重賞ウィナーレポート

2008年09月21日 セントライト記念 Jpn2

2008年09月21日 中山競馬場 雨 稍重 芝 2200m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:ダイワワイルドボア

プロフィール

生年月日
2005年02月21日 03歳
性別/毛色
牡/鹿毛
戦績
国内:11戦3勝
総収得賞金
87,333,000円
アグネスタキオン
母 (母父)
セニョラージェ(USA)  by  Nureyev(USA)
馬主
大城 敬三
生産者
社台ファーム (千歳)
調教師
上原 博之
騎手
北村 宏司
 「ダイワ」の大城オーナー、上原調教師、そして社台ファーム。2年連続JRA賞最優秀短距離馬に輝いたダイワメジャーと同じチームが、またG1級の馬を秋のクラシック戦線に送りこんできた。

 「夏も休まずに競馬をしてきたことに頭が下がりますが、ここで古馬と揉まれてきたことが、この勝利に繋がった印象があります」とは社台ファームの長濱卓也さん。
 ダイワワイルドボアは長濱さんが鑑定人を務め「セレクトセール2005」で、3200万円(税抜)で大城オーナーが購買。それからは社台ファームにて鍛錬を積まれることとなる。

 「母のセニョラージェは見栄えのいい産駒を出す繁殖牝馬ですが、その中でもダイワワイルドボアは大柄に出ていました。順調に育成調教も行われてきた馬ですが、やはり大型馬ということで、競馬に使われていくことで更に競走馬としての資質が磨かれていったのではないのでしょうか」(長濱さん)

 春のクラシック戦線では目立った活躍を残すことができなかったダイワワイルドボアではあるが、その春のクラシック戦線における上位馬を負かしたということは、群を抜いた成長力を持っているということ。ディープスカイもレースを使われながら強くなった異色のダービー馬であるが、この秋のクラシック戦線でも、レース経験に加え、成長力も加味されたダイワワイルドボアが一泡吹かすかもしれない。