2007年09月17日 エルムS Jpn3
優勝馬:メイショウトウコン
プロフィール
- 生年月日
- 2002年04月07日 05歳
- 性別/毛色
- 牡/黒鹿毛
- 戦績
- 国内:28戦7勝
- 総収得賞金
- 437,630,000円
- 父
- マヤノトップガン
- 母 (母父)
- ルナースフィア by ジェイドロバリー(USA)
- 馬主
- 松本 好雄
- 生産者
- 新冠橋本牧場 (新冠)
- 調教師
- 安田 伊佐夫
- 騎手
- 池添 謙一
平安S(1月21日)、東海S(5月20日)に続き、今年重賞3勝目を本馬らしい大外一気の豪快なレース振りで勝ち取った勝利に新冠橋本牧場のメンバーは喜びに満ちている。
新冠町東泊津にある同牧場では、過去に73年のタケデンバード(父アドミラルバード 高松宮杯 クモハタ記念)、76年タケデンジャガー(父グスタフ 新潟記念)、01年タイムフェアレディ(父メジロマック フラワーカップ)と生産馬が重賞を4勝しているが、本馬は、今年1年で既に3勝し、年内にはGⅠへの再挑戦と快進撃が続く。
「いつも応援に行くと負けてしまう」と語っていた橋本正光社長だが、今回は札幌競馬場での開催だけに息子さん二人と共に応援に行ったそうだ。結果、息子さんたちのパワーが効を成したのか、表彰台と優勝記念の口取り写真に揃って参加できた。
橋本社長は「タイムの早いコースで前残りと58kという経験の無いトップハンデが気になっていましたが、本当に強い勝ち方をしてくれましたね。大外を飛んでくる本馬の凄い走りが見られて嬉しかったですよ。小さい(出走時は458キロ)のに頑張ってくれました。お陰さまで、本馬の優勝では3度目にして初めて表彰台にも上れましたし、ファンの方にもお祝いの声を多く掛けられて嬉しかったです。」と笑顔が絶えない。上がり3F34.5秒と出走馬中最速というのも逞しい。
同牧場の生産馬ラブカーナ(3歳 牝 オークス3着後も好走を続け秋華賞が目標)の活躍や、生産馬のせり市場でも好成績をあげて勢いに乗る橋本社長を悩ませているのが、本馬を産んだ殊勲の母ルーナスフィア(母の父 ジェイドロバリー)の受胎のことだ。
1番仔にローレルロイス(父ジェニュイン 中央1勝障害3勝)がいて、1年空いた2番仔が本馬、その後、5年間不受胎が続いており、本馬の東海S出走時に発情を迎えて種付をしたマヤノトップガンも、全兄弟の誕生を期待したが受胎できなかったそうだ。「とまって(受胎して)貰う事が最大の願い」と橋本社長を悩ませている。
今回、競馬場に一緒に行った長男の息子さんは、大学を今年卒業して現在は胆振の名門牧場で育成の修行中だという。「将来は、育成調教まで育て上げて競走馬として送り出したいですね。」と語る橋本夫妻の顔がほころぶのも当然だ。
本馬の快進撃が橋本牧場の将来の夢を育てているような気配も伺える。家族同様というスタッフの方たちの笑顔が、また、そこを支えている。
新冠町東泊津にある同牧場では、過去に73年のタケデンバード(父アドミラルバード 高松宮杯 クモハタ記念)、76年タケデンジャガー(父グスタフ 新潟記念)、01年タイムフェアレディ(父メジロマック フラワーカップ)と生産馬が重賞を4勝しているが、本馬は、今年1年で既に3勝し、年内にはGⅠへの再挑戦と快進撃が続く。
「いつも応援に行くと負けてしまう」と語っていた橋本正光社長だが、今回は札幌競馬場での開催だけに息子さん二人と共に応援に行ったそうだ。結果、息子さんたちのパワーが効を成したのか、表彰台と優勝記念の口取り写真に揃って参加できた。
橋本社長は「タイムの早いコースで前残りと58kという経験の無いトップハンデが気になっていましたが、本当に強い勝ち方をしてくれましたね。大外を飛んでくる本馬の凄い走りが見られて嬉しかったですよ。小さい(出走時は458キロ)のに頑張ってくれました。お陰さまで、本馬の優勝では3度目にして初めて表彰台にも上れましたし、ファンの方にもお祝いの声を多く掛けられて嬉しかったです。」と笑顔が絶えない。上がり3F34.5秒と出走馬中最速というのも逞しい。
同牧場の生産馬ラブカーナ(3歳 牝 オークス3着後も好走を続け秋華賞が目標)の活躍や、生産馬のせり市場でも好成績をあげて勢いに乗る橋本社長を悩ませているのが、本馬を産んだ殊勲の母ルーナスフィア(母の父 ジェイドロバリー)の受胎のことだ。
1番仔にローレルロイス(父ジェニュイン 中央1勝障害3勝)がいて、1年空いた2番仔が本馬、その後、5年間不受胎が続いており、本馬の東海S出走時に発情を迎えて種付をしたマヤノトップガンも、全兄弟の誕生を期待したが受胎できなかったそうだ。「とまって(受胎して)貰う事が最大の願い」と橋本社長を悩ませている。
今回、競馬場に一緒に行った長男の息子さんは、大学を今年卒業して現在は胆振の名門牧場で育成の修行中だという。「将来は、育成調教まで育て上げて競走馬として送り出したいですね。」と語る橋本夫妻の顔がほころぶのも当然だ。
本馬の快進撃が橋本牧場の将来の夢を育てているような気配も伺える。家族同様というスタッフの方たちの笑顔が、また、そこを支えている。