2008年04月27日 アンタレスS G3
優勝馬:ワンダースピード
プロフィール
- 生年月日
- 2002年03月15日 06歳
- 性別/毛色
- 牡/黒鹿毛
- 戦績
- 国内:30戦8勝
- 総収得賞金
- 418,456,000円
- 母 (母父)
- ワンダーヘリテージ(USA) by Pleasant Tap(USA)
- 馬主
- 山本 信行
- 生産者
- フクダファーム (三石)
- 調教師
- 羽月 友彦
- 騎手
- 小牧 太
生産牧場のフクダファームは、新ひだか町の三石清瀬にある。
国道235号線から鳧舞(ケリマイ)川沿いに、車で20分ほど奥に入ったところで、手前には三石川上牧場(カワカミプリンセス)、小河豊水牧場(マイネルシーガル)などがある。繁殖牝馬11頭を飼養する家族経営の牧場で、代表は創業者の福田清さんだが現在は息子さんの真一さんが中心となっている。生産馬では過去にユーワフォルテが新潟大賞典を制しているが、本馬の重賞制覇は18年ぶりの快挙となった。
飼養馬の出産は無事にすべて終わったそうだが、現在は、残り2頭の種付に追われているという福田真一さんに、京都まで愛馬の応援に行く時間は無く自宅での応援となった。
厩舎の前で作業中だった福田さんに、取材のお願いをするとニコリと笑顔を見せ、手を休めてくれた。「とにかくメンバーが揃っていたし、休養明けだから勝てるレースだと思いませんでしたので、掲示板に載れば良いという気持ちで気楽にテレビを見ていました。4コーナーを回って好位置に着けていたので掲示板はいけると喜んでいたら頑張って勝ってくれましたね。久し振りの重賞優勝だったので嬉しかったですよ。父親のときから30年来お世話になっている馬主さん(山本信行氏)に恩返しが出来ましたし、最近は仲間の祝勝会ばかりに行っていたのが、今回は、みんながお祝いに来てくれました。ようやくお鉢が回ってきましたよ。」と歯切れ良く喜びを語る。
本馬の母はワンダーヘリテージ(母の父 Preasant Tap)。馬主の山本信行氏が競走馬として米国より輸入、中央で2戦したのちに同牧場に預託され繁殖牝馬として繋養されている。兄弟には、中央で2勝を上げた半兄ワンダーゼネラス(父 ジェネラス)や半弟に中央で活躍中のワンダーグラス(父 グラスワンダー)がいる。今年は、父オペラハウスの牡馬が産まれ放牧地で馬格のある姿を見せていた。
同牧場は鳧舞川の上流で山も迫っている地域にある。 広い放牧地には、丁寧にネットが張り巡らせられて、夜間放牧にも安全対策が取られているようだが、福田さんは「ここら辺は、川下と違って夏の日中は凄く暑くなりアブも多くてね。最近、夜間放牧がはやっているけど、うちはアブを避けるために昔から夜にしか放牧出来なかったんですよ。結果的には良いことをしていたのですね。」と笑う。
遅咲きながら、ダート戦線の強豪を破り、一躍スターになった本馬には秋のGⅠへの期待が掛かる。福田さんは「本馬は3歳の秋に未勝利をようやく勝ちあがり、スタートも遅かったですが、前走の阪神でレーコード(2千ダート2分1秒0)を出したし、これからが楽しみですね。」と夢は大きく膨らんだ様子だった。
国道235号線から鳧舞(ケリマイ)川沿いに、車で20分ほど奥に入ったところで、手前には三石川上牧場(カワカミプリンセス)、小河豊水牧場(マイネルシーガル)などがある。繁殖牝馬11頭を飼養する家族経営の牧場で、代表は創業者の福田清さんだが現在は息子さんの真一さんが中心となっている。生産馬では過去にユーワフォルテが新潟大賞典を制しているが、本馬の重賞制覇は18年ぶりの快挙となった。
飼養馬の出産は無事にすべて終わったそうだが、現在は、残り2頭の種付に追われているという福田真一さんに、京都まで愛馬の応援に行く時間は無く自宅での応援となった。
厩舎の前で作業中だった福田さんに、取材のお願いをするとニコリと笑顔を見せ、手を休めてくれた。「とにかくメンバーが揃っていたし、休養明けだから勝てるレースだと思いませんでしたので、掲示板に載れば良いという気持ちで気楽にテレビを見ていました。4コーナーを回って好位置に着けていたので掲示板はいけると喜んでいたら頑張って勝ってくれましたね。久し振りの重賞優勝だったので嬉しかったですよ。父親のときから30年来お世話になっている馬主さん(山本信行氏)に恩返しが出来ましたし、最近は仲間の祝勝会ばかりに行っていたのが、今回は、みんながお祝いに来てくれました。ようやくお鉢が回ってきましたよ。」と歯切れ良く喜びを語る。
本馬の母はワンダーヘリテージ(母の父 Preasant Tap)。馬主の山本信行氏が競走馬として米国より輸入、中央で2戦したのちに同牧場に預託され繁殖牝馬として繋養されている。兄弟には、中央で2勝を上げた半兄ワンダーゼネラス(父 ジェネラス)や半弟に中央で活躍中のワンダーグラス(父 グラスワンダー)がいる。今年は、父オペラハウスの牡馬が産まれ放牧地で馬格のある姿を見せていた。
同牧場は鳧舞川の上流で山も迫っている地域にある。 広い放牧地には、丁寧にネットが張り巡らせられて、夜間放牧にも安全対策が取られているようだが、福田さんは「ここら辺は、川下と違って夏の日中は凄く暑くなりアブも多くてね。最近、夜間放牧がはやっているけど、うちはアブを避けるために昔から夜にしか放牧出来なかったんですよ。結果的には良いことをしていたのですね。」と笑う。
遅咲きながら、ダート戦線の強豪を破り、一躍スターになった本馬には秋のGⅠへの期待が掛かる。福田さんは「本馬は3歳の秋に未勝利をようやく勝ちあがり、スタートも遅かったですが、前走の阪神でレーコード(2千ダート2分1秒0)を出したし、これからが楽しみですね。」と夢は大きく膨らんだ様子だった。