2006年04月23日 フローラS G2
優勝馬:ヤマトマリオン
プロフィール
- 生年月日
- 2003年03月23日 03歳
- 性別/毛色
- 牝/鹿毛
- 戦績
- 国内:8戦3勝
- 総収得賞金
- 230,908,000円
- 母 (母父)
- ヤマトプリティ by アンバーシャダイ
- 馬主
- 坂東 まさ子
- 生産者
- 静内白井牧場 (静内)
- 調教師
- 安達 昭夫
- 騎手
- 菊沢 隆徳
本馬のふるさと静内白井牧場(新ひだか町静内豊畑)は、静内川中流の河岸段丘に広がる平地にある牧場。1200mのダートコースも完備され、生産(繁殖牝馬8頭)から育成(育成馬20頭)までを、白井慎一社長、康博専務の兄弟とスタッフ5名で行なっている。
生産馬は半兄のヤマトスプリンター(4歳 牡 現役 川西特別 05菊花賞12着)、マイネルアラバンサ(3歳 牡 現役 毎日杯3着)など最近の活躍馬も多いが平地での重賞制覇は初めてという事です。
兄の慎一さんは、昨日、夜中までお祝いのドンチャン騒ぎが続いたそうだが「いやア、勝つとは思っても見なかったからね。馬券も買っていなかったよ。」と疲れた顔を見せながらも笑顔が絶えない。
レースは、直線の競り合いから勝負強く抜け出しての優勝だったが、弟の康博さんも満面の笑みを浮かべて振り返る。
「今まで重賞では、2着、3着はとっていたけれど、優勝は初めてなので凄く嬉しいですね。ようやくという気持ちです。本馬は前走(忘れな草5着)の走りからダート馬だと思っていました。母親もダートで勝っているしね。芝を試しに使うと言うので、掲示板にでも載ればという気持ちでした。でも、この時期の牝馬のレースは発情などもあって、どの馬にもチャンスがあるので期待はありましたよ。最後の直線で、ゴチャついた中から抜け出した時には勝てると思いました。私の子供も、兄やスタッフ全員で観ていたので、その時はみんなで悲鳴のような声を上げあげました。勝ってパニック状態でしたよ。」と喜びはつきない。
先代の父親繁夫さんは、競馬場まで応援に行ったそうだ。「会長(繁夫さん)は83歳になるけど元気一杯です。今回も、古い付き合いの馬主さん(坂東まさ子氏)から頼まれたのですが、口取り写真にも入れて喜んでいました。」(康博さん)と。 おじいちゃんはしっかりと馬券をゲットしたそうです。
本馬の母ヤマトプリティ(母の父アンバーシャダイ)は中央で6勝の勝鞍を持つ。本馬は第2仔で、穏やかな母に似ず、我を通す激しい気性だったそうだ。 育成時に乗り役も努めた康博さんは「体が柔らかくて、機敏な動きをしていました。乗っていてダイナミックさを感じましたよ。将来は、この牧場へ戻ってくると思いますが、どんな子供を出すか、今から楽しみです。」と期待は膨らむ。
今年のクラシック戦線で先手を取っている日高産馬。本馬のオークスでの活躍も楽しみだが、これからの3歳クラシック戦へ向けて日高の勢いを付けてくれた勝利だった。
※本馬の父はオペラハウスで、皐月賞を制覇したメイショウサムソンと同父ですが、繋養先のJBBA静内種馬場では、ヤマトマリオンの優勝に、また種付予約が殺到して悲鳴を上げている様子。偶然かも知れませんが本馬もまた、メイショウサムソンと同じくノーザンダンサーのS3×M4の18.75%の血量を持っています。
生産馬は半兄のヤマトスプリンター(4歳 牡 現役 川西特別 05菊花賞12着)、マイネルアラバンサ(3歳 牡 現役 毎日杯3着)など最近の活躍馬も多いが平地での重賞制覇は初めてという事です。
兄の慎一さんは、昨日、夜中までお祝いのドンチャン騒ぎが続いたそうだが「いやア、勝つとは思っても見なかったからね。馬券も買っていなかったよ。」と疲れた顔を見せながらも笑顔が絶えない。
レースは、直線の競り合いから勝負強く抜け出しての優勝だったが、弟の康博さんも満面の笑みを浮かべて振り返る。
「今まで重賞では、2着、3着はとっていたけれど、優勝は初めてなので凄く嬉しいですね。ようやくという気持ちです。本馬は前走(忘れな草5着)の走りからダート馬だと思っていました。母親もダートで勝っているしね。芝を試しに使うと言うので、掲示板にでも載ればという気持ちでした。でも、この時期の牝馬のレースは発情などもあって、どの馬にもチャンスがあるので期待はありましたよ。最後の直線で、ゴチャついた中から抜け出した時には勝てると思いました。私の子供も、兄やスタッフ全員で観ていたので、その時はみんなで悲鳴のような声を上げあげました。勝ってパニック状態でしたよ。」と喜びはつきない。
先代の父親繁夫さんは、競馬場まで応援に行ったそうだ。「会長(繁夫さん)は83歳になるけど元気一杯です。今回も、古い付き合いの馬主さん(坂東まさ子氏)から頼まれたのですが、口取り写真にも入れて喜んでいました。」(康博さん)と。 おじいちゃんはしっかりと馬券をゲットしたそうです。
本馬の母ヤマトプリティ(母の父アンバーシャダイ)は中央で6勝の勝鞍を持つ。本馬は第2仔で、穏やかな母に似ず、我を通す激しい気性だったそうだ。 育成時に乗り役も努めた康博さんは「体が柔らかくて、機敏な動きをしていました。乗っていてダイナミックさを感じましたよ。将来は、この牧場へ戻ってくると思いますが、どんな子供を出すか、今から楽しみです。」と期待は膨らむ。
今年のクラシック戦線で先手を取っている日高産馬。本馬のオークスでの活躍も楽しみだが、これからの3歳クラシック戦へ向けて日高の勢いを付けてくれた勝利だった。
※本馬の父はオペラハウスで、皐月賞を制覇したメイショウサムソンと同父ですが、繋養先のJBBA静内種馬場では、ヤマトマリオンの優勝に、また種付予約が殺到して悲鳴を上げている様子。偶然かも知れませんが本馬もまた、メイショウサムソンと同じくノーザンダンサーのS3×M4の18.75%の血量を持っています。