重賞ウィナーレポート

2004年04月11日 桜花賞 G1

2004年04月11日 阪神競馬場 晴 良 芝 1600m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:ダンスインザムード

プロフィール

生年月日
2001年04月10日 03歳
性別/毛色
牝/青鹿毛
戦績
国内:4戦4勝
総収得賞金
538,878,000円
サンデーサイレンス(USA)
母 (母父)
ダンシングキイ(USA)  by  Nijinsky(CAN)
馬主
(有) 社台レースホース
生産者
社台ファーム (千歳)
調教師
藤沢 和雄
騎手
武 豊
  • 1歳時のダンスインザムード
    1歳時のダンスインザムード
【取材先:ダンスインザムード号の生産者、社台ファーム(事務局)】

-------強い内容での桜花賞制覇、おめでとうございます。生産馬が数々のクラシックを勝ち取ってきたましたが、桜花賞制覇は本当に久しぶりですので、喜びもひとしおではないでしょうか。


 ありがとうございます。桜花賞は旧社台ファーム時代に、シャダイソフィアが勝って以来ですから非常に嬉しいです。

 

-------レース当日のパドックを御覧になって、いかがでしたか? また、勝利の瞬間の様子をお聞かせください。


 関東からの遠征馬で唯一プラス体重での出走でしたから、勝ち負けは別にして頼もしく感じられました。また、ゴール入線後からたくさんのお電話をいただき、大変光栄でした。

 

-------母馬・ダンシングキイは、先日亡くなってしまいましたが、産駒の内3頭がクラシックを勝利しました。父はみなサンデーサイレンスですので、改めて父と母の偉大さを感じます。


 母のことは大変に残念ですが、これまでに十二分な働きをしてくれましたし、最後の産駒を無事出産(3月26日にアグネスタキオンとの仔を出産)してくれましたので、感謝の気持ちで一杯です。これだけ活躍馬を輩出できたのは、柔軟性ある体がサンデーサイレンスとの相性抜群だったということではないでしょうか。  

 

-------ダンシングキイについて特に印象に残っていることはありますか? 


 毎年ダンシングキイの出産には多くのスタッフが深夜、早朝関係なしに集まるのですが、周りがいつもと違う雰囲気であってもイラついたり、慌てた姿を全く見せず、常に平然と自分の仕事を全うする、そんな繁殖でしたね。 第64回桜花賞は、1番人気のダンスインザムードが圧倒的な強さで優勝。姉ダンスパートナー(平成7年オークス)、兄ダンスインザダーク(平成8年菊花賞)に続く、クラシック3兄弟制覇を果たした。