2005年03月27日 高松宮記念 G1
優勝馬:アドマイヤマックス
プロフィール
- 生年月日
- 1999年04月10日 06歳
- 性別/毛色
- 牡/鹿毛
- 戦績
- 国内:17戦4勝
- 総収得賞金
- 352,441,000円
- 母 (母父)
- ダイナシユート by ノーザンテースト(CAN)
- 馬主
- 近藤 利一
- 生産者
- ノーザンファーム (早来)
- 調教師
- 橋田 満
- 騎手
- 武 豊
【取材先:アドマイヤマックス号の生産者・ノーザンファーム(事務局)】
―――― 外から豪快な差し切りで悲願のGⅠ初制覇、本当におめでとうございます。生産者としても色々な思い入れもある一頭かと思います。まずは今のお気持ちをお聞かせ下さい。
(スタッフ)ありがとうございます。このレースの優勝は本当にうれしく思います。同時に菊花賞で2番人気に支持された本馬がスプリンターのGⅠレースを征したことで、競馬の不思議さも感じました。まあそれだけ早い時期から嘱望されていた馬なのでしょうが。
―――― 続いてレースを振り返りたいと思います。過去のこのレースをみても不利とされる外枠でしたが、結果的にはこの枠順が大きく勝利に影響しましたね。ジョッキーの好判断も光りましたが、スタートしてから、道中、そしてゴールの瞬間まで、どのようなお気持ちの運びでしたか?
(スタッフ)確かに中京の短距離戦で枠順が云々されましたが、かえってふんぎりがついて人馬ともリラックスしたレース運びになったような気もします。やはりそんなムードつくりの出来る武ジョッキーは素晴らしいですね。レース全体を通じて4角から直線を向いて馬場の一番良いところをロスなく走り抜けることができたのもラッキーでしたね。
―――― 昨年10月に富士Sを勝利された際に「力があるのは十分わかっているので、あとはGⅠを勝ちきるだけの運が備わってくれば・・・」とおっしゃっていましたが、今回は正にその運も引き付けての勝利だったかと思いますが如何でしょうか。
(スタッフ)そのとおりだと思います。一流馬同士の決戦、各馬力量の拮抗した中で勝利を手にするには、ステップレースも含め常に好状態を維持していかなくてはならない馬の気力体力と厩舎スタッフ方々の努力を感じた一戦でした。
―――― 今年に入ってから、特にこの2・3月と生産馬が毎週のように中央の重賞で大活躍をされていますね。また今回本年最初のGⅠ勝ちに牧場の士気も益々高まっている事と思いますが、レース後の喜びの様子や、現在の牧場の様子(シーズン)などを教えて下さい。
(スタッフ)お陰さまでこのインタヴューを受ける回数も多く、牧場職員一同毎週とても嬉しく思っています。またこの時期はお産に種付け、そして2歳馬の調教レベルアップ等、様々なセクションで牧場内は緊張感が漂っています。そんな折に優勝の声を聞くのは大きな励みにもなり、より真摯に目の前の作業に取り組まなくてはと思っています。
―――― さて、最後になりますが、次はマイルのGⅠ制覇も目標となりますね。東京コースのマイルは相性が良いようですので、安田記念が楽しみですが、これからの本馬には、どのような活躍を期待されていますか?
(スタッフ)次走からは目標とされる立場になりますが、これまでのキャリアと当牧場きっての血統の底力に磨きをかけて頑張って欲しいと思います。
―――― ご協力ありがとうございました。これからも無事に益々ご活躍されることを心よりお祈り申し上げます。
第35回高松宮記念(GI)は、4番人気で武豊騎乗のアドマイヤマックス(牡6歳、父サンデーサイレンス)が直線で馬場の中央を割って抜け出すと、2着キーランドスワンに2馬身半差をつけて快勝。6歳にして念願のGI初制覇を果たした。
―――― 外から豪快な差し切りで悲願のGⅠ初制覇、本当におめでとうございます。生産者としても色々な思い入れもある一頭かと思います。まずは今のお気持ちをお聞かせ下さい。
(スタッフ)ありがとうございます。このレースの優勝は本当にうれしく思います。同時に菊花賞で2番人気に支持された本馬がスプリンターのGⅠレースを征したことで、競馬の不思議さも感じました。まあそれだけ早い時期から嘱望されていた馬なのでしょうが。
―――― 続いてレースを振り返りたいと思います。過去のこのレースをみても不利とされる外枠でしたが、結果的にはこの枠順が大きく勝利に影響しましたね。ジョッキーの好判断も光りましたが、スタートしてから、道中、そしてゴールの瞬間まで、どのようなお気持ちの運びでしたか?
(スタッフ)確かに中京の短距離戦で枠順が云々されましたが、かえってふんぎりがついて人馬ともリラックスしたレース運びになったような気もします。やはりそんなムードつくりの出来る武ジョッキーは素晴らしいですね。レース全体を通じて4角から直線を向いて馬場の一番良いところをロスなく走り抜けることができたのもラッキーでしたね。
―――― 昨年10月に富士Sを勝利された際に「力があるのは十分わかっているので、あとはGⅠを勝ちきるだけの運が備わってくれば・・・」とおっしゃっていましたが、今回は正にその運も引き付けての勝利だったかと思いますが如何でしょうか。
(スタッフ)そのとおりだと思います。一流馬同士の決戦、各馬力量の拮抗した中で勝利を手にするには、ステップレースも含め常に好状態を維持していかなくてはならない馬の気力体力と厩舎スタッフ方々の努力を感じた一戦でした。
―――― 今年に入ってから、特にこの2・3月と生産馬が毎週のように中央の重賞で大活躍をされていますね。また今回本年最初のGⅠ勝ちに牧場の士気も益々高まっている事と思いますが、レース後の喜びの様子や、現在の牧場の様子(シーズン)などを教えて下さい。
(スタッフ)お陰さまでこのインタヴューを受ける回数も多く、牧場職員一同毎週とても嬉しく思っています。またこの時期はお産に種付け、そして2歳馬の調教レベルアップ等、様々なセクションで牧場内は緊張感が漂っています。そんな折に優勝の声を聞くのは大きな励みにもなり、より真摯に目の前の作業に取り組まなくてはと思っています。
―――― さて、最後になりますが、次はマイルのGⅠ制覇も目標となりますね。東京コースのマイルは相性が良いようですので、安田記念が楽しみですが、これからの本馬には、どのような活躍を期待されていますか?
(スタッフ)次走からは目標とされる立場になりますが、これまでのキャリアと当牧場きっての血統の底力に磨きをかけて頑張って欲しいと思います。
―――― ご協力ありがとうございました。これからも無事に益々ご活躍されることを心よりお祈り申し上げます。
第35回高松宮記念(GI)は、4番人気で武豊騎乗のアドマイヤマックス(牡6歳、父サンデーサイレンス)が直線で馬場の中央を割って抜け出すと、2着キーランドスワンに2馬身半差をつけて快勝。6歳にして念願のGI初制覇を果たした。