2007年02月17日 クイーンC Jpn3
優勝馬:イクスキューズ
プロフィール
- 生年月日
- 2004年04月30日 03歳
- 性別/毛色
- 牝/鹿毛
- 戦績
- 国内:7戦3勝
- 総収得賞金
- 152,481,000円
- 母 (母父)
- クリスティキャット(USA) by Majestic Light(USA)
- 馬主
- 岡田 繁幸
- 生産者
- ビッグレッドファーム (新冠)
- 調教師
- 藤沢 和雄
- 騎手
- 北村 宏司
ビッグレッドファームの生産馬としては、今年の最初の重賞優勝馬となる。
マイネル・マイネ・コスモの冠名で活躍馬の名前を挙げるのも枚挙に暇が無いが、牧場の規模も日高では最大級になっている。新冠町のビッグレッドファーム明和は同グループの中心的な存在で繁殖・育成・調教・スタリオンを行なっており、静内の真歌トレーニングパーク(育成・調教)、ビッグレッドファーム浦和(繁殖・育成)や、近年、規模を拡大している新冠町のコスモヴューファームは育成と共に繁殖の拠点になりつつある。現在は、総面積は400ha以上で所有繁殖牝馬120頭、種牡馬9頭、で育成馬、現役馬を含めると総飼養頭数は500頭ほどになる。
同グループを率いる岡田繁幸氏より代表を引き継いだ長男の紘和さんから、本馬の重賞初制覇について話をお聞きしました。
「やっと来た、という感じですね。少し掛かり癖のある馬で、距離が長いと思いましたが、抑える競馬を覚えて思った以上に強い勝ち方をしてくれましたね。先生(藤沢和雄調教師)がクラシック戦線を見据えて癖を直してくれたお陰です。これからが楽しみになりましたよ。」といつものように穏やかな笑顔を見せる。
また、冠名のつかない本馬の馬名にはエピソードがある。「実は、1歳の夏まで、この牧場で育てていたのですが、牝馬でもあり一度手放してしまった馬なんですよ。それが、次の年の、ひだかトレーニングセールに上場された時に見たら凄く良い馬でね、父がどうしても買い戻したいと競り合って戻って来た馬です。父は本馬やスタッフに対して大変申し訳ないことをしたとお詫びをする意味で‘イクスキューズ(ミー)’と命名して自分の持ち馬としたのです。父が改めて期待している1頭ですよ。」と笑う。
本馬の母クリスティキャット(母の父 Majestik Light)は、米国でGⅠなど重賞を5勝あげて、5仔ほど出産した後に輸入され日本で2頭出産した後に同牧場に導入された。紘和さんは「血統も良いし、母も活躍して期待したのですが兄弟の成績が今ひとつだったので母も手放してしまいました。将来、本馬が戻って血統後継馬になってくれるでしょう。」と期待をつなぐ。
先日の15日には、ビッグレッドファームで生産者向けの展示会が行なわれましたが、展示会後、初産駒が今年デビューとなるアグネスデジタルの2歳馬の調教も公開されました。6頭の調教馬は明和の坂路を51~52秒台で駆け上がり、併せた古馬に楽々と先着して見守った生産者たちを唸らせていました。
益々充実してきた同牧場の競走馬づくりに、今年は更なる期待がかかる。
※母馬は居ないので、今日のビッグレッドファームのスケッチ写真を掲載いたしました。
マイネル・マイネ・コスモの冠名で活躍馬の名前を挙げるのも枚挙に暇が無いが、牧場の規模も日高では最大級になっている。新冠町のビッグレッドファーム明和は同グループの中心的な存在で繁殖・育成・調教・スタリオンを行なっており、静内の真歌トレーニングパーク(育成・調教)、ビッグレッドファーム浦和(繁殖・育成)や、近年、規模を拡大している新冠町のコスモヴューファームは育成と共に繁殖の拠点になりつつある。現在は、総面積は400ha以上で所有繁殖牝馬120頭、種牡馬9頭、で育成馬、現役馬を含めると総飼養頭数は500頭ほどになる。
同グループを率いる岡田繁幸氏より代表を引き継いだ長男の紘和さんから、本馬の重賞初制覇について話をお聞きしました。
「やっと来た、という感じですね。少し掛かり癖のある馬で、距離が長いと思いましたが、抑える競馬を覚えて思った以上に強い勝ち方をしてくれましたね。先生(藤沢和雄調教師)がクラシック戦線を見据えて癖を直してくれたお陰です。これからが楽しみになりましたよ。」といつものように穏やかな笑顔を見せる。
また、冠名のつかない本馬の馬名にはエピソードがある。「実は、1歳の夏まで、この牧場で育てていたのですが、牝馬でもあり一度手放してしまった馬なんですよ。それが、次の年の、ひだかトレーニングセールに上場された時に見たら凄く良い馬でね、父がどうしても買い戻したいと競り合って戻って来た馬です。父は本馬やスタッフに対して大変申し訳ないことをしたとお詫びをする意味で‘イクスキューズ(ミー)’と命名して自分の持ち馬としたのです。父が改めて期待している1頭ですよ。」と笑う。
本馬の母クリスティキャット(母の父 Majestik Light)は、米国でGⅠなど重賞を5勝あげて、5仔ほど出産した後に輸入され日本で2頭出産した後に同牧場に導入された。紘和さんは「血統も良いし、母も活躍して期待したのですが兄弟の成績が今ひとつだったので母も手放してしまいました。将来、本馬が戻って血統後継馬になってくれるでしょう。」と期待をつなぐ。
先日の15日には、ビッグレッドファームで生産者向けの展示会が行なわれましたが、展示会後、初産駒が今年デビューとなるアグネスデジタルの2歳馬の調教も公開されました。6頭の調教馬は明和の坂路を51~52秒台で駆け上がり、併せた古馬に楽々と先着して見守った生産者たちを唸らせていました。
益々充実してきた同牧場の競走馬づくりに、今年は更なる期待がかかる。
※母馬は居ないので、今日のビッグレッドファームのスケッチ写真を掲載いたしました。