2008年02月09日 小倉大賞典 Jpn3
優勝馬:アサカディフィート
プロフィール
- 生年月日
- 1998年03月26日 10歳
- 性別/毛色
- せん/黒鹿毛
- 戦績
- 国内:69戦11勝
- 総収得賞金
- 465,642,000円
- 母 (母父)
- スプリームクィーン(USA) by Alydar(USA)
- 馬主
- 林 順子
- 生産者
- 協和牧場 (新冠)
- 調教師
- 鶴留 明雄
- 騎手
- 中舘 英二
昨年に引き続いて同レース2連覇を果たした本馬だが、10歳の最高齢重賞制覇の記録付とは思えない剛脚を繰り出しての快勝だった。
新冠町明和にある協和牧場の繁殖分場の中川場長は、本馬が産まれた年に同牧場に来て本馬の活躍を見続けている。今でも、この剛脚が健在であると知っている一人だ。
今回のレースは、5名のスタッフと一緒に牧場事務所で応援していたそうだ。「前走(中山金杯)は競馬場まで応援に行っていたのだけれど、やはりケツから行って縦長の展開になって追いつけなかった。今回は先に行く馬群が団子状態になっていたので、もしかしたらと思っていたよ。みんなも馬の脚は分かっているから、直線で追い上げてきた時は立ち上がって大きな声を出していた。期待はしていてもやっぱりビックリだね。本当に頑張ってくれる。仕事の張り合いになっていますよ。」と愛馬を賞賛する。
本馬の母スプリームクィーン(母の父Alydar)は米国から繁殖馬として輸入されたが、日本で競走馬となった近親にはマチカネジンダイコ(淀短距離S)などの名前が見られる。米国で5仔、同牧場で7仔生産した後、本馬を最後に同町内の駒沢明憲さんに移動して6仔と生涯18頭の生産馬を持つ。25歳になった母は、3年前に老衰死していた。駒沢さんの話によると最後まで健康な母親で幼駒の面倒見の良い馬だったという。
協和牧場はオーナーブリーダーの牧場、改めて牧場の概要を紹介いたします。
オーナーは九州の方で昭和48年に、この明和で創業。間もなく同町西泊津に育成トレーニング場を開設して本格的に競走馬づくりを始めている。かつては、キョウワサンダー(エリザベス女王杯)、キョウワホウセキ(東京新聞杯など)、キングヘイロー(高松宮記念など)を輩出して、昨年はキョウワロアリングで北九州記念を制している。生産馬の重賞制覇は11回。繁殖牝馬は30頭、スタッフは繁殖・育成場あわせて15名ほど。
最後に中川場長は「本馬はセン馬なので走り続けるしかありません。毎年、夏には牧場に戻って休養をとっているので、まだまだ頑張れるでしょう。これからもファンの方をビックリさせて欲しいですね。」とエールを送っていた。
新冠町明和にある協和牧場の繁殖分場の中川場長は、本馬が産まれた年に同牧場に来て本馬の活躍を見続けている。今でも、この剛脚が健在であると知っている一人だ。
今回のレースは、5名のスタッフと一緒に牧場事務所で応援していたそうだ。「前走(中山金杯)は競馬場まで応援に行っていたのだけれど、やはりケツから行って縦長の展開になって追いつけなかった。今回は先に行く馬群が団子状態になっていたので、もしかしたらと思っていたよ。みんなも馬の脚は分かっているから、直線で追い上げてきた時は立ち上がって大きな声を出していた。期待はしていてもやっぱりビックリだね。本当に頑張ってくれる。仕事の張り合いになっていますよ。」と愛馬を賞賛する。
本馬の母スプリームクィーン(母の父Alydar)は米国から繁殖馬として輸入されたが、日本で競走馬となった近親にはマチカネジンダイコ(淀短距離S)などの名前が見られる。米国で5仔、同牧場で7仔生産した後、本馬を最後に同町内の駒沢明憲さんに移動して6仔と生涯18頭の生産馬を持つ。25歳になった母は、3年前に老衰死していた。駒沢さんの話によると最後まで健康な母親で幼駒の面倒見の良い馬だったという。
協和牧場はオーナーブリーダーの牧場、改めて牧場の概要を紹介いたします。
オーナーは九州の方で昭和48年に、この明和で創業。間もなく同町西泊津に育成トレーニング場を開設して本格的に競走馬づくりを始めている。かつては、キョウワサンダー(エリザベス女王杯)、キョウワホウセキ(東京新聞杯など)、キングヘイロー(高松宮記念など)を輩出して、昨年はキョウワロアリングで北九州記念を制している。生産馬の重賞制覇は11回。繁殖牝馬は30頭、スタッフは繁殖・育成場あわせて15名ほど。
最後に中川場長は「本馬はセン馬なので走り続けるしかありません。毎年、夏には牧場に戻って休養をとっているので、まだまだ頑張れるでしょう。これからもファンの方をビックリさせて欲しいですね。」とエールを送っていた。