2006年09月24日 オールカマー G2
優勝馬:バランスオブゲーム
プロフィール
- 生年月日
- 1999年04月22日 07歳
- 性別/毛色
- 牡/鹿毛
- 戦績
- 国内:29戦8勝
- 総収得賞金
- 617,695,000円
- 母 (母父)
- ホールオブフェーム by アレミロード(USA)
- 馬主
- 薗部 博之
- 生産者
- ヤマダフアーム (荻伏)
- 調教師
- 宗像 義忠
- 騎手
- 田中 勝春
エムエム、ヤマダファーム(浦河町野深)は大手牧場の場長を務めた山田盛夫さんが独立して土地を開墾し、牧柵から厩舎まですべてを自ら作り上げた牧場。
その作業を子供の頃から手伝ってきたのが、現在中心となって働く息子の盛文さんで、家族3人が7頭の繁殖牝馬を飼養している。
この牧場から、本馬1頭で七つ目の重賞を制覇した事になりますが、これは牧場としてはフロックでもなく、今年は現在まで中央在籍の6頭の産駒が41戦6勝(2着5回、3着10回、4着2回。5着1回)と驚異的な成績を残している。山田さん親子が‘馬らしい自然の環境で育てる’と言う理念を貫いている成果でもあるようだ。
レースの日には、盛文さんが中山競馬場に駆けつけたそうだが、競馬場には調教師や騎手の友達が多い。
「以前、知り合いの騎手から“バランス(オブゲーム)やばいよ。追い切りさせなかった。”と言われたこともあり心配していました。パドックではひとり引きされて落ち着いていたものの、また本馬場入場でやってしまいましたでしょ(ラチに突っ込む)、もう勝ち負けどころでは無かったですよ。レースは頑張ってくれましたけれど、写真判定でまたヤキモキさせられ、相手がコスモバルクだけにリプレイを何度も確認しました。ようやく安心したところで、また嬉しくて涙が出てしまいました。」と苦笑いをする。
宗像調教師とは、お互いに験を担いでレース前には会わずに優勝後の検量室で喜びを分かち合ったそうだ。
話がひと段落したところで御家族とレースビデオを見る事になった。お父さんは「今度はGⅡの新記録ですから、これもまた嬉しいですね。」とメジロマックイーン、ナリタトップロードのGⅡ5勝の記録を塗りかえたGⅡ6勝に喜ぶ。
お母さんは、「ビデオならもう負けないから安心して見れますね。」と笑顔を浮かべて見ていたが、会話の中には苦労を重ねた親子3人の信頼関係が伺われ愛情に包まれている。
「最近、運動不足なので子供が乗馬用の馬を買ってくれました。孫がそばにいるみたいで可愛くていつも一緒にいますよ。」と言うお母さんの言葉が牧場の雰囲気を語っている。
本馬への期待はいよいよGⅠ制覇、同牧場では次走予定の天皇賞での活躍に期待が膨らんでいる様子だった。
本馬の母ホールオブフェーム(母の父アレミロード)は現在、ノーザンファームで繁殖生活を送っていますが、この3年は本馬の全弟が誕生している。
ノーザンファーム早来の薦田さんは「母親も相変わらず元気いっぱいです。2歳の全弟もまだこの牧場にいて調教していますが大変評判が良いですね。当歳、1歳と共に期待していますよ。」と頼もしそうに語っていました。
その作業を子供の頃から手伝ってきたのが、現在中心となって働く息子の盛文さんで、家族3人が7頭の繁殖牝馬を飼養している。
この牧場から、本馬1頭で七つ目の重賞を制覇した事になりますが、これは牧場としてはフロックでもなく、今年は現在まで中央在籍の6頭の産駒が41戦6勝(2着5回、3着10回、4着2回。5着1回)と驚異的な成績を残している。山田さん親子が‘馬らしい自然の環境で育てる’と言う理念を貫いている成果でもあるようだ。
レースの日には、盛文さんが中山競馬場に駆けつけたそうだが、競馬場には調教師や騎手の友達が多い。
「以前、知り合いの騎手から“バランス(オブゲーム)やばいよ。追い切りさせなかった。”と言われたこともあり心配していました。パドックではひとり引きされて落ち着いていたものの、また本馬場入場でやってしまいましたでしょ(ラチに突っ込む)、もう勝ち負けどころでは無かったですよ。レースは頑張ってくれましたけれど、写真判定でまたヤキモキさせられ、相手がコスモバルクだけにリプレイを何度も確認しました。ようやく安心したところで、また嬉しくて涙が出てしまいました。」と苦笑いをする。
宗像調教師とは、お互いに験を担いでレース前には会わずに優勝後の検量室で喜びを分かち合ったそうだ。
話がひと段落したところで御家族とレースビデオを見る事になった。お父さんは「今度はGⅡの新記録ですから、これもまた嬉しいですね。」とメジロマックイーン、ナリタトップロードのGⅡ5勝の記録を塗りかえたGⅡ6勝に喜ぶ。
お母さんは、「ビデオならもう負けないから安心して見れますね。」と笑顔を浮かべて見ていたが、会話の中には苦労を重ねた親子3人の信頼関係が伺われ愛情に包まれている。
「最近、運動不足なので子供が乗馬用の馬を買ってくれました。孫がそばにいるみたいで可愛くていつも一緒にいますよ。」と言うお母さんの言葉が牧場の雰囲気を語っている。
本馬への期待はいよいよGⅠ制覇、同牧場では次走予定の天皇賞での活躍に期待が膨らんでいる様子だった。
本馬の母ホールオブフェーム(母の父アレミロード)は現在、ノーザンファームで繁殖生活を送っていますが、この3年は本馬の全弟が誕生している。
ノーザンファーム早来の薦田さんは「母親も相変わらず元気いっぱいです。2歳の全弟もまだこの牧場にいて調教していますが大変評判が良いですね。当歳、1歳と共に期待していますよ。」と頼もしそうに語っていました。