2005年09月11日 京成杯オータムH G3
優勝馬:マイネルモルゲン
プロフィール
- 生年月日
- 2000年05月26日 05歳
- 性別/毛色
- 牡/鹿毛
- 戦績
- 国内:28戦7勝
- 総収得賞金
- 287,166,000円
- 父
- Mt. Livermore(USA)
- 母 (母父)
- モーニングタイド(USA) by Seeking the Gold(USA)
- 馬主
- (株) サラブレッドクラブ・ラフィアン
- 生産者
- 松浦牧場 (新冠)
- 調教師
- 堀井 雅広
- 騎手
- 柴田 善臣
昨年に続き当レースを制覇した本馬のふるさとは新冠町新栄の松浦牧場。本馬はダービー卿CT(昨年4月)も制して重賞3勝目になるが、1年を経ての復活に牧場の喜びも大きい。
先代の松浦宏之氏から引き継ぐ2代目の快之(よしゆき)氏は、この日中山競馬場に駆けつけていた。「競馬場は悪天候で凄かったですよ。雷が鳴り、風が吹き付けていました。多くの出走馬が気を散らしている中で、本馬は落ち着いているので安心しましたが、この道悪で(優勝は)ダメかと思いましたね。善臣さん(柴田騎手)がほんとに上手く乗ってくれました。この1年は、なかなか勝てなかったので、このまま終わるのかという不安もありましたよ。この後、GⅠへ再挑戦すると聞いて、楽しみが出来ました。相手がいる事だし、スンナリとは行かないでしょうが、頑張って貰いたいです」と陣営への感謝も大きい。
本馬には1年間勝鞍が無かったが、その間、兄弟馬の活躍で牧場の表情は明るかった様子。本馬のファミリーの近況を聞いた。
母モーニングタイドは、松浦社長が米キーンランドのセリでSeekinng the Gold の血統が欲しいと落札した期待馬。父Mt.Livermore との受胎時に持込み馬として輸入され、同牧場で生まれたのが本馬だ。「背中からトモにかけて、しっかりとして、祖父とそっくりだった」(松浦社長談、昨年)と期待どおりの仔が産まれ活躍を続けているが、同牧場での第2仔が3歳半弟のシンメイレグルス(父ブライアンズタイム)で黒竹賞、昇竜Sを勝ち、こちらも活躍中。さらに2歳半弟のケイアイマイバッハ(父ブライアンズタイム)は、先週の札幌・コスモス賞で「応援に行きましたが、太かったですね」(社長)と惨敗(13着)したものの、デビュー戦で鮮やかに優勝して今後の活躍に注目は続く。また、1歳の半弟(父ボストンハーバー)も社長の期待馬で「今年デビューしているボストンハーバーの初産駒が走っているので楽しみ」と笑顔を見せる。ちなみに、’05サイアーランキング~ファーストシーズンサイアー(『JBIS 9月号』)によるとボストンハーバーはアグネスタキオンに続き第2位と好調だ。
1年ぶりに母モーニングタイドとボストンハーバーの半弟に会いに、松浦社長と放牧地に出た。
母はストームキャットを肌に入れる繁殖馬と一緒にいたが、松浦社長の姿を見ると走り寄ってきた。昨春、腸捻転で生死をさまよった事など忘れるような元気な姿を見せている。「あの時は大変でしたからね」と社長も愛情をこめて首指しを撫でている。
半弟は1歳の10頭ほどの仲間と中期育成中だが、さすがに一年経って、逞しくなった馬体を見せている。社長も「もう直ぐ浦河のトレーニングセンターに行き調教に入りますが、スピードのありそうな仔です」と期待は大きい。
本馬の今回の快挙は、兄として弟馬たちの勢いを加勢するのに充分な力となるはずだ。中山競馬の秋開幕を告げるハンデ重賞・京成杯AH(GIII)は、突然の豪雨と雷鳴の中、柴田善臣騎乗の3番人気マイネルモルゲン(牡5歳、父Mt. Livermore)が、逃げ込みを図るニシノシタンをゴール前でキッチリ差し切って優勝。昨年に続く連覇でマイル重賞3勝目を挙げた。
先代の松浦宏之氏から引き継ぐ2代目の快之(よしゆき)氏は、この日中山競馬場に駆けつけていた。「競馬場は悪天候で凄かったですよ。雷が鳴り、風が吹き付けていました。多くの出走馬が気を散らしている中で、本馬は落ち着いているので安心しましたが、この道悪で(優勝は)ダメかと思いましたね。善臣さん(柴田騎手)がほんとに上手く乗ってくれました。この1年は、なかなか勝てなかったので、このまま終わるのかという不安もありましたよ。この後、GⅠへ再挑戦すると聞いて、楽しみが出来ました。相手がいる事だし、スンナリとは行かないでしょうが、頑張って貰いたいです」と陣営への感謝も大きい。
本馬には1年間勝鞍が無かったが、その間、兄弟馬の活躍で牧場の表情は明るかった様子。本馬のファミリーの近況を聞いた。
母モーニングタイドは、松浦社長が米キーンランドのセリでSeekinng the Gold の血統が欲しいと落札した期待馬。父Mt.Livermore との受胎時に持込み馬として輸入され、同牧場で生まれたのが本馬だ。「背中からトモにかけて、しっかりとして、祖父とそっくりだった」(松浦社長談、昨年)と期待どおりの仔が産まれ活躍を続けているが、同牧場での第2仔が3歳半弟のシンメイレグルス(父ブライアンズタイム)で黒竹賞、昇竜Sを勝ち、こちらも活躍中。さらに2歳半弟のケイアイマイバッハ(父ブライアンズタイム)は、先週の札幌・コスモス賞で「応援に行きましたが、太かったですね」(社長)と惨敗(13着)したものの、デビュー戦で鮮やかに優勝して今後の活躍に注目は続く。また、1歳の半弟(父ボストンハーバー)も社長の期待馬で「今年デビューしているボストンハーバーの初産駒が走っているので楽しみ」と笑顔を見せる。ちなみに、’05サイアーランキング~ファーストシーズンサイアー(『JBIS 9月号』)によるとボストンハーバーはアグネスタキオンに続き第2位と好調だ。
1年ぶりに母モーニングタイドとボストンハーバーの半弟に会いに、松浦社長と放牧地に出た。
母はストームキャットを肌に入れる繁殖馬と一緒にいたが、松浦社長の姿を見ると走り寄ってきた。昨春、腸捻転で生死をさまよった事など忘れるような元気な姿を見せている。「あの時は大変でしたからね」と社長も愛情をこめて首指しを撫でている。
半弟は1歳の10頭ほどの仲間と中期育成中だが、さすがに一年経って、逞しくなった馬体を見せている。社長も「もう直ぐ浦河のトレーニングセンターに行き調教に入りますが、スピードのありそうな仔です」と期待は大きい。
本馬の今回の快挙は、兄として弟馬たちの勢いを加勢するのに充分な力となるはずだ。中山競馬の秋開幕を告げるハンデ重賞・京成杯AH(GIII)は、突然の豪雨と雷鳴の中、柴田善臣騎乗の3番人気マイネルモルゲン(牡5歳、父Mt. Livermore)が、逃げ込みを図るニシノシタンをゴール前でキッチリ差し切って優勝。昨年に続く連覇でマイル重賞3勝目を挙げた。