ていたら、スッと抜け出して来たでしょ、後は3着があるのか、2着はあるのかと凄く興奮しました。勝った瞬間は“アアッ”という感じでしたね。ファンタジーSの時はハロースピードを応援に競馬場まで行ったのですけれど、そこで重賞の壁をつきつけられて、優勝の難しさを思い知らされていただけに本当に嬉しいですね。」と笑顔。横に居る奥さんも明るい笑顔で頷き、そこに来られた芳勝さんも両腕を前にかざし全身で喜びを表している。一家にとっては悲願の重賞初制覇となり、さらにクラシック戦線への夢が大きく膨む。
本馬の母タイキフレグランス(母の父Topsider 米国)の近親にはタイキフラッシュ(七夕賞)などいて、本馬は第5仔となるが父パラダイスクリークを受胎して同牧場に導入された。
撮影に案内していただいた奥さんは「馬体と血統を見て夫が買って来たのですが、本当に恵まれましたよね。母親は少し気難しい性格がありますが、あの仔(本馬)は手のかからない扱いやすい仔でしたね。」と振り返る。
半弟の一歳(父コロナドズクエスト)は、ビッグレッドファームに購入されて育成中、間もなく厳しいトレーニングが始まる。今年はゴールドアリュールが不受胎だったそうだが、来年はサクラバクシンオーの仔が生まれる予定で兄弟の活躍も期待される。
お父さんの芳勝さんは、日高軽種馬農協の理事を勤められた方で、長年、地域の生産活動に貢献されていた。今は、息子さんの景路さんに引き継がれているが、2代の親子夫妻は仲も良く楽しそうで本馬の活躍が、また絆を強くしているようだ。