2007年07月29日 小倉記念 Jpn3
優勝馬:サンレイジャスパー
プロフィール
- 生年月日
- 2002年05月04日 05歳
- 性別/毛色
- 牝/鹿毛
- 戦績
- 国内:24戦4勝
- 総収得賞金
- 172,723,000円
- 父
- ミスズシャルダン
- 母 (母父)
- サンレイククイン by Cozzene(USA)
- 馬主
- 永井 啓弍
- 生産者
- 岡野牧場 (静内)
- 調教師
- 高橋 成忠
- 騎手
- 佐藤 哲三
本馬と共に中央重賞初制覇となった生産牧場は岡野牧場。
新ひだか町東静内にある同牧場は、海岸沿いの国道235号線から捫別川に沿って山側に入り間もなくという所にある。
岡野清美社長が軽種馬生産を始めたが、現在は息子さんの淳さんが中心となって15頭の繁殖牝馬を飼養している。重賞初制覇に併せ、本馬の父が同牧場に供用される功労馬のミスズシャルダン(小倉大賞典 様似渡辺牧場産)だった事も牧場の喜びを大きくしている。
レース当日は、清美さんと奥さんの征子さん、淳さんは仕事の都合上別々の場所でレースを見ていたそうだ。 淳さんは「今まで一生懸命走ってくれながらも2着までで、勝つという想像が出来ませんでした。勝ってくれて嬉しいというより、オーナー(永井啓弐氏)や先生(高橋成忠調教師)にお世話になっているので良かったという気持ちです。周りの人が喜んでくれた事が嬉しかったですよ。」と感謝の気持ちを示す。
横にいる征子さんは、「うちで、ひとりでテレビを見ていたのですが、ゴールした瞬間には、涙がボロボロと出てしまいました。」と喜びに顔を崩す。
本馬の母サンレイククイン(母の父 Cozzene)は、永井オーナーの預かり馬だが、中央で勝鞍を得られなかったものの、オーナーが大事に残している血統馬で今回の大きな殊勲を残した。
淳さんは、2番仔だった本馬の幼駒の頃を「控え目で、じっとしている仔でしたね。いつも人には後ろを向けて、お尻しか見たことの無いような仔でした。先生は、デビュー前から期待してくれて、厩舎に入ってから馬体も良くなりました。レースに出す時は、何時も勝つと言ってくれていましたし、先生の思いで勝ったようにも思います。休まずに24戦も連戦して来られたのは、幼駒の頃からの性格で、じっとして普段は無駄な体力を使わないからかもしれませんね。オーナーや先生の為にも、先ずは新潟で頑張ってサマー2000シリーズのチャンピオンを、そして秋にはGⅠに参戦して貰いたいです。」と夢は膨らむ。
母サンレイククインは永井オーナーが米国より輸入した繁殖牝馬の祖母レイクワースの後継馬で、半姉に地方で1勝を挙げているサンレイクロス(父 タマモクロス)、半妹にサンレイキャット(父 タバスコキャット)の現役馬がいる。
また、1歳の半妹(父 タニノギムレット)は浦河で中間育成中、今年の当歳はいないが、現在はお腹にデュランダルが入っているそうだ。
本馬は、数少ないミスズシャルダンの血統後継馬としての将来も期待される。
尚、“サンレイ”、“ミスズ”は“スズカ”等と同じく永井オーナーの冠名で、管理厩舎ごとに決まっているそうです。
新ひだか町東静内にある同牧場は、海岸沿いの国道235号線から捫別川に沿って山側に入り間もなくという所にある。
岡野清美社長が軽種馬生産を始めたが、現在は息子さんの淳さんが中心となって15頭の繁殖牝馬を飼養している。重賞初制覇に併せ、本馬の父が同牧場に供用される功労馬のミスズシャルダン(小倉大賞典 様似渡辺牧場産)だった事も牧場の喜びを大きくしている。
レース当日は、清美さんと奥さんの征子さん、淳さんは仕事の都合上別々の場所でレースを見ていたそうだ。 淳さんは「今まで一生懸命走ってくれながらも2着までで、勝つという想像が出来ませんでした。勝ってくれて嬉しいというより、オーナー(永井啓弐氏)や先生(高橋成忠調教師)にお世話になっているので良かったという気持ちです。周りの人が喜んでくれた事が嬉しかったですよ。」と感謝の気持ちを示す。
横にいる征子さんは、「うちで、ひとりでテレビを見ていたのですが、ゴールした瞬間には、涙がボロボロと出てしまいました。」と喜びに顔を崩す。
本馬の母サンレイククイン(母の父 Cozzene)は、永井オーナーの預かり馬だが、中央で勝鞍を得られなかったものの、オーナーが大事に残している血統馬で今回の大きな殊勲を残した。
淳さんは、2番仔だった本馬の幼駒の頃を「控え目で、じっとしている仔でしたね。いつも人には後ろを向けて、お尻しか見たことの無いような仔でした。先生は、デビュー前から期待してくれて、厩舎に入ってから馬体も良くなりました。レースに出す時は、何時も勝つと言ってくれていましたし、先生の思いで勝ったようにも思います。休まずに24戦も連戦して来られたのは、幼駒の頃からの性格で、じっとして普段は無駄な体力を使わないからかもしれませんね。オーナーや先生の為にも、先ずは新潟で頑張ってサマー2000シリーズのチャンピオンを、そして秋にはGⅠに参戦して貰いたいです。」と夢は膨らむ。
母サンレイククインは永井オーナーが米国より輸入した繁殖牝馬の祖母レイクワースの後継馬で、半姉に地方で1勝を挙げているサンレイクロス(父 タマモクロス)、半妹にサンレイキャット(父 タバスコキャット)の現役馬がいる。
また、1歳の半妹(父 タニノギムレット)は浦河で中間育成中、今年の当歳はいないが、現在はお腹にデュランダルが入っているそうだ。
本馬は、数少ないミスズシャルダンの血統後継馬としての将来も期待される。
尚、“サンレイ”、“ミスズ”は“スズカ”等と同じく永井オーナーの冠名で、管理厩舎ごとに決まっているそうです。