2008年09月14日 セントウルS G2
優勝馬:カノヤザクラ
プロフィール
- 生年月日
- 2004年03月31日 04歳
- 性別/毛色
- 牝/栗毛
- 戦績
- 国内:16戦5勝
- 総収得賞金
- 306,067,000円
- 母 (母父)
- ウッドマンズシック(USA) by Woodman(USA)
- 馬主
- 神田 薫
- 生産者
- 浜本牧場 (門別)
- 調教師
- 橋口 弘次郎
- 騎手
- 小牧 太
7月のアイビスサマーダッシュに続く今回の重賞制覇で、‘08サマースプリントシリーズチャンピオンの称号も手に入れた本馬。
G1馬2頭を含む強豪を相手に、堂々とした危なげの無い快勝だったが、浜本牧場の濱本泰彰社長は「強かったねえ。思った以上に強い勝ち方だった。小牧騎手が4コーナーから、上手く追っ付けて前に出たのでゴール手前で勝てると思いましたよ。展開のハマッたレースでしたね。」と満足そうに語る。横に居た先代のお父さん(俊則さん)も「強かった。ゴール手前100mで勝ったと思い喜んでしまったよ。」と笑顔で相槌を打つ。
本馬は昨年の同レースでは,サンアディユ(門別 下河辺牧場産)の2着と惜敗しているが、同馬もアイビスサマーダッシュで行き脚をつけて、このレースでサマースプリントチャンピオンの座を獲得している。又、本馬の半姉(1番仔)のパイアン(父Cozzene)も6年前のこのレースで2着となっており、濱本さんは「何かの因縁かね」と雪辱を果たした勝利に嬉しそうだ。
このシリーズの初回は、トウショウ牧場産駒シーイズトウショウが獲得しており、3年連続の日高産駒のチャンピオンが誕生しているが、残念な事に生産者への賞金等ご褒美は無い。大変な苦労の続く生産者だけに、何か報われる方法は無いものだろうか。
濱本さんは、この話に苦笑いを見せながらも「でも今回は、同じこの沢(厚別川)の山本さん(正和山本牧場 キストゥヘヴン)が同じ日に中山で勝ったでしょう。直ぐに電話して、お互いに強かったね、と喜び合ったよ。珍しい事だし、この沢の生産仲間も喜んでいる。」と喜びを強調する。
ちなみに厚別川沿いで、この5年ほどの中央重賞優勝馬生産牧場は、タバタファーム(サイドワインダー)、松本信行牧場(トーホウレーサー)、ノースヒルズマネジメント(ヘヴンリーロマンス他)、パカパカファーム(ピンクカメオ)、錦岡牧場(ヤマニンメルベイユ他)がある。
濱本さんを喜ばせた事がもう一つある。同牧場で基礎牝系となるツルマルガール(父サッカーボーイ 朝日ChC)の最後の牝馬ツルマルオジョウ(父ダンスインザダーク)が現役を引退して18日に里帰りしたことだ。GⅠ馬ツルマルボーイの全妹で、同牧場の大切な血統後継馬として今後の産駒の誕生が楽しみになった。
実力派の同牧場産駒の重賞馬はムオー(阪神大賞典)、キクノツバメ(クイーンC),ワンモアラブウエイ(カブトヤマ記念ほか)、ツルマルガール(朝日ChC)、ツルマルガイセン(中日新聞杯)、ツルマルボーイ(安田記念ほか)と本馬の7頭になった。
強い勝ち方で重賞を2連勝した本馬がどこまで勝ち進むのか、秋の重賞戦線への期待は高まる。
G1馬2頭を含む強豪を相手に、堂々とした危なげの無い快勝だったが、浜本牧場の濱本泰彰社長は「強かったねえ。思った以上に強い勝ち方だった。小牧騎手が4コーナーから、上手く追っ付けて前に出たのでゴール手前で勝てると思いましたよ。展開のハマッたレースでしたね。」と満足そうに語る。横に居た先代のお父さん(俊則さん)も「強かった。ゴール手前100mで勝ったと思い喜んでしまったよ。」と笑顔で相槌を打つ。
本馬は昨年の同レースでは,サンアディユ(門別 下河辺牧場産)の2着と惜敗しているが、同馬もアイビスサマーダッシュで行き脚をつけて、このレースでサマースプリントチャンピオンの座を獲得している。又、本馬の半姉(1番仔)のパイアン(父Cozzene)も6年前のこのレースで2着となっており、濱本さんは「何かの因縁かね」と雪辱を果たした勝利に嬉しそうだ。
このシリーズの初回は、トウショウ牧場産駒シーイズトウショウが獲得しており、3年連続の日高産駒のチャンピオンが誕生しているが、残念な事に生産者への賞金等ご褒美は無い。大変な苦労の続く生産者だけに、何か報われる方法は無いものだろうか。
濱本さんは、この話に苦笑いを見せながらも「でも今回は、同じこの沢(厚別川)の山本さん(正和山本牧場 キストゥヘヴン)が同じ日に中山で勝ったでしょう。直ぐに電話して、お互いに強かったね、と喜び合ったよ。珍しい事だし、この沢の生産仲間も喜んでいる。」と喜びを強調する。
ちなみに厚別川沿いで、この5年ほどの中央重賞優勝馬生産牧場は、タバタファーム(サイドワインダー)、松本信行牧場(トーホウレーサー)、ノースヒルズマネジメント(ヘヴンリーロマンス他)、パカパカファーム(ピンクカメオ)、錦岡牧場(ヤマニンメルベイユ他)がある。
濱本さんを喜ばせた事がもう一つある。同牧場で基礎牝系となるツルマルガール(父サッカーボーイ 朝日ChC)の最後の牝馬ツルマルオジョウ(父ダンスインザダーク)が現役を引退して18日に里帰りしたことだ。GⅠ馬ツルマルボーイの全妹で、同牧場の大切な血統後継馬として今後の産駒の誕生が楽しみになった。
実力派の同牧場産駒の重賞馬はムオー(阪神大賞典)、キクノツバメ(クイーンC),ワンモアラブウエイ(カブトヤマ記念ほか)、ツルマルガール(朝日ChC)、ツルマルガイセン(中日新聞杯)、ツルマルボーイ(安田記念ほか)と本馬の7頭になった。
強い勝ち方で重賞を2連勝した本馬がどこまで勝ち進むのか、秋の重賞戦線への期待は高まる。