2009年07月19日 アイビスサマーダッシュ G3
優勝馬:カノヤザクラ
プロフィール
- 生年月日
- 2004年03月31日 05歳
- 性別/毛色
- 牝/栗毛
- 戦績
- 国内:20戦6勝
- 総収得賞金
- 306,067,000円
- 母 (母父)
- ウッドマンズシック(USA) by Woodman(USA)
- 馬主
- 神田 薫
- 生産者
- 浜本牧場 (門別)
- 調教師
- 橋口 弘次郎
- 騎手
- 小牧 太
新潟競馬場の夏の風物詩となった芝直線1000メートルのスプリント戦、アイビスサマーダッシュ(G3)を制したのは、3番人気で臨んだ昨年の覇者カノヤザクラ。今年で9回目を迎えたアイビスサマーダッシュ(G3)史上初の二連覇を成し遂げた。昨年の勝利に引き続き、今年も目の前で連覇を見届けた生産者の濱本泰彰さんは「レースの数日前、七夕賞を連覇したミヤビランベリの関係者の方と話していたんですよ。連覇なんてなかなかできることじゃないし、うちの馬はどうかな、なんて。それが現実になってしまったんだからすごいことですよね」と満面の笑みを浮かべた。
カノヤザクラの母、ウッドマンズシックと濱本さんとの出会いは12年前。日本から遠く離れた米国、キーンランドでの出来事だった。「何人かでキーンランドのせりに行った時、ウッドマンズシックが上場されていたんです。いい馬だなとは思ったけど、一緒に行った人が落札したのでその時は諦めました」その後、輸入されたウッドマンズシックは再び繁殖牝馬セールに上場される。「今度こそはと思い競り合いの末落札しましたよ」
濱本さんの元へやって来て5年、ウッドマンズシックはサクラバクシンオー産駒を出産する。「牝馬ながら骨量があって、誰に見せても恥ずかしくない、見栄えのする馬でしたと当時を回想する。ウッドマンズシックは7頭の子を生したが、カノヤザクラの1歳下の妹、カノヤトップレディ(牝4、父キングヘイロー)以後4年間子宝に恵まれていない。
「今年も種付けはしたのですが流産してしまって…なんとか受胎できるように試行錯誤してはいるのですが、私の手元ではこれ以上のことはしてあげられない。ウッドマンズシックの子供たちは全て牝馬で、うちにも後継となるカノヤザミラクル(父ダンスインザダーク)もいるし、お譲りすることにしたんです。移動先の牧場は再生を図りたいとおっしゃってくれているので、環境が変わってまた産駒に恵まれることを祈っています」と濱本さん。
ウッドマンズシックのお話を伺った後、後継牝馬でカノヤザクラの半姉、カノヤザミラクルの元へ。母にぴったりと寄り添う当歳馬の父はサクラバクシンオーだそう。
「カノヤザミラクルの初仔はファルブラヴ産駒の男馬でしたが、2番目のこの仔も牝馬でした。生まれ落ちが良かったので今年もバクシンオーを種付けしました。叔母さんほど走ってくれるかどうかはわかりませんが、先々が楽しみな1頭です」と期待を寄せている。
昨年はセントウルS(G2)も制してサマースプリントシリーズチャンピオンに輝いたカノヤザクラ。今年も同じローテーションでチャンピオン連覇を狙う。
カノヤザクラの母、ウッドマンズシックと濱本さんとの出会いは12年前。日本から遠く離れた米国、キーンランドでの出来事だった。「何人かでキーンランドのせりに行った時、ウッドマンズシックが上場されていたんです。いい馬だなとは思ったけど、一緒に行った人が落札したのでその時は諦めました」その後、輸入されたウッドマンズシックは再び繁殖牝馬セールに上場される。「今度こそはと思い競り合いの末落札しましたよ」
濱本さんの元へやって来て5年、ウッドマンズシックはサクラバクシンオー産駒を出産する。「牝馬ながら骨量があって、誰に見せても恥ずかしくない、見栄えのする馬でしたと当時を回想する。ウッドマンズシックは7頭の子を生したが、カノヤザクラの1歳下の妹、カノヤトップレディ(牝4、父キングヘイロー)以後4年間子宝に恵まれていない。
「今年も種付けはしたのですが流産してしまって…なんとか受胎できるように試行錯誤してはいるのですが、私の手元ではこれ以上のことはしてあげられない。ウッドマンズシックの子供たちは全て牝馬で、うちにも後継となるカノヤザミラクル(父ダンスインザダーク)もいるし、お譲りすることにしたんです。移動先の牧場は再生を図りたいとおっしゃってくれているので、環境が変わってまた産駒に恵まれることを祈っています」と濱本さん。
ウッドマンズシックのお話を伺った後、後継牝馬でカノヤザクラの半姉、カノヤザミラクルの元へ。母にぴったりと寄り添う当歳馬の父はサクラバクシンオーだそう。
「カノヤザミラクルの初仔はファルブラヴ産駒の男馬でしたが、2番目のこの仔も牝馬でした。生まれ落ちが良かったので今年もバクシンオーを種付けしました。叔母さんほど走ってくれるかどうかはわかりませんが、先々が楽しみな1頭です」と期待を寄せている。
昨年はセントウルS(G2)も制してサマースプリントシリーズチャンピオンに輝いたカノヤザクラ。今年も同じローテーションでチャンピオン連覇を狙う。