重賞ウィナーレポート

2005年09月25日 神戸新聞杯 G2

2005年09月25日 阪神競馬場 曇 良 芝 2000m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:ディープインパクト

プロフィール

生年月日
2002年03月25日 03歳
性別/毛色
牡/鹿毛
戦績
国内:6戦6勝
総収得賞金
1,454,551,000円
馬主
金子真人ホールディングス (株)
生産者
ノーザンファーム (早来)
調教師
池江 泰郎
騎手
武 豊
【取材先:ディープインパクト号の生産者・ノーザンファーム(事務局)】

―――― 大注目の秋初戦でしたが、無敗での菊花賞出走を決めました。おめでとうございます。牧場では、この日どのような点に一番注目してレースをご覧になられましたか?

(スタッフ) 周りの人達は「どういった勝ち方をするのか!?」、というような事をおっしゃっていましたが、休み明けのレースですし、「競馬」ですから何があるかわかりません。このレースを目標にしてきている馬もおりますので、牧場としては心配して観ておりましたが、勝つ事が出来て嬉しく思います。


―――― 昨年のダービー馬・キングカメハメハ号もこのレースを勝ちましたが、故障で非情に残念な思いをしましたね。「昨年の分も・・・」という願いは、牧場だけではなく沢山のファンの方も同じであると思いますが如何ですか?

(スタッフ) 我々は昨年のキングカメハメハとは、全く切り離して考えていますね。今回のレースでは、「無敗」という事で馬にプレッシャーは掛かっていたと思いますが、そんなにハードなレース内容ではなかったので、負担は少なかったのではないでしょうか。レースを振り返ってみても、やはり能力が違うようですね。


―――― 牧場創立以来、初めてクラシック3冠という偉業に挑戦するわけですが、今はどのようなお気持ちかお聞かせ下さい。

(スタッフ) ここまで無敗で来る事が出来ましたが、牧場としては特にプレッシャーというものは感じていません。強い馬であることはもう十二分に分かりましたから、唯一「日常でのアクシデント」・「競馬でのアクシデント」・・・そういったものが心配な事くらいですね。


―――― そうですね、ありがとうございました。まずは無事に出走されますことをお祈り致しております。4万6000人を超える大観衆の中、阪神競馬場で行われた第53回神戸新聞杯(GII)は、無敗の2冠馬ディープインパクト(武豊騎乗、父サンデーサイレンス)が、単勝1.1倍の断然1番人気に応えて圧勝。1分58秒4(良)のコースレコードでデビュー6連勝を飾った。4カ月ぶりの秋初戦での完璧なパフォーマンスで、史上2頭目の無敗3冠奪取に向けて準備万端となった。