2006年05月28日 日本ダービー G1
優勝馬:メイショウサムソン
プロフィール
- 生年月日
- 2003年03月07日 03歳
- 性別/毛色
- 牡/鹿毛
- 戦績
- 国内:11戦6勝
- 総収得賞金
- 1,065,949,000円
- 母 (母父)
- マイヴィヴィアン by ダンシングブレーヴ(USA)
- 馬主
- 松本 好雄
- 生産者
- 林 孝輝 (浦河)
- 調教師
- 瀬戸口 勉
- 騎手
- 石橋 守
今年のダービー馬の生産者は浦河町西幌別の林孝輝牧場。愛仔メイショウサムソンが遂にダービー馬の称号まで手に入れてしまいました。
同牧場は、これまで先代の父親喜久治さんが重賞馬シーキャリアー(‘91七夕賞)を出しているが、孝輝社長にとっては、3月の皐月賞トライアル、スプリングSでの本馬の重賞制覇が初めての経験。その時、父親の喜久治さんが「クラシックレースに出られるのが本当に嬉しい。」と語り、皐月賞でのクラシック制覇に「違う世界の事だと思っていた」と顔をクシャクシャにして喜んでいた。林一家にとって、ようやくGⅠ制覇の喜びが実感となってきたところだ。
ダービーの日、林社長は留守を喜代治さんに預け、奥さんの美鈴さんと一輝君(専高4)、里歩さん(中2)と一家揃って応援に行ったそうです。ほかに地元からは牧場仲間の6人も駆けつけ、競馬場では、親戚や本馬も管理していた元従業員も関西から合流しての応援団となった。
「メイショウさん(松本オーナー、地元での敬意と親しみをこめた呼称)は70名程が応援来ていましたからね。一番人気で私もプレッシャーを感じました。レースは、ゴール板の後方に居たので、追っている様子が見えませんでしたが、坂を上って差して来ているのが分かって、もう、みんなで叫びましたよ。東京の長い直線がこんなに短く感じたことは有りませんでした。勝ってみんなが、大喜びしてくれて本当に嬉しかったです。表彰台に立って、凄い雰囲気に感無量でした。夢みたいでしたよ。」と振り返る。
昨晩、祝賀会などを終え、ようやく4日ぶりに家に戻った林社長は、家に入りきらない程の、お祝いの花やお酒を見て再びビックリしたようだ。繋養馬のお産を残し、しばらく寝不足が続きそうだと笑う林社長だが、ホッと落ち着いた様子も伺える。これからゆっくりと家族や仲間とダービー制覇の喜びを分かち合える時が来たようだ。
日高産馬メイショウサムソンの快挙には、地元の生産者も喜んでいるが、本馬の父オペラハウスを繋養するJBBA静内種馬場の関係者の喜びも尽きない。
林さんからお借りした本馬の当歳時の写真を、同種馬場の遊佐獣医に見てもらうと「顔や背中のライン、腹袋の大きい所が似ていますね」と嬉しそう。
※メイショウサムソン大活躍の余波
・父オペラハウスの種付頭数 127頭(6月1日現在)
本馬のスプリングSまでは約40頭の申込みだった が、同産駒のヤマトマリオン(フローラS)他の後 押しもあり脅威の急増
・オペラハウスのサイアーズランキング 8位(5月31日現在)
昨年度サラ総合では22位
・母父のダンシングブレーヴのブルードメアランキング 5位(同)
昨年度サラ総合では15位
・林孝輝牧場のサラ総合生産牧場ランキング 4位(同)
ランキング表を林社長に見てもらうと「凄いですね。記念になりますよ」。出走頭数から維持するの は難しいが、アーニングポイント12.15は注目。
そのほか祝勝効果で地元の酒場が賑わっているとか。
同牧場は、これまで先代の父親喜久治さんが重賞馬シーキャリアー(‘91七夕賞)を出しているが、孝輝社長にとっては、3月の皐月賞トライアル、スプリングSでの本馬の重賞制覇が初めての経験。その時、父親の喜久治さんが「クラシックレースに出られるのが本当に嬉しい。」と語り、皐月賞でのクラシック制覇に「違う世界の事だと思っていた」と顔をクシャクシャにして喜んでいた。林一家にとって、ようやくGⅠ制覇の喜びが実感となってきたところだ。
ダービーの日、林社長は留守を喜代治さんに預け、奥さんの美鈴さんと一輝君(専高4)、里歩さん(中2)と一家揃って応援に行ったそうです。ほかに地元からは牧場仲間の6人も駆けつけ、競馬場では、親戚や本馬も管理していた元従業員も関西から合流しての応援団となった。
「メイショウさん(松本オーナー、地元での敬意と親しみをこめた呼称)は70名程が応援来ていましたからね。一番人気で私もプレッシャーを感じました。レースは、ゴール板の後方に居たので、追っている様子が見えませんでしたが、坂を上って差して来ているのが分かって、もう、みんなで叫びましたよ。東京の長い直線がこんなに短く感じたことは有りませんでした。勝ってみんなが、大喜びしてくれて本当に嬉しかったです。表彰台に立って、凄い雰囲気に感無量でした。夢みたいでしたよ。」と振り返る。
昨晩、祝賀会などを終え、ようやく4日ぶりに家に戻った林社長は、家に入りきらない程の、お祝いの花やお酒を見て再びビックリしたようだ。繋養馬のお産を残し、しばらく寝不足が続きそうだと笑う林社長だが、ホッと落ち着いた様子も伺える。これからゆっくりと家族や仲間とダービー制覇の喜びを分かち合える時が来たようだ。
日高産馬メイショウサムソンの快挙には、地元の生産者も喜んでいるが、本馬の父オペラハウスを繋養するJBBA静内種馬場の関係者の喜びも尽きない。
林さんからお借りした本馬の当歳時の写真を、同種馬場の遊佐獣医に見てもらうと「顔や背中のライン、腹袋の大きい所が似ていますね」と嬉しそう。
※メイショウサムソン大活躍の余波
・父オペラハウスの種付頭数 127頭(6月1日現在)
本馬のスプリングSまでは約40頭の申込みだった が、同産駒のヤマトマリオン(フローラS)他の後 押しもあり脅威の急増
・オペラハウスのサイアーズランキング 8位(5月31日現在)
昨年度サラ総合では22位
・母父のダンシングブレーヴのブルードメアランキング 5位(同)
昨年度サラ総合では15位
・林孝輝牧場のサラ総合生産牧場ランキング 4位(同)
ランキング表を林社長に見てもらうと「凄いですね。記念になりますよ」。出走頭数から維持するの は難しいが、アーニングポイント12.15は注目。
そのほか祝勝効果で地元の酒場が賑わっているとか。